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2006年8月アーカイブ

朝食の前に本を読もうとして・・・・!!!文字が読みにくい???

左目に光のひも状のものがあって瞬きしても目を閉じても消えない

本の上に視線を落とすとくっきり見えるところとにじんで目にくいところにまだらに分かれていて
とても読み進めることができない・・・おまけに気分が悪い(精神的なもの)

朝食もそこそこに(喉なんて通らない)眼科で働いている友人にメールすると
「裂孔や網膜はく離なら困るからすぐ受診」
「・・・・(ガーン!)」

迎えの車や外出の手配をしてお昼に出発
症状は10分くらいで治まったので気持ち的には落ち着いてきた

裏の救急用の出入り口に到着すると、友人が車椅子で迎えに来る。
知人に合わないように二人でヒャーヒャーいいながら院内を眼科に向けて疾走していった!

お昼休みにもかかわらず、馴染みの先生がすぐ診察してくれる。
診察の結果、眼圧は正常(13)だが「正常眼圧緑内障」の診断。
またまたガーン!
網膜はく離など緊急性はないものの、頭部CT・視野検査など必要らしい・・・
「元気に(もっと歩けるように)なってからでいいよ」と先生。
「なんかあったら往診に行ってあげるよ」ありがたいようなそうでないような

お喋りタイムも結構長く、出発後約2時間で帰院。
ナースステーションに報告。リハビリ、来客、シャワーと次々忙しくして夕食時、主治医がカルテを
握って走ってやってきた(汗)
「で、どうだったって?治療は?検査は?ここではリハビリだけだからいつでも検査に行ってくれていいよ!」
「はぁ・・・」
病名の後半「緑内障」という部分が引っかかるようだ。
PTさんにいたっては、直ちに他の病院、できれば大学病院に行ってもっと詳しく調べてきてもらえとリハビリ中ずっと言ってた^^;ちょっと困る?信頼してる先生なのでそこまではちょっとできないよ

ネットでいろいろ調べて、眼科の友人ナースにもメールして、とりあえず治療は必要なく様子観察(ただし定期検査は必要)ということなので、それをいかにしてここの病院の人たちにわかってもらうか・・・いらんストレスが増えたぞ↓↓↓


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術後5週間目(8/29)

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全病院でもそうだったけど、年配(70歳以上)の人たちと同室でいることは
いろんな意味で勉強になってきた。

私とは一世代や二世代上の人としてのいろんな意見、戦後の混乱期を乗り越えてきた苦労話やいろんな現実、農家に嫁いだ苦労や喜び・・・異世代の人の話はすんなり心にしみこんでいくような不思議な力がある。

が、
ここでの勉強はちょっと今までと違う・・・斜め向かいのベッドの人は、考え方の根本がネガティブで口をあけたら耳をふさぎたくなるようないやな内容ばかり。
お嫁さんの話も誉めてるのかけなしてるのかわからない、入浴の順番が後回しになった、どこそこの人は頭が弱い、階下の人たちはみんな声が大きくてうるさい、何を言っても「あぁ・・・またか」と思うような内容ばかりだ。
しかし反面教師としては十分すぎる存在だ。
ネガティブになりがちな私の思考。人にこんな風にいやな思いをさせてはいけない!と思わせくれる。
人生すべて勉強だ。

●回診
昨日PTさんに言われたとおり、ベッド上でも筋トレを頑張るように言われる。どんなに頑張っても1ヶ月くらいはかかるだろうから、のんびりやりましょうと。
・・・そういわれると俄然やる気が出て「なにくそ、1ヶ月かかるなら3週間で筋肉つけてやる?」と思うのが私である。ついでに腹筋運動も加えて下腹にも渇をいれてやるぞ!
膝の痛みのことを伝えると、翌日に痛みが残るほどするのはやりすぎだから、痛みがあるときは無理せずにちょっと控えたほうがいい・・・ただし、大腿四頭筋は膝を守るためにも鍛えたほうがいい筋肉であるとのこと。うっす!頑張りますっ!


●初めての・・・
今日初めて自分ひとりでシャワーをすることができた。
準備物は重くならないように必要最小限にし、リーチャーも忘れず持参。1階の広いお風呂では移動に困ったので、4階の内風呂と同じ広さのお風呂に行くことにする。万が一ズボンを自分で履くことができなかったときのことも考えて、看護師さんに予めお願いしておく。
浴室内だけでなく脱衣室にも手すりが付いていることが今の私には必須条件だ。
ここのシャワーチェアーも座面の高い背もたれつきタイプ。座ったときの座面の横幅も広く安心感がある。
脱衣室の椅子がパイプ椅子で、座ったとき一瞬ドキッとしたが、なんとか着衣も自分ひとりで完了!ちょっと自信が持てた!

術後34日目(8/28)

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窓から見えるお屋敷
外の道路に向けて3mはありそうな石造りの塀構え

普段は来るまで通りがかりにちらりと見る程度だったけど、4階のこの部屋からは家の裏側の塀際が垣間見える
今朝はちぎれんばかかりに尻尾を大きく振りながら餌を食べているドーベルマン(!)を3匹発見!

