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術後7年以降の最近のブログ記事

お見舞い?TKA後の感染

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昨日、友人の母のお見舞いに行ってまいりました。
両TKA術後。経過良好でお元気に過ごされていたのですが、三週間ほど前より腫れと痛みがあり、ついに先週月曜日に入院。翌日手術となりました。

しばらくは床上生活。
術後の苦しい生活を思い出して、胸がぎゅっとなりました。

遅延性の感染。虫歯があるといっていました。糖尿病も治療中。
扁桃炎を繰り返している私もひとごとではありません。

退屈しているということで、2時間くらいお喋りして帰りました。

早く炎症反応が下がって、再手術が受けられますように・・・

人工股関節置換術を受けて7年と9ヶ月が経過しました。
今年に入ってより、いつもは定期検診だけだった主治医から定期の投薬を受けています。ビタミンB12とビタミンE。ときにトラムセットやロキソニンといった鎮痛剤の類。

今日は2月の雪の日以来、受診日です。


お薬が無いのでお願いします。
ビタミン剤と、ロキソニンがほしいです。

トラムセットは?

大切に大切に飲んでいるので、まだ2シート半は残っています。

(笑)僻地じゃないからそんな大切に飲まなくてもいいから。
(末梢神経障害性疼痛の薬(リリカ)とトラムセット(こちらは中枢性)の違いについて説明あり。)
手足の痺れを取るためにはリリカが向いている。が、腰痛には効果がない。
痺れは?

余り気になりません。時々痺れを感じます。手や足、でも一番気になるのは背中。
これは3年位前にK先生(近医)に頚椎のヘルニアから来ているといわれた。
そのときに短期間リリカも試してみた。

(頚椎について診察)(首の動きによる痺れなどの症状の悪化や発現はとくになし)
どんな風になったの?

両腕が脱力して力が入らなくなって、おえ?って感じに気分が悪くなることが何度かあって受診にいたりました。

(むむぅ?という顔で)そういう状況でよくここまでやってこられたなぁ・・・
(これは、両股関節、腰痛などほかの部位も含め、よくそんなにあっちもこっちも悪いなぁという感じ)

でも、(私は)この体しか経験していませんから。

それはそうやな。

やっぱり、骨や関節が生まれ持って弱いのでしょうか?

そんなことはない。

でも、整形外科の病気ばっかり・・・

股関節から左右のバランスが悪く、腰椎に負担がかかる、股関節固定の影響もあり座位などの姿勢保持のため、腰椎が後わん、さらに頚椎が前わん。みんな繋がっている。

LCCが諸悪の根源的な・・・

その通り。

そんなこんなで、今年に入ってからはあまり「手術してーっ」という自己主張は極力控え、手術してもらった人工関節以外での体の不調部位全体を理解してもらう努力を続けてきました。
つまり、
卑屈になることなく、お涙頂戴的な悲観的な感情を出すことなく、大きな望みがあるのではなく、自分の足で歩け、生活できるという最小限のADL確保が私の希望であり、人工関節は極めて良好な状態、固定した股関節にもここまで生活を支えてきてくれた感謝があり、しかしながら変股症から波及してきたさまざまな故障による生活障害があり、またそれが年齢的にはシビアな状況になりつつあることで、「やっぱり固定した股関節を人工関節に置換する以外に手が無いんですよね?、私の体」ということを少しずつ理解してもらう。

やりました。
仕事をやめる予定というと、手術を前向きに考えてくれる!という・・・視界がパ~っと開けるような状況になりました。


辞めてなにするの、今後の生活。

・・・(しばし思案)

園芸するとか、こんなことしたいとか、ないの

先生が固定関節を解除してくれたら園芸できます^^
せめて60歳くらいまでは自分の足で歩きたいんです。

それはいけるだろう。

でも腰が痛くなったら何にもできません。

そうやなぁ・・・

でしょ?でしょ?
結局、固定を解除するしか、自分の生活を守る方法は無いと私は信じてる。
たとえ、リハビリがうまくいかずに杖に頼る生活になったとしても、このまま股関節が動かない状態で年を重ねていくよりはずっとQOLは上だと思う。

それにしても先生のあの言葉・・・
よくこんな状況でここまで
健康で関節が自由に動き、どこも痛くないからだって、どんな感じですか?
振り返って、意識のある自分の人生の中で体に対する不安や苦痛がまったく無かった時期は一度もありません。
あまり自分を悲観的に捉えることは好きではないのですが、客観的にはやはりそういうことなのでしょうね。
今は今で、十分幸せだと感じてはいます。紆余曲折あっての今ですが。

安楽な姿勢がない

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人工関節に置換した記録のためのブログですが、いまや置換した右股関節にはほとんどといっていいほど問題を感じません。(少々あってもこれまでの道のりを考えると取るに足らない程度)

今つらいのは脊椎かな
背中も腰も、安楽な体勢がありません
左股関節が屈曲肢位で固定されていることで、立っても座ってもベッドに横になっても、安楽な姿勢がない・・・

同じ姿勢を長時間続けることは、苦痛以外の何ものでもないし、寝すぎた翌朝は腰や背中が痛くて動けない

トラムセットを使いすぎないよう、心に命じておかなければ!

