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術後1年から2年の最近のブログ記事

[人工関節] ブログ村キーワード

2008年6月、人工股関節置換術を受けて1年と11ヶ月経過しました。
今日は久しぶり(3ヶ月ぶり)の定期受診☆

診察前に右股関節の単純写真(2方向)撮影。
技師さんも「いつものようにコレに着替えてね」と言ってくれる。
検査着に着替えるのは少々手間ですが、裸のままよりはずっといいです。

単純写真上は全く問題ない、とのこと。
2週間前に、雨で濡れた玄関先の会談でサンダルを滑らせて「こけた」ことを
正直に申告する。
ほぼ両膝を同時につく感じで前のめりに転倒してしまい、1週間くらいは
青あざが残っていました・・・
が、股関節自体の痛みはなく、おそらく心配ないだろうとのこと。
少し前までの私なら飛んで行ってた所だけど、2週間放置なんて、だいぶ
余裕が出てきたのかな、と思う。

プールに言った後は筋肉が引きつっるような痛みが起こる。
筋肉痛とはちょっと違うような感覚だけど、言葉で表現するのは難しい。

「だいぶ慣れてきた?」

「はい。この左(股関節)さえ動けば完璧です!」

「ははは・・・」

固定術というのはあまりメジャーな手術法ではない、ということはわかってる。
今、もし、当時の(左股関節固定前)状態での私を診たなら・・・という仮定の話で
「おそらく人工関節を勧めてただろうな」と。

人工関節の技術も日々進歩している。
少し前までは人工関節の寿命は10年から15年。今はもっと伸びている。
しかしセメントレスの関節に関してはまだ十分なデータが得られていない。

「人工関節の緩みは突然症状として出てくるのですか?」
私の年令では、緩みで再置換と言うよりは、軟骨部分に当たる素材の
磨耗が原因となるだろうとのこと。
その素材自体も、以前は1年に1mm磨り減るとされていたが、いまはその十分の一
にまでなっているらしい。

「しゃがみ込みによる負担や動きの多さも関係しますよね」
う?ん、その通りかな?。
だからと言って大事大事にして制限を多くするのはどうか?

「小走りできます、したらダメと思いつつ^^;」
そうかぁ、と笑顔で。
あかんことはないと思うよ、と。
アメリカではゴルフやスポーツを楽しむ人も多いらしい。

女の人には固定術は不便が多いからなぁ・・・と。
外転・屈曲位で固定することにより左足がやや短くなることで
右の膝にも負担がかかりやすくなる。
膝や腰が更に調子悪くなることがアルなら、その原因は明らかに
左股関節を固定していることだから、そうなると膝や腰の治療より
固定した股関節を人工関節に変えることが先になる。
やってみるか?

う?ん・・・やりたい気持ちはいっぱいあるし、両股関節が動くなんて
まるで夢のような話だ。
ネックは・・・仕事です。急には辞められない。休職もまず無理。

ぼくが今55歳やから・・・まぁあと10年くらいしか手術はできんぞー
と言われる。
「そんなん困ります・・・」

右股関節の再置換術はまずお願いすることは無理だろう。
でも先生の在職中にぜひ左の人工関節置換術はお願いしたいところだ。

この先何十年生きるか、数年しか生きられないか、なんて誰にもわからない。
でもやっぱり「今」が大切なことには変わりない。

「言ったらなんやけどなぁ・・・」
「え?」
「ぽちゃぽちゃしたなぁ」
「・・・(ガーン!)」

たしかに
術後5kgも増えて、何着てもブサイクなのに困ってるのは私です><
でも痛みがなくなって夜も眠れるようになったし、鎮痛剤飲まなくなって
ご飯も美味しい・・・

「ま、ソレくらいまでならいいけどそれ以上太るなよ」
はい、重々承知しています。


あ?安心した、安心した
顔見るだけで安心できる。主治医マジックだ。


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前回同様のタイトルで記事を書いたのはちょうど去年の6月・・・この季節になると
足に疲労が溜まるのでしょうか???