こういうお屋敷は番犬もすごいのね・・・


昨夜は夢にまで見たチョコレートを食べたおかげか、消灯時間から朝方までトイレにも目覚めずに眠ってた・・・悪夢はたくさん見たけれど^^;
あい・らぶ・ちょこれーと
体重管理の大敵だけど

●回診
股関節の外転がわるいなぁ、もっと練習しないと・・・と言われる。
って言っても、膝曲げた状態で外転させるのはなんでか股関節が痛いような気がして怖くて今までも無理なことはできなかった(PTさんも無理はしなかった)
術前に比べるとこんなに開くのになぁ・・・
私の目指すのは「完璧」じゃぁないんだよ?


●リハビリ
今度の病院での担当は、めがねの女性PTさん。
なかなか厳しいぞ?筋トレも可動域訓練も!可動域訓練でいたい思いをしたのは初めてだ。
赤いチューブを持たされ「お部屋でも筋トレしてくださいね?」「・・・はい」
結果、膝の痛みでシップのお世話になることに。
いったん傷めてしまった膝は急にはよくならないよね。リハビリの障害になりそ・・・


家に程近い今度の病院
そのせいかお見舞いの人が増えた!うかつに昼間から布団かぶって寝てたり、大股ひろげて体操したりはできなくなる。
しかしこの睡魔・・・あれだけ夜も眠ったのに、ちょっとリハビリしただけとかエアコンで体温下がっただけでこんなに眠くなるのね


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術後30日(8/24)

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夕方いつものように主治医がふらりとやってきて、退院後の受診の日を水曜日ごとに指定してあるが、都合が悪ければ月・水・木で調整してくれていい、と。

むむむ・・・
転院後も外来受診の必要が頻回にあるんだ。
一人じゃ受診にこられないし、参ったな・・・

慌てて自宅近くへ帰ることを決断してまずかったかぁ?一瞬不安がよぎる。
ま、深く考えても仕方ない。なるようになるさ?わっはっは?


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術後31日目(8/25)

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●回診

若手H先生に「いつも変なことばかり質問してすみません」
と前置きして思い切って聞いてみる。

「車の運転は荷重がどれくらいまでになったら可能ですか?」

医師の返事は意外にも今でも大丈夫だろう、と。座位でアクセルやブレーキを操作するという動作では股関節にさほど荷重はかからないのだそうだ。
ただし、事故に遭遇した場合、たとえ相手が100%悪くても過失を問われる可能性があるかもしれないので、経過を見ながら主治医に確認してみたらと言われる。

なるほど・・・
運転という動作自体は可能でも、足元の狭い愛車プジョーではしばらく無理かもなぁ・・・
もっとしっかり下肢の筋肉がついてから、少しずつ練習してみようと思う。


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さわやかに晴れている
転医日和だ!

こちらの病院をいったん退院するに当たって書類などをいろいろいただく。
退院日までの入院費用を払い終わった時点で医事課より退院証明書を発行される。これは、主治医からの診療情報提供書、看護スタッフよりの退院サマリーと一緒に転医先の病院へ提出する。
預けてあった診察券、退院日の駐車場無料チケットもいただく。

移動に必要な松葉杖の借用の手続きとして、預かり金5000円を支払い、返却のときに渡す書類もいただく。

生命保険の入院証明書は病棟看護師が預かってくれ、外来のほうへ届けてくれるとのこと。

退院時の計画書によれば次回の受診は水曜ごとに3回指定されていた。
術後6週目、9週目、12週目。

後は荷物をまとめるだけ。衣装は入院していたままのTシャツとジャージなんだもん^^;

他病棟へかわっていった人へ挨拶へに行く。いろんな人とお知り合いになって、たくさん勉強させてもらった。年配の人と関わることは苦手ではない。(入院してた病棟は65歳以上の人ばかりだった・・・)
退屈な入院期間もいろんな話をしながら楽しい時間だったなぁ?

途中昼食をとってる時に携帯の着信に気づく。病院?
松葉杖の貸し出しの手続きは済ませているのか?と・・・気分よく退院させてもらいたかった。ちょっとがっかり↓

転院先の病院は午後の診察時間に合わせて14時以降にきてくれといわれている。時間が少しあったので自宅に寄ってみる。玄関先の2段の段差と、玄関内の段差をなんとかかんとか乗り越え家の中に入ることができた。久しぶりの我が家・・・家に入ることができるか不安だったので感激だ!
手すりはないけれど松葉杖を上手く使ってトイレもすることができた。立ち上がりよりも、座るときのほうが不安定な感じがする。のどが渇いたなぁというと、次男が自分が飲もうとしていたヨーグルトを私に譲ってくれる。なんとなく居心地がいい(^^)

結局15時前までいて、その後病院を受診する。家からは200mくらい。
簡単な診察とX線(胸部、右股関節正面)のあと病棟へ上がる。建物の1階が外来部門で2階が手術室とX線・CTなどの検査部門、3・4階が入院の病床である。ナースステーションは3階のみで、私が案内されたのは4階のトイレに一番近い部屋。後でわかったことだけど、私をトイレに近いこの部屋に入院させるために、もともといた入院患者さんが2名他の病室に移ったらしい・・・かなり恐縮である。
4階は自分で動くことのできる比較的元気な患者さんばかりで若い人も結構いたりする。反対に3階は病状が重い・・・と言うよりは排泄介助など見の周りのことに手のかかる人が入院しているようだ。