トラムセット継続

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人工股関節置換術後7年半余り経過しました。

雪がしんしん降る中、三週間という短期間で主治医の診察へ。
トラムセットの追加処方のため。

ほかの鎮痛剤(NSAISなどの鎮痛消炎剤)のように火を消しにかかる薬とは違い、火は消さないが熱さを感じなくさせてるだけなのでくれぐれも・・・と

はい、承知しています!
痛みを感じなくなるとついつい無理してしまうのが人のさが
重々承知の上、QOL改善のためだけに使おうと思います。

今回は1日2回で処方していただき、調子を見ながら少なめに使用することになりました。

少しでも長く、体が動いてくれますように・・・

右足首捻挫・装具装着

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DSC_2311.JPG

外出先で石段から足を踏み外しそうになり、ここで転んだら脱臼→入院→やばい!!ってことでむちゃくちゃ踏ん張った結果、転倒は免れましたが右足首を思い切りぐねらせて捻挫してしまいました・・・

結果、ヨシとするのかな^^;

当日夜にものすごく腫れて痛みが出てきまして(受傷後なんと買い物で歩き回っていました)、ロキソニンを服用し、山歩き用のややきつめの靴下で圧迫して眠りました。

土日で、休日当番医に整形外科が無かったのでそのまま自宅で安静にし、月曜日の仕事上がりに近くのかかりつけに受診して単純X線写真を撮影。骨には異常なく、足首を他動的に動かしたときにカツカツ音がするのと痛みがあるのは、脱臼までいかないがしかけているためとのこと。

そこで上記画像、装具の登場です。
足首をややソフトめに固定。ガッツリ固定すると股関節を固定している関係上歩けなくなるため。確かに足首痛いだけでもかなり歩きにくいです。しかも膝に負担めちゃかかるし。

痛みがあるときはこの装具で固定、痛みが無くなればはずしていいとのこと。要するに症状しだいで自由にしていいようです。

不注意で足首ぐねらせて、装具代約2万円なり。
反省・・・

DSC_2195.JPG

非麻薬性オピオイド『トラムセット』です。トラマドールとアセトアミノフェンの配合剤。中枢に働きかけて痛みを抑える(感じさせなくする)薬です。
なぜアセトアミノフェンが配合されているのかというと、一緒に作用することにより、鎮痛効果の早期発現、効果増強、作用時間の持続が図れるから。さらに、トラマドールの低用量化による副作用の軽減も期待できます。

前回診察に行ったときから処方されました。
なぜこの薬を?
おそらくそれくらい私の腰椎が悪いということなんだと思います。とにかく腰の痛みだけではなく、お知りのあたりや下肢のあちこちがしびれています。

ご高齢の方でも2回/日服用されているということですが、一日1回から開始することになりました。副作用防止のため吐き気止め(ナウゼリン)も一緒です。
(通常慢性疼痛の場合は1日4回で服用する薬です)
ダメもとで飲み始めた薬ですが、最初の十日間、日中は痺れをまったく感じず、快適な日々となりました。自分では自制範囲内の痺れや痛みと思っていましたが、無くなるとそれはそれでなんとも言えず快適です。
服用開始し十日を過ぎたころよりお昼から午後にかけて軽い痺れを感じるようになってきました。
2回に増やしたいなぁとは思いますが、我慢できない症状ではないので、1ヶ月間はこのまま様子を見ようと思います。

恐れていた吐き気の副作用はありませんでした。
処方してくれたナウゼリンは5mg錠でしたので、トラムセットと一緒に飲むとき(朝)は2錠、それ以外のタイミング(昼・夕)は1錠で服用しています。自己判断で。

ついでに、頚椎からくる手のしびれも余り感じないように思います。波及効果^^
トラムセットによる痛み・痺れのコントロールはきわめて良好!

あとは痛みや痺れを感じないことをいいことに、無理して腰椎や頚椎に負担になることをしないよう心がけておかなければ!です。

仕事もいつまで続けるか、毎日のように真剣に考えています。さて・・・ややこしい話になりそうです。

先日撮影したCTの画像データ。家ではまじまじ見ましたが、見るほどに気分は↓。
固定した関節を解除することは難しいのだろうな、という悲観的な気持ちでした。

撮影後4日目、主治医のところへ半年振りくらいに受診に行って来ました。
CTの画像を見ていて気になることが。腰椎の変形です。
22歳のときに腰椎椎間板ヘルニアの手術は受けましたが、以後は軽い腰痛が時折ある程度(たまにぎっくり腰のように動けなくなることもあったけど)。左股関節の固定の影響は上下の関節、すなわち膝関節と腰にきます。はい、来ています両方に。
今回はいつもの右股関節(人工関節置換術後)に加えて、お願いして膝関節と腰椎のX線写真も撮ってもらうことにしました。