おおきな「足のつり」でなくても、足の指やふくらはぎの前側などがつり始めると
治まるまでは眠れません(涙)

健康な足の人のように、自由自在に足の関節を駆使して「足のツリ」と反対方向に
筋肉を伸ばすなんてことができるはずもなく、最終シャワーへ走っていって(いえ実際は
走れませんが)熱々のお湯で温める・・・

この一連の作業で睡眠時間のうち約1時間は使います・・・はっきり言って朝がつらい><


今年も足のツリが始まり、主治医には土曜日しか会えないということもあって、近所にできた
整形外科にかかりました。

コレまで試したことがあるのは、テルネリンと芍薬甘草湯

常備薬として職場にも置いてあります(昼間に指がつることもあるので)

念のため腰のX線写真を確認して、物理療法(ウォーターベッドでのマッサージと下肢の
圧迫と温熱療法←名前は忘れた^^;)
それと今回初めてプロスタグランディンが処方されました

商品名はオパルモン
末梢の血流を改善させる目的です

コレを飲みはじめて足のツリはぴたりと治まりました
でもすごい倦怠感と眠気・・・
1日2回内服していたのですが、どうも血圧が少々下がり気味になっているようで
そのためのだるさだったのかな???

とりあえず(相談なく)勝手に1日1回夜のみの内服に変えてみて、乗り切れるくらいの
だるさに変わりました

ちなみにオパルモンに「足のツリ」なんて適応症はないので、カルテ上はおそらく
「腰部脊柱管狭窄症」位になっているのでは、と推測します

これから夏に向けて日中はエアコンの環境下での仕事になります
こうなると更に足の疲労度は高まり循環も悪くなってきます

もちろん薬にのみ頼らず、半身浴やストレッチ(できる範囲で)も続けていくつもり

だましだまし、いろんな症状とは付き合っていかないと・・・なのです


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人工股関節置換術を受けて1年と10ヶ月が経過しました。
ややもすると自分が手術を受けたことを忘れてしまいそうになるくらい、痛みから解放されています☆

例年より2週間ほど早い梅雨入りの影響で、庭の雑草たちが勢いづいてきました。
右隣は公園なのでいいのですが、左隣に数ヶ月前に新築&入居されたかたがいまして、雑草がはびこるのを見過ごすことも難しくなりました。

痛みが無くなったとはいえ、人工関節は脱臼予防のため屈曲は90度くらいまで、しかも左股関節が動かないことでしゃがむ姿勢はかなり無理があります。

で、考えたのが、「膝あて」

子どもがローラースケートをするときに膝に当ててるようなプラスティック製の園芸用膝当てを購入して、庭を「四つんばい」で移動します(笑)

股関節を過度に屈曲しないで、しかも低い姿勢をとるにはこれしかない!ってわけ^^;

この姿勢も長く続けると腰が痛くなってくるのですが、幸い我が家の庭は猫の額ほど。
1時間くらいの作業なら、立ったりしゃがんだりしながら何とかこなせます。

私の右足はハムストリングさえ伸びればどこまででも屈曲しそうな勢い。
膝を曲げた状態でも、人工の右股関節はおそらく90度は軽く曲がってるかな?

左股関節を人工に変えれば正座も楽勝なように思います。^^

楽勝だからと何でも空き勝手やっていいわけでもなく、座位やしゃがみこみ姿勢からの立ち上がりには股関節にかなりの負担がかかっていくこともちゃんと心に留めて自覚しておかないと!

そういうわけで、庭の雑草たちはまだまだ・・・いっぱい残ってるのですが?><

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一週間ほど前から手首に痛み・・・
仕事中ペンを持つ手に力が入らなかったり、筆圧が加えられなかったり
血圧計のカフは左手で加圧するようにしていました。

運転中も少し気になるので、近所の整形外科に

両手首の2方向を撮影して
「所見なし」
う?ん・・・
てっきり負担をかけていることでの変形か?!と思ってた。
安心していいのか悪いのか・・・

症状が持続的でなく、消失することもアルというので
タイトルのような「後骨間神経」の圧迫かな、という話になりました。
これは橈骨神経から別れて手首のほうに行く神経で、これが麻痺すると
手の指が背側に上がらなくなるそうです。