6人部屋を4人用に改造した病室は、人工関節センターのように綺麗ではないけれど割合広くて、なにより窓から見慣れた景色が広がっているのがいい。
あぁ?帰ってきたんだなぁ、と実感できる。


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術後29日目(8/23)

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毎日の空気がふわ?・・・と流れていく感じ
昨日と今日じゃなぁんにも変わりないけど、1週間前、2週間前とは大きく変化している
時間の流れはすばらしい☆


●夕刻の退屈時間に
いつものように手術を終えた主治医がふらりとやってきた。
「おう!」
ベッドに腰掛けていた私の隣に並んで腰掛けてきて話す。関節の動き具合や座る時の姿勢のとり方、いろんな姿勢の可否などなど。しばらくして立ち去ろうとするのでCTの結果を尋ねると「忘れてた?」と慌てて写真を取りに行く。
術前術後の単純写真とCTの画像・・・術後の写真は初めてだ!
単純写真で見る移植部分はもやもやっとしてて、ほんとにこんなので支えられるのかなぁ・・・と不安になるような頼りなさだ。移植部分はピンで留めているのではなく、主治医の言葉を借りると「メリケン粉状の」ものをつけているだけだと言う。粉を捏ねただけの屋根の下に留められた人工の臼蓋。荷重を制限されるのも無理は無い。
CTを撮影した目的は接合面を見るため。人工骨頭の足の部分が大腿骨の内部の壁面に接しているかどうかの確認をしたらしい。不安定な骨髄腔のなかで危うい感じではまり込んでいる人工骨・・・これが私自身にがっしり噛み付いて体の一部になってしまわないと、50kg余りの私の体重を片足で支えていくのは当然無理だ。

今まで理屈では理解していたつもりだったが、こうして現実(写真)を目の当たりにしながら訥々と説明されると、術足の荷重制限の厳しさがより一層必要不可欠なものとして心に刻まれる。
近医に変わるのを前になんだか釘を刺されたようで心がちくちくしたが(←実際よからぬことを考えていた)主治医の言う「これからの第2の人生」をうまく生きていくためには、今までのように「必死で」がむしゃらになることは黄色信号なんだなぁ・・・。
なんにでも一生懸命、人のためにも一生懸命。そんな全力疾走な生き方は自分が息苦しくなるだけじゃなく周りの酸素も薄くしてしまいそう。7?8年後に再手術が必要だとしても、それまでの人生は大切に生きていくことが私の課題だと思う。
・・・これって結構むずかしいかも^^;


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術後4週間め(8/22)

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入院して最初の予定では計画書に「1ヶ月」と書いてあった・・・
が、使用した人工関節の種類のために荷重がなかなかかけられずに焦りがどんどん膨らんでいく

よしっ!
今日は火曜日。主治医が総回診する日。今日こそハッキリ(いや、やんわり^^;)聞いてみよう!

●総回診
「慣れた?」と主治医。「3分の1に?なら慣れました。ひじと腰が痛いけど」
(意を決する)
今後の見通しはどうなんでしょう?(実際はタメ口だけど)
術後3週目から荷重3分の1
術後6週目で 荷重2分の1
術後9週目で 荷重3分の2
術後12週で  やっと全荷重
全荷重を待たなくても他院へ転院することは可能だし、守るべきことさえきちんとできれば入院している必要もない。ただ今は「待って」いるだけだから・・・と。

ざっと計算してクリニックで仕事を始めるのに間に合わないんじゃぁ・・・と心配になったけど、ここはとりあえず自宅近くへ帰ることのほうがまずは大切だ。家族と相談していいか主治医に確認し、自分の中では転院の方向で考えることにする。


●リハビリ
「いつでも帰っていいと言われたようですね」と、PTさんのほうから切り出される。日常的に人工関節の手術をしてる病院ではないのでリハビリの方法なども不安が残ることを伝える。
術前の状態からずっと見てくれているPTさんから離れることはほんとに不安・・・


●相談の結果
土曜日に近医に転院することに決める。師長さんに伝える。
師長さんは病室のメンバーが高齢者が多いことを気にしてくれていた様子。同年代の人も同じ部屋に入ってもらったんだけど・・・と昨日きた同室のTさんのことを言ってくれる。
私的には同室者が年配の人ばかりでもさほど気にならない。人工関節の適用が主に高齢者であることを思えば当然の事。逆にRAO(寛骨臼回転骨切り術)を受けたTさんが人工関節センターにいること自体が不自然なこと。いろいろ気を遣ってくださってた師長さんになんだか申し訳ないような気持ちになりながらも、決意は固い。
程なく手術を終えた主治医が「おうっ」とニコニコしながら廊下でこちらを見ているので直接転院の話をすると、私の希望の病院に電話で確認してくれ、土曜日夕方4時までに入ればOKと教えてくれる。
現時点で体重をかけても大きな問題は無いと思われるが、やはり念のため今から1?2ヶ月は様子を見ながら進めていくのがいいだろうと。
術後の定期健診は必要だろうが、自宅に近いところへ早く帰りたい気持ちが強いため、やや後ろ髪は惹かれるが強行することとする!