X線写真の結果は
【右股関節:人工関節置換術後】→異常なし
【両膝関節】→関節間隙(内側)がやや狭くなってきている。ごく初期の変形性関節症
【腰椎】→「うーん」「こりゃもたんぞ」

若いときに手術を受けたのはL4-5
L2-3、L3-4の椎間板があるべき隙間がかなり狭くなっており、しかも位置がかなり変位している。
これこそ気になっていたポイントです。

CTを撮影したことはあえて伏せておき、冷静に・静かに・かつ思いをこめていろいろ話を聞きました。

今後、股関節が原因ではなく腰椎が原因で動けなくなるのではないかという不安がある。
実際、今でも腰痛がひどいときは体がくの字になったまま、伝い歩きになることも。
慢性的な腰痛は許容範囲内としても、そのために動けなくなるほどの痛みは辛い(我慢できないということではなく動けないことが辛い)
腰については一度手術を受けていても、まだやりようはあるとのこと。

(仮に)腸腰筋が痩せてしまっていたら、固定を解除するのは難しいのか?
腿を持ち上げるためには腸腰筋の働きだけでなくほかの筋肉も働いているので、解除後の歩行状態については腸腰筋だけでは判断できない。ただ、固定術を受けたときに結構大きく筋肉をばっさり切っているので(左股関節前面には筋肉ないのではというくらいぺちゃんこ)、その影響は免れないだろう。
しかし、少し前に固定関節を人工に変更した患者さんは、実際歩行状態が思うようには改善しなかったものの生活は(座位など)楽になったとのこと。
私自身も、歩行が「普通」な状態になることは望んではいない(望みたくても無理ということは理解しているつもり)けれど、生活がよりやりやすくなることは心から望んでいる。

ベッドで寝ていても仰臥位のみ、フラットに寝ると腰が痛くなる。座位は腿で支えるので長時間は無理、座れるいすも限られ背中を丸く腰に負担がかかる。立位は屈曲位のせいで腰椎の前彎がきつくなりすぐ腰が痛くなる。しゃがみこみすると立ち上がれない。トイレも洋式のみでしかも洋式でもさまざまな工夫が必要。お風呂で浴槽につかっても、広さによっては下半身のみ。宴会は会場で参加を決める(座敷だときつい)。なんだか愚痴のようになってきた。

閉所恐怖があり、閉塞感がことさら苦手。今後パニックも起こしかねない私にとっては、「歩行の不安定さのため杖が必要になる生活」よりも、「年齢とともに不自由さが増していく生活」のほうが怖いのです。

いろいろ考えるばかりでは前進なし。
まずはウェイトコントロールからはじめよう。はぅ。頑張れわたし。

人工股関節に置換して、7年半
左股関節を固定してからは、22年余りが経過しました

さて、左股関節の固定は将来的に人工関節への置換が可能なのか?
固定してから年月が経過すればするほど、それは難しくなるといわれています。では22年は長い?短い?
もちろん・・・長いと思います。

鍵を握るであろう腸腰筋。以前勤務していた病院の先生にお願いして、CTを撮影してもらいました。
筋肉の状態は、当然固定側のほうが痩せている・・・予想通りです。
しかし、固定関節を解除して人工関節に置換した場合、上手くいくかどうかはやってみないことにはわからないと言われました。

現時点より歩行がより困難になることは容易に予想されます。腸腰筋がやせ衰えているため、太ももを持ち上げることが自分の筋肉では困難だから。

わかっててなぜ人工関節に置換したいのか?
第3者の方々には疑問に思われるでしょうね。

股関節の自由(関節が動くこと)は長年の(固定して以降ずっとかな)夢であり、希望です。
きれいに歩きたい。
不自由さから開放されたい。
閉所恐怖から進展して、パニック障害になりたくない。
いろんな思いが心の中にあります。

いろんな方が嫌がる(敬遠する)人工関節は、私にとっては掴めそうで掴めない一筋の光、見たいなものかな

まだまだ夢はかないそうに無いです
というか、年齢を重ねるごとに遠のいていくようです(涙)

うれしいご報告

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人工股関節置換術を受けて、7年とひと月とちょっと、経過しました

今日は、私の勧めで人工関節置換術を受けられた方が、退院後のご挨拶に来てくださいました。
跛行が無くなり、とてもきれいな歩き方になられて、「痛みも無く快適」とおっしゃっていました。

術前は、同居する娘さんやお孫さんのことばかり心配されて、なかなか手術に踏み切れずにいたのですが、私の主治医の「自分のことだけ考えておけばいい」という言葉に、踏ん切りがついたとか。
娘さんの協力もあり、経過は順調。
私も本当にうれしい限りです。

痛みがなくなることによるQOLの改善は、ほんとに言葉では言い表せないくらい大きな喜びをもたらしてくれる、と私は信じています。
ちょっとそこにおいてあるものを取りに行く、二階へ昇降する、入り口から遠い駐車場から歩く、痛みに悩まされること無く夜眠れる・・・当たり前にできることができなかった術前の体にはもう二度と戻りたくありません。

筋トレと良肢位、頑張ってご自宅の生活を満喫していただきたいです!