麻痺症状もないし、痛みが出たときにひじの辺りに貼っておいて?と
外用剤が処方されました。ついでに希望でロキソニンも頂きました。

あまりひじ周辺を圧迫したような覚えはないのだけれど、普段の生活を
ちょっと見直してみるにはいい機会だと・・・

来週からは4月
そろそろ主治医の診察に行く時期です。

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関節痛の悪循環

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股関節が悪い
  ↓
?歩き方が悪いことで腰痛

?疼痛のため庇うことで反対側に負担がかかり更に足の痛み

?悪化した股関節を固定

?更に腰痛悪化(座位困難、起立姿勢不安定、固定関節の代償としての働き)

?関節固定と腰痛のため動きをカバーするため肩関節に負担

?同様に膝関節に負担

?固定と反対側股関節の人工化

?人工関節を守ろうと負担を軽減させるべく膝・肩関節に負荷→痛み

?膝・肩関節の痛みから負荷軽減できず股関節に再び負担

そしてこの先どうなっていくのか、悪循環に終わりはないのか?

20代の頃、一番心配していたのは中年以降の肥満
その頃はまさか自分が太るなんて・・・と信じがたく、しかし自分の意志の弱さも熟知していたわけで
心配が今まさに現実になりつつあるという悲しさ

手術前に比べて6kgは増えている

運動・・・散歩ダメ
ストレッチ・・・左股関節固定のため不可能
筋トレ・・・各関節にガタがきているので無理できない

推奨されるのは水中歩行のみ
しかし腰痛のためお休みすることがほとんど

いろんなことがたまってストレスでやや過食傾向になりがち

まさにコチラも悪循環突入の兆しだ

この心と体の悪循環
さてどうやって断ち切っていくか?

人工股関節置換術後1年と半、経過しました

手術を受ける直接のきっかけとなったHさんに初めて会ったのは今から1年と8ヶ月前
その頃のHさんがまさに術後1年半でした!

あの出会いがなければ今のわたしは・・・どうだったんだろ?
きっと仕事もできず(痛みと歩行困難のため)家でフツフツとした日々?
考えるだけでぞっとする・・・

Hさんに出会い、M先生に出会い、まわりの皆さんの支えがあり、今の自由なわたしがいます
感謝!感謝!


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


毎月恒例、土曜日の主治医訪問です
今回は珍しく、大した不調もなく
「お正月どうだった?」
の問いに、ネガティブな返答をせずにすみました(笑)

3ヶ月ぶりに右股関節2方向のX線写真撮影

セメントレスの人工関節は、術後荷重をかけることがものすごく慎重にゆっくり行われることで、精神的にはきつかった・・・
でもステムに施された特殊加工(ハイドロキシアパタイトとかいろいろいってました)にどんどん自骨が侵食していく形で隙間なく合体し、人工物と自骨の安定が保たれるらしいです
ステムに刻み込まれている印がずれていないことも確認
切り取った骨頭から作った臼蓋形成部分もだいぶ白くなってきていて心配ない、と

思わず
「よかったぁ?」
と笑顔のわたし。M先生も「心配するな」とぽんと肩をたたいてくれる

ほんとうれしい

主治医の一言でわたしの気持ちはすすんでいく

普段ネガティブなわたしだけど、影響されやすいことが幸いすることもアル


よし!と自分に気合を入れて、残す課題は「ウエイトコントロール」だけだ!
・・・心に思ったとたんちょっとくじけ始めたのは気のせい?か?

寒くて腰の調子もいまひとつなので、もう少し暖かくなるまでは筋トレをがんばることにしよう!
あいかわらず自分に甘いわ^^;

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るん♪るん♪

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嬉しいんです!

普通(のようにきれいにではないけれど)に歩けること!

移動に伴う痛みのせいで何の動作をするにも苦痛を感じる、なんてことのないこと!

ちょっとだけ小走りしてみたりできること!

1日に何回も階段を上がったり降りたりできること!