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術後27日目(8/21)

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明日で手術して4週間・・・もうそんなになるんだ?

今日は新しい手術の人の入院に備えて大掛かりに部屋がえが行われる。私の部屋にも術後しばらく経った人が二人入ってきた。
一人は膝関節の人。もう一人はほぼ同年代でRAO(寛骨臼回転骨切り術)の術後の人。
RAOの人とその付き添いさん(お母さん?)に
「悪くなってから手術しても遅いものね」
と声をそろえて言われ、ちょっと気分が沈むのを感じた。・・・いやちょっとだけじゃなくてかなり沈んだかも。今のこうなった自分を嫌っても嫌がってもコレが現実なのだから仕方ない。悪意を持っていった言葉じゃないのだから、と言い聞かせる。
私がそういう保存的な手術をしたとすれば中学か高校生くらいかな??私の人生はほぼすべて股関節が悪い時期で占められている。今の人生だってそう悪くは無いはず。だよね?

●回診
クールなO先生。週末あちこち歩きすぎて左ひじを伸展させると痛い・・・。体重がかなりかかってる感じがする。鎮痛剤は1日3回までは可能だけれど、できるだけ調節して飲むようにとのこと。今手持ちのシップ(セルタッチ)とは違う、ぴったりくっつくタイプのシップを処方してくれることになった。
すぐ後に廊下を歩いている姿を見て、「かなり腕に力が入ってるなぁ・・・」と。
体重が重いせいもあるのかな^^;

●CT
股関節のCTを撮影する。先週から言われていた予定の検査。
単純撮影なのでものの5分もあれば終わるのだけれど、狭い台の上で右足が内転しそうで途中で膝まで降ろしていたジャージを脱がせてもらう。
結果は・・・明日の主治医の回診かなぁ。
金属(人工股関節)のせいで見にくい写真だろうなぁ・・・


●リハビリ
ひじの件を相談しながら、自分で気づいたことがあった!
松葉杖を床についた時点ですでに両足が床から浮き気味になっている。左足で体重を支えるべきときに床から浮いているものだから代わりに腕、主にひじに負担がかかっている。
なるほど・・・要するに私が歩くときに慌てて前に前に進もうとするからひじが痛くなるのだ。
ひじを守るためには慌てて歩かないこと。常に意識して気をつけよう☆


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術後26日目(8/20)

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ベッド端に座る姿勢も安定してきて、かなり長い時間座っていられるようになってきた。
松葉杖で歩くことも、最初の頃ほどは疲労感を感じなくなっている。が、かわりに肩や膝に加えて、背中から腰の筋肉の痛みや腰痛、ひじの痛みが出てきた。
右股関節周りだけでなく、体中の筋肉が悲鳴を上げている。

金曜にシャワー介助をしてもらい、ハーフパンツに着替えた。病人から一歩前進した気分。あくまで気分だけだけど^^;
誰か付き添いがあればいつでもシャワーはOKということなので、今日も家人に付き添ってもらってシャワーする。ベッドに比べると低いシャワーチェアーだけど座る姿勢もグラグラしなくなってきて、不安もあまり感じない。あとはズボンの着脱・・・注文していたリーチャーが発送したとのことなので、到着しだい練習してみようと思う。

週末リハビリが無いので、ベッドサイドやベッド上で右足の裏の筋肉を伸ばすようなストレッチや、腿の筋肉トレーニングに励む。でも運動すればするほど膝が悲鳴を上げる。これも今まで股関節の痛みや可動域制限で負担をかけてきたせい。膝関節をこれ以上痛めないためにも下肢の筋肉トレーニングは意識的に続けていかないと!

二日前からバレーボールの試合を見ている。
しなやかで鍛えられた体。あそこまで激しい動きじゃなくても、私の体も日常生活にあまり支障を感じない程度には動いてくれるかな・・・


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術後23日目(8/17)

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昨夜は消灯過ぎて主治医がやってきた・・・心配性のOナースが傷が少し赤いことを気にしてわざわざ呼んでくれたらしい・・・。
「こんなん全く心配ない」
・・・わかってます^^;

股関節の手術2例のあとでこんなチンケな傷見せられたらそりゃあねぇ?
お疲れ様でしたm(_ _)m

●リハビリで
平行棒のところで体重計を置いて右足の荷重を何度も測ってみる。結局は自分の足にその感覚を覚えさせないといけないから。時折20kgまでいくことはあってもおおよそ3分の1が守られている。
歩行時はかなり意識的になってるので大丈夫だけれど、ベッドサイドでいるときに思いがけず大きく荷重してしまうことがあるから要注意!さらにPTさんより体のねじりについて注意を受ける。腕が反対側の肢を越えるくらいねじるとすでに危険区域に入っていると・・・かんなりの頻度でねじってるよ?しかももっと激しくねじってる!
何でも座ったまませずに立ち上がって体ごと回転させるようにと注意される。気をつけねば?