健康な人には「なにが?」的ななんでもない普通のことが
苦痛を伴わずにできることの喜び・・・

あぁ・・・わたしはほんとにしあわせだぁ

この関節に寿命があろうとなかろうと
とにかく今のわたしはしあわせなのです

人工股関節置換術を受けて1年と4ヶ月と少々
この「人工物」さんは体の中に異物があるということを私に感じさせることなく痛みを取り除いてくれてホントに感謝させられます。

が、感染・脱臼・ゆるみ、など、注意すべきこともたくさんある
今日はそのうちの脱臼について主治医に質問ぶつけてみました


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


夜間就寝するときの私の姿勢は
1.仰向けで膝の下にクッション
2.仰向けで両膝を曲げる
3.膝の間にクッションを挟んで膝を曲げ、右下で
の3パターンのうちのどれか、です。

腰や背中がどうしようもなくだるかったり痛かったりするときは、お腹の下にクッションを敷いてうつぶせになることのありますが、ソレも短時間。よけいに腰痛が増したり、下手すると顔がパンパンにむくんだりして大変なことになります(笑)

先に述べた3パターンのうち。「2」のときに起こること・・・
眠って筋肉の緊張がふるんでしまって、人工の右足が左足に触れるくらいに内側に倒れこんでくる!
普通に人工関節だけの人なら問題にならないようなことですが、左を「外転」「屈曲」位で固定している私の左足に触れるということは、右足がかなり内転してしまっている、ということ。

屈曲・内転は脱臼の危険、とよく本に書いてあります。
眠っていても冷や汗流す勢いで目が覚めて、あわてて膝の間にクッションを挟みこみます。

同じようなことがプールで歩いているときにも起こります。
横向きに歩いているときに先に進んだ左足に後から追いかける右足が触れるのです。時々。

日常的にそういうことがしばしば起こるので、かねてから
「人工股関節は何度くらい内転すると脱臼するんだろう?」
と疑問に思ってきました。

主治医にストレートに聞いてみると
「う?ん、むずかしいなぁ」と。

足の内転といっても、まっすぐに伸ばした足が内股になるのと、屈曲したままの状態でうち側に倒れこむのとでは、後者がずっと「悪い状態」なのだそうです。あ、もちろん脱臼ということに関して。
まさに私の状態だ。

たしかにそういう悪い状態にはなっているのだろう、と。でも筋肉がしっかりついて収縮していればソレが支えになって関節が脱臼することを防いでくれるので助かっているのだろう、ということです。
なるほど・・・
じゃあ、いまより筋肉が痩せたりするとかなりまずいってことなんだろうね。維持はもちろん、できるだけ筋力が衰えないように日々の努力が大切のようです。
昼間はともかく就寝中まで足がお行儀よくいてくれるはずもなく、ほんとビビリます(汗)

要するに、人によって筋肉の状態や関節の具合も違うから、何度以上はダメなんて数値で表すことは非常に難しい、ということみたいです。

膝が時折違和感があることも伝えておく。
固定術、あんたのせいなのさ、わかっちゃいるけどどうしようもない。

「でも、もし私があなたのパパなら」と先生。(パパって夫ってことみたい)
今現在痛みが取れて生活していくことにことさら大きな支障はない、という状況であれば、あえて次のこと(膝や固定した左股関節の人工化)を慌てて考える必要はないと思う、と。
さらに、手術を考えるのであれば、末梢からではなく中枢側からがいいこと。(股関節が原因で二次的に膝が傷んできているので先に膝を手術しても原因がそのまま残っていれば負担は変わらないので)

右股関節に続き、左股関節、左ひざ、右ひざ、と次々に人工関節に変わっていく自分を想像するとなんだか気味が悪い。

人工関節の寿命のことも考えると、と主治医が言うので
「そんなに長く生きられないかも知れませんから。それなら今のほうが大切です」
と答える。
頷きながらも、今大切なのは重いものを持たず、無理をせず、人工を大切にして少しでも長持ちさえることでもある、と言われる。
それもそうだ。
今が大切といいながら、もし90や100まで長生きしてしまったら、そこには寝たきりになった自分がいる。再置換術なんて1回か2回が限界だ。

あ?

人間の体は本当にありがたい。
ほんの一部人工に取り替えられただけで実感する。でも体中で一番大きな関節なんだよなぁ・・・

変形性股関節症による人工股関節置換術を受けて1年と2ヶ月余り

普段は手術したことを忘れるくらい調子が良いのだけれど、時々襲ってくる恐怖・・・
「痛み」です。怖いのはその原因が何か、ということ。
人工関節にゆるみがでるのでは?という恐怖。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


先々週、経験のないような痛みと踏ん張れない歩きにくさを体験したばかり・・・
仕事中に突然!同じような症状になって動けなくなりました。木曜の午後のこと。

1?2m先まで移動するのにも何かにつかまっていないと進めない状態。
右足を踏ん張ろうとすると、膝から股関節にかけて鋭い痛みが走り、怖くて体重をかけられないのです。
あわてて手持ちのロキソニンを2錠内服。すぐに治まるはずもなく、しばらくして恐怖の余りもう1錠追加で内服。こうなったらわらをもすがるような気持ちで、薬に走ってしまいます。

根本的な方法ではないとわかっていても、仕事中に急に動けなくなる!もしや人工関節のゆるみ!?などという恐怖と戦うためにはとりあえず痛みを除去したい・・・歩けるようになりたい・・・

手術前、慢性的な痛みに悩まされ、夜間も痛くて眠れないでいた頃でも、全く歩けないなんてことはなかった。手術を受けてしまったことで「後がない」的な追い詰められた状況だ。(手術前なら痛みが進行すれば手術すれば・・・という気持ちがあった)

1時間くらいしてなんとかかんとか歩けるようになり、その日は家でも安静にしていた。もちろん、薬(消炎鎮痛剤)は欠かさず飲んで。

翌日は仕事はヒマであったことも幸いして、半日の仕事もつつがなく終了。
更に翌日の今日、土曜日。怒られること覚悟で主治医の下へ・・・心なしかうつむき加減になってる私(苦笑)

カルテの前回受診の日付と壁のカレンダーを交互に何回か見てからこっちを向いて
「どした?」
と・・・

あ?
なんとなく顔を見るだけで安心してしまう、主治医マジック(笑)
いやいや、それではいかん
2日前に起こった症状と、人工関節が緩んでいるのではないかという不安を細かに述べる。
今日の主治医は優しかった。
ベッドで足の動きと痛みの有無をチェックし、2週間前に撮影した股関節のX線写真を詳細に説明し、なんとか私の不安を取り除こうとしてくれる(ように感じた)。
人工と骨の間に隙間が全くなく、互いにきれいにかみ合っていること。骨頭の人工軟骨部が磨り減ると画像上どう写し出されるかを説明してくれ、その兆候など全くないこと。診察で関節の動きや痛みの有無から、緩みの問題はなく、画像上も実際の私の人工関節の動きも「excellent」であると笑顔で表現する。
なんだか心がほわ?っとゆるんでくるのを感じた。

「(私の)性格がまだ十分把握できてはいないが」
という前置きで、おそらく仕事で無意識に動きすぎ(内転や外転なども含め)て関節周囲の筋肉や腱に負担がかかってそれが痛みとなって現れているのだろう、と。
左股関節が動かないことで、中腰やしゃがみこみの時には普通の2倍の負担がかかる。
結局は自分で意識して、動きをゆっくりするとか、負担がかからないような姿勢や動き方を注意していかなければならないってことのようです。

わかってはいる・・・つもりだけれど、実際仕事をしていると痛みがなくなった分つい無理をしてしまう。健康な体になったわけではないのに・・・

病気のない、障害のない人間の体はほんとに機能的で有能だ。
サイボーグ化の始まった私にとっては(後には左股関節も、そしておそらくは膝の関節も人工関節に変わると思われるので)そんな健康な体がうらやましい。

私の年齢を確認して
「50歳になったら左も人工関節にしよう」
と言ってくれる。
「先生そのときは(手術を)やってくれるんですか」
と返すと
「もう54よ!8年先には定年して気力も失ってそれこそボケてしまってるかもしれん(笑)」
「・・・(汗)」いや?それでは困るんです。

秋の学会シーズンでただでさえ忙しい上に重症の骨盤骨折の人が来ていかに忙殺されているかを珍しく愚痴ってる。
私が負担のかかる風呂掃除や洗濯はしていないというと、
「ぼくは家事は絶対できん」
学生の頃、風邪で寝込む奥さんに食事の準備してと起こしたエピソードで、奥さんに鬼といわれたと笑っていました。
「(結婚した)相手が先生なら私も家事は全部自分でします」
と返事しておきました。
患者さんのQOL改善のための手術や治療に専念して欲しいですから。