今日はリハビリへの往復は一人で両松葉杖で行ってみる。腕や肩に非常に力が入って疲れるけれど、車椅子ほどは膝もねじらないので下肢のトレーニングのときの痛みも無くいい感じ☆
ただし人が多い外来の時間帯はできるだけ避けたほうがよさそう・・・バランスを崩すとすぐ転倒してしまいそうだから。


今日は前の職場でのお友達から久しぶりにメールがある。日記代わりにつけてるブログを読んで入院のことを知ったみたい。
苦しい、と訴えても、つらいと泣いても、リハビリで廊下を歩いても、知った人のいない環境というのは精神的にとっても楽。家から遠い不便さをおしてこの病院を選らんでよかった、と常々思う。
入院・手術のこともほとんど誰にも知らせずにきたことも、寂しさはあるけど逆に早く帰るぞ!というエネルギーに転換できればと思う。
病室にパソコンや内緒で携帯電話を持ち込んでいることで、誰かと繋がっていられることでずいぶん気持ち的には楽にいられるからよかったぁ?というのが実感。


夕食後のひと時、今日は手術の無い日なので主治医が病室を回ってくる。
股関節の屈曲はリハビリのときにPTさんが測定してくれて約60度。手術直後に麻酔下の状態で90度近くまで曲がったからまだまだ大丈夫、と。屈曲で広げるときに違和感を感じることもこれまで筋肉や腱が十分働いていなかったためだろうということだ。
荷重3分の1の後は徐々に増やしていってあげるからと子どもをなだめるように言ってくれる。仕方の無いことということはコレでも一応納得しているのにぃ!
荷重と外転位さえ守ればどこへ行こうが何をしようが自由にしていいと言ってくれるけど、病院内で何でもしていいといわれてもねぇ・・・行き先なんて売店くらいしかないのよね(苦笑)
焦らず慌てず、筋肉トレーニングと体重コントロールに励まなければね♪
それにしてもこの食欲・・・昨日トイレの後に測った体重は52.7kg。術前と変わらず。ハハ^^;


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術後22日目(8/16)

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昨夜はストッキングが気になって気になって気になって気になって気になって・・・
頭がおかしくなりそうなくらい気になってヤバかったので、準夜のクールビューティナースOさんが巡視に回ってきたときにお願いして脱がせてもらった。
少しのことが気になり始めると、とことんそのことから意識が外れない。
このせいでギャッジアップで食事してる時はほとんどのどを通らなかった・・・
あぁ?・・・私って神経症???

●回診
M先生によればやはり術後1ヶ月はストッキングを履いてるほうがいい、と・・・。でも患肢が腫れていなければ大丈夫だろうということで、脱ストッキングのOKをいただく☆
あ?今夜から精神を病まなくてもいいとおもうとものすごくホッとする。
昨日からの3分の1荷重にても肢の痛みも無い。(それ以前もすでに荷重してたし^^;)

抜鈎後約10日間貼っていたステリストリップ。少しだけ出ている滲出液も乾いている様子だし、傷の状況を見て先生がはがしてくれる。
下半分はまあまあだけど、上半分は少?し開き気味。赤みがあるところが気になるけど、今更傷が開いたりすることはないでしょ。
060816_kizu.jpg

携帯で自分で撮影したから上下が逆かな。手前のほうが上になります。

同室のHIPの3人で傷の見せ合いっこをする。
あとの二人は入れ替えを考慮していない年齢だからかな?傷の方向が私とは微妙に違う・・・
手術の進入方向が違うせいか、臼蓋形成も一緒にしたせいか。本によれば、進入方向の違いで脱臼の仕方も違うらしい。果たして私はどのタイプの手術方法なのかな?


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術後3週間め(8/15)

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昨日はちょっぴり幸せでちょっぴり悲しい日だった・・・寝苦しくて朝方まで布団もかぶらずにいた
最近朝が起きにくい
だるくて検温に回ってくるまで布団に包まっている
がんばることには目標が必要だ。でもその目標を見失ったら・・・考えると不安になる


●総回診
昨日のX線写真の結果で3分の1荷重OKを改めて説明してくれる。移植した骨がつくまでには3ヶ月はかかるだろうと。
荷重OKで気を良くしていたら、3分の1の期間はなんと今から3週間だという・・・ガーン!
朝からなんとなく憂鬱な気分だったのはこのことを予感してたのかな・・悲しくなる。
ショックでシャワーの件を聞けなかったので、あとで主任さんに聞いてもらうことにする。
あと3週間・・・来週いっぱいで転院できるかな?なんてのんきなことを考えていた自分がほんとに馬鹿らしく思える。気を抜いたらまた涙が出そうになる。貸してもらったレミオロメンのDVDを観て気分を紛らわそうとするが、最後に「3月9日」を聴いてたらまた泣きそうな気分になる。

だいたいいつもこんな風にめそめそしたり落ち込んだりするのは、先走っていろいろ自分勝手に計画したり予定を考えたりする私の性格のせいだ。
ずいぶん前、術後しばらくしての頃、何事もゆっくり進めていくことになってると看護師さんに言われたときにすでにある程度わかっていたことのはず。いまさら焦っても仕方ない。そうはわかってても寂しいしつらいし早く帰りたい・・・

●リハビリ
PTさんとヘルスメーターで体重を量り、右足で踏み込んだときに体重の3分の1くらいになるように、平行棒で練習する。目盛りを見ながら踏み込むと、なんとなく自分で加減してしまう・・・。
何回か練習、さらに両松葉杖でも練習し、だいたいの感覚を覚えていく。
3分の1の期間が3週間と長いことがショックで気が遠くなりそうだったというと、その後は2分の1、3分の2、全荷重と段階的に進んでいくと・・・ガーン!さらに気が遠くなりかける(涙)

1週間前の今日、初めてリハビリに降りて行ったのだけれど、この一週間で体の動きはかなりスムーズになってきた。車椅子への移乗や、足台を越えてのベッドからの移動、リハビリでの筋力トレーニングでの足の上がり具合などなど。ただ股関節の動き(可動域)に関して言えば、視覚的にはほとんど変わってない(広がってない)かなぁ?とPTさんに言われる。・・・ま、自分でも自覚はしてたけどね^^;
膝の屈曲位から股関節を開くときの違和感は相変わらず。腱や筋肉がつっぱてるのとはすこし感じが違う。なんだか先生には言いにくい・・・

●シャワーを病棟で
入れてくれました!
衣服の着脱だけ手伝ってもらえれば大丈夫だと思っていたけれど、最初から最後までずっと付き添って介助してくれたので、とっても安心感があった!しかも両足先は自分では洗えないものね?
下着をひもパンツにしているので、ズボンの着脱だけが今のところの課題。注文したリーチャーが届いたらまた練習してみようと思う。


午後から友人が着替えを持ってきてくれました。お盆なので無くなった友達の家へお参りに行ってたらしい・・・。
かわいいお花を持ってきてくれて、気分が和みます★
060815_hana.jpg
ベッド周りがどうしても片付かないのが気になるけど・・・何もかも手に届く位置に置こうとするのはかなり無理がありますね。

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術後20日目(8/14)

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古い友人が会いに来た夢を見た・・・
貧血で苦しんでいたころは話をするのも何をするのも苦痛で全身倦怠感・脱力感に包まれていたけれど、少しは余裕が出てきた感じ
青ざめた顔で、髪振り乱しては誰にも会いたくないとずっと思ってた
まだ長く話したり、ずっと座っていることはちょっとしんどいけれど、少しずつ人恋しくなってきてるのかなぁ


●回診
今日は先生の都合で午後になるとのこと
検査担当のナースが走ってきてくれて、主治医の指示で今日股関節の単純X線撮影、21日にCTを撮影するらしい・・・。
金属が入ってるからCTの画像はきれいじゃないだろうな?でもどんな感じになってるか気になるし見てみたい。
骨移植して臼蓋形成した部分がしっかりついていれば、そろそろ手術した肢に荷重OKなんだろうと思う。結果が気になる?


●リハビリ
かわらず両松葉杖での歩行訓練
右股関節の可動域は関節に違和感を感じてなかなか広がらない・・・私のコレまでの経過や怖がることをよく知ってくれてるPTさん。もし病院をかわってリハビリを続けることになれば、PTさんも変わるのだと思うと少々不安もある。
最初の予定通り入院が術後1ヶ月なら来週いっぱいくらい。21日のCTの結果まではなんともいえないからとりあえず今のリハビリに専念しておこう。
今日から病棟内両松葉の許可が出る。トイレ歩行はこれで、病棟外にリハビリなどに行くときは車椅子で、ということになる。
matubatue.jpg

●X線の結果で
右足に荷重3分の1かけてもいいことになる。
といってもすでにコレまでそのくらいは荷重してたかも^^;
ひとまず一歩前進ということにしておこう!


今日は嬉しいお客さんもあって、早く元気になろう!って気持ちも改めて充実した感じ。
何かをがんばろうとするときは目標がないと前に進む力が出ない。
のんびり寝てるだけじゃあダメ!筋トレも励まないと・・・


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術後19日目(8/13)

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お部屋のメンバーは少しずつ変わっていく
今は4人のうち3人がHip(股関節)の人だから、リハビリの状況やいろいろ情報交換してお互い安心を求め合ってるかんじ。

夕方清拭してるときに改めて自分の足を見ると、やはり筋肉はごっそり落ちてる感じだ。なのに体重が術前と変わっていないということは・・・むくみ???
日増しにストッキングがきつく感じるのは気のせいじゃなかったのか?
もしくは単に太っていってるだけ?
・・・そうは想いたくない(涙)


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人工関節センター

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私がお世話になってる病院の人工関節センターは、今年の5月に開設したばかりです。

県内の基幹公立病院は、慢性疾患より主に交通事故・労災・救急等の急性期疾患に重点を置かざるを得ない実情があります。65歳以上の高齢者が人工の25%を占めているという高齢化の中、関節痛や歩行障害などでADL(日常生活動作)に支障をきたした人が一人でも多く痛みの無い、活動的な人生を再出発できることを目的に、このセンターは作られたそうです。

●スタッフ
医師5名(常勤医師4名、非常勤医師1名)
理学療法士7名

●設備
コンピューター支援手術機器:人工関節手術を安全に、正確に行い長期間耐用するために四国で最初に導入
高性能リハビリ機器:筋力値がコンピューターにより自動的に計測できるためリハビリの進行具合も確認でき、リハビリの内容を的確に調整できます。

●実績
県下で年間約400?450件の人工関節手術が行われていますが、そのうち平成17年度の手術件数は
117件と県下で最も多くの手術を行っています。
膝に関しては従来の手術の約半分の皮膚切開でできる最小侵襲手術が行われています。
感染対策として手術室はクリーンルーム、感染防止手術衣、創部ジェット洗浄機を完備、血栓症防止に
AVインパル(足底還流刺激装置)により重大な合併症は予防できているそうです。

四国唯一の人工関節センター
私からの要望を少々言わせてくださいませ。

・電動ベッドを導入してほしい
術後の腰背部痛、おしり(仙骨部)の痛みは、下肢の安静期間に一番つらいことのひとつだと思います。
経過によりベッドアップができるようになっても、一回ごとに家人に「上げて」「下げて」と頼まなくても、電動なら自分の体の状態と相談しながら調節できます。家人がいなければ尚のこと。

・ウレタンややわらかい素材の敷物(ジョクソウ予防)かエアマットが欲しい
術後2週間あまり経って、仙骨部の痛みは無くなり、皮がむけるくらいまで回復したけれど、最初の一週間の痛さは涙が出るほどだった・・・

・クリティカルパスが欲しい
膝関節のひとがもらってるのは見ました。まったくパス通りにはいかないことはわかりますが、目安にはなると思う。自分のパスは経過に沿って自分で作ったけれど・・・

・生活指導にパンフレットを導入して欲しい
医師の口頭による説明や、PT・ナースによるそのつどの説明はありましたが、退院後の自宅での生活を想定して目で見ていろんなことを確認し、覚えていきたいです☆


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術後18日目(8/12)

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今日から阿波踊りが始まる!
テレビでしか見られないけど、なんとなくお盆気分(^^)

朝からなんとなくだるくて合間でウトウト・・・
昼食後もいつの間にか眠ってしまいハッと気づくと14時!友人が来てくれたので外来までお茶を飲みに行くが、エアコンの無いところは弾力ストッキングを履きつづけている身にはつらくすごすご帰室。
昨日確認したときには、術後3?4週間は履いてもらうということだったので、3週めになる来週頭に
懇願してみることにする。

白いストッキングは「人工関節センター」に入院している目安みたいになってる^^;


夕食後ショッキングなことあり・・・
なにげなく体重を量ってみたら、術前と変わっていない!
52.6kg・・・
術直後は足も細くなってて筋肉が落ちた感じだったけど、今週はじめに歩行器で歩き始めたから
少しずつ肢がむくんだ感じがしてるのが気になってた。
昨夜は家政婦さんのいない初めての夜で、夜間のトイレに備えて足台を薄い布団で作った簡易足台にかえて就寝したが、今夜から元の足台に戻すことにする。
PTさんに足がむくみかけたらベッドにあがって足首の運動をするようにいわれていたが、起きてる時間が少しずつ長くなるにつれてむくみがひかなくなってる気がする。おとといリハビリ室でしてもらったハドマーを借りて終日装着しておきたい気分。

ちょっとクールでスレンダーなナースOさんにお願いして、シャワー室でシャンプーさせてもらう。
スッキリ!
ジャージが濡れないようにエプロンをつけてやや前かがみでしたため、腰がだるい・・・
衣服の着脱が一人では無理なため、シャワーはしばらくあきらめかなぁ・・・はやいとこリーチャーを注文して、ズボンの着脱が自分でできるように練習したい☆


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(注)一度サイトデータを不注意で削除してしまったときに、リンク先を紛失してしまっているようです。
リンクをクリックしても表示されません。申し訳ありません。

?

自分の経過を後付でまとめた・・・という時点ですでにパスではないような気がしますが(汗)

※※※※※※入院前(貯血開始)から術後12日目までのパス※※※※※※

※※※※※※術後13日目以降のパス※※※※※※


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入院費用

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(注)一度サイトデータを不注意で削除してしまったときに、リンク先を紛失してしまっているようです。
リンクをクリックしても表示されません。申し訳ありません

「膝の人工関節は120万」という大雑把な話しか知らずにきたので、請求はいったいいくらくるのか・・・
ちょっとどきどきしてました。

私の入院した病院は10日ごとに請求が来ます。
個室に何日いたか、や術式の微妙な違い、投薬(注射を含む)や検査など人によってさまざまなので
参考程度にしかなりませんが。

※※※※※こちらをクリックしてください※※※※※

8月26日に個人病院に転院してからは、基準看護の違いなどもあり入院費が若干安くなりました。

●入院費用以外にかかった主なもの
⇒弾力ストッキング・・・・・・・・・2,500円
⇒固関節用サポーター・・・・・16,789円(健康保険組合に申請すると7割は返ってきます)

⇒入院中外来受診(9/6)・・・・・1,180円
⇒入院証明書(生命保険)・・・・5,250円


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介護保険

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介護保険の給付は65歳以上ですが、特定の15疾患に該当する場合は40歳から64歳の人でも利用することができます。そのうちのひとつに、「両膝もしくは両股関節の著しい変形」というのがあるので私の場合は該当します。

施設利用の予定はありませんが、住宅改修や介護用品などの購入、居宅介護(ホームヘルプサービス)での家事援助(かがんだ姿勢が取れないので床の掃除やトイレ・お風呂などの掃除をおねがいしたらどうかな?)が使えるかな。
入院している間にいろいろ調べて検討使用と思います。


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手術の当該部位に予め身体障害の認定ができている場合、この制度が使えます。

医療費が1割負担になります。

身体障害者の住宅改修で家の階段に手すりを取り付けるため、偶然術前数ヶ月前に障害等級の再認定を申請して4級から3級にアップ。(住宅改修は3級から)
そのときに、もともとあった左足(4級)に加え、可動域制限ということで右足も追加していました。

今回の手術は右足ということで、当該部位の障害認定がおりていたので事前に役所で聞いてみると、私の場合はムリといわれました。(前年度の世帯全体の市町民税からの判断で)サラリーマンなのに厳しい?(涙)

制度を利用する場合は、予め申請が必要です。その旨医療機関にも入院時伝えておく必要があります。


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リーチャー

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リーチャー アクティブ は酒井医療さんの製品
足元に落ちたものを拾ったり、衣服の着脱の補助など、私のように足が不自由なものにとってはお役立ちなグッズ☆
金属製で丈夫そうなんだけど、金額的に折り合いがつかず、結局購入したのはプラスチック製の2品セットのもの。2本で5000円くらい(税別)でした。

術後ベッド上でパソコンと格闘しながら大健闘の結果かいごや.コムさんのサイトで一番気に入ったものに決めました。


※リーチャーの具体的な使い方のイラストはここで見られます※

短いほうが使い勝手がいいです。術後余り経っていないような時期は、体もまだ十分動かず長いもののほうが使いやすいかもしれません。

060829_1456~01.jpg

術後あわてて捜し求めたものですが、日常生活動作の助けになるので、術前、術後、入院中はもちろん、退院後の生活でも十分役に立ちます。

細かいものもつまめたりするので、しゃがみこみが全くできない状態のときでも、床に落ちた10円玉を拾える!というすぐれものでもあります。

術後何ヶ月かのあいだ、可動域がまだ十分でなく、体の動かし方も不安でままならなかったので、衣服の着脱や床のものを拾うのにものすごく役に立ちました!しゃがむ姿勢は最小限にしたいですものね。
術後荷重ができないときに、ひとりで病院で入浴していたときも(プールでも)、これのおかげで手助けなしに気兼ねなく着替えができました。ありがたや???


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術後17日目(8/11)

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お盆接近!周りのお年寄りたちはなんだかそわそわしている


●回診
一人生活に備え、夜間の足台の使用について若手H先生に尋ねる。足台があると安心感があるが、一人で足台をセッティングしたり、足を外したりすることはまだ難しい・・・。股枕は必ず置き、患肢の下に薄い布団で枕を作って置けばOKと。
質問大好きなのを知ってるH先生は「他には聞きたいこと無い?」と。(汗)
臼蓋形成した部分は次の入れ替えのときもそのまま使えるのか質問したけれど、なんだかよくわからない返事でした^^;


●主治医ぶらっと
来る。午前中のこんな時間(10時半)になにしてんだろ?
どう?と聞かれるので正直に「腰が痛い」というと、そればっかり・・・と。
患肢に荷重をかけられるのは術後3週間くらい。セメントを使用していないのと、若い人用の短いタイプの人工関節なので、3週間は待ってほしいと。来週には3分の1くらいは体重をかけられるようになるといってくれたので少しは気分が楽になる。
長いこと説明してくれたので、いつくらいに退院できるかなんて頓珍漢なことは聞くのを遠慮した。
私だって遠慮することはあるのだ。


●リハビリ
昨日に引き続き車椅子で自分でこいで行く。家政婦さんが心配してついてきてくれるが、車椅子に乗っているときだけが自由に動ける時間。嬉しくて仕方ない☆
下肢訓練に引き続き両松葉杖での歩行訓練。松葉杖での歩行もだいぶ慣れてきた。歩行器で歩く時より上手く荷重をかけずにできる。股関節の可動域は相変わらずでなかなか広がらない。

意気揚々と引き上げ。帰り玄関まで寄り道して電話をかけたり、先生の名前の一覧表を眺めたり、ほんの少しの自由時間。病室へ帰ると、5月まで仕事をしていた福祉施設でのお知り合いKさんが来てくれていたと。大急ぎでリハビリ室