帰りに
「先生、1年でも2年でも長く仕事しててください」
と言ったら
「それまでに(←先生が退職するまでに)手術のこと考えておき」
といわれてしまいました・・・仕事さえしていなければすぐにでも手術受けたいです・・・


10月の始め頃にはまだ冷房をつける日もあったのに、昨日今日は暖房をかけたいくらいの気温になってきました。
夏の次はいきなり冬、なんですね。
これからの季節風邪も大敵です。感染予防に努めなければ(イソジンガーグルgetしました)

人工股関節置換術をうけて1年と2ヶ月あまり
人工関節もほぼ自分の体になりつつあるな?と思ってた矢先・・・


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

?いつも感じないような痛み?


3日前、忙しかったのです。仕事が・・・
仕事量としてはたいしたことはなかったはずなのですが、一緒に仕事をしている派遣さんが
新人さんに代わったことで、コレまでの私の仕事+事務員さんの仕事の半分+新人さんの
仕事の内容のチェック、という笑顔も消えるようなバタバタさかげんの半日でした。

狭いクリニックのなかをアチコチアチコチくるくる回り続けていたら、膝から腿にかけて骨が
響くような痛さ!しかもだんだんひどくなって昼には踏み込んだときに痛くて歩けなくなってしまいました。

午後からどうしても抜けられない仕事(医師と社会保険事務所へ)があったため、まずは
ボルタレン錠1錠、まったく効果を感じないため追加でロキソニン2錠内服して、スーツに着替え
低めのヒールで出かけました。

靴底は弾力があって衝撃を吸収するものがいい、と言うことを体で感じました(涙)
ヒールが道路にカツッと当たるたびに足に響いてくる感じがありほんと辛かった・・・

当日は夕方から翌朝まで家で寝たきり、翌日も薬漬けで仕事へ
その日はいつもの慣れた派遣さんだったので、前日と同じくらいの忙しさだったのに
目が回るようなことはありませんでした。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

更に翌日の金曜はたまたま休診日だったため、一日家でおとなしく安静に。
そしてきょう土曜日、主治医の出先の病院へ先週に引き続き受診。

顔を見たとたん
「どしたっ?」
と主治医。

先週、変わりなく元気であるといったばかりなので、「変わり」があったに違いないと
ほぼ確信しているようだ。当たりです。

とりあえず右ひざ2方向と右股関節2方向のX線写真を撮影。

写真上は股関節は異常なし。
膝は5段階でいうところの2段階め位には痛んでいるということだ。
これは股関節をずっとかばい続けてきたためだから自分でも予測はしていたので驚きはしない。

「何したん?」
と、半ばあきれるように言われる。
「仕事です・・・」

原因も自分ではっきりわかっているし、そうならないためにはどうすればいいのかも自分で
きちんとわかってる。にもかかわらず、痛くなって病院へ駆け込んでくるのは当然
「怒られに来たんだろ」
という主治医の言葉通りだ・・・、反論は一言も出来ない。

左股関節が固定されているため回転するときにどうしても右股関節が軸になってしまう。
そのために周囲の筋肉などに負担がかかってしまい痛みが出ているのだろう、と。

それでもやっぱり先生の顔が見たかったんです(涙)
不安で不安でたまらなかったから。

人工関節がゆるんだ!と心の中で半泣きになってた。
仕事して、家事して、そういう普通の生活がしたくて手術を受けたのに、仕事のせいでまた
関節をだめにしてしまったら、おそらくものすごく後悔することになる。

いろいろ、いろいろ、思うこともたくさんあって考え込んでしまった・・・

前回と違う鎮痛剤をもらってかえる。

ゆるみ、怖いです

仕事やめたくないし関節も大切にしたい

※メモ※

水中運動では体のバランスをとるという意味での運動中心
両足で歩きながら水中で体のバランスをとる訓練
筋トレというよりはむしろウエイトコントロールのためと捉える

筋トレは水中運動とは別に行う


今日もらったお薬=セレコックス
聞いたことない名前だからてっきり後発かと思ったら違いました^^;

炎症を引き起こすプロスタグランジン(PG)という物質の生合成を抑制するそうです(byハイパー薬辞典)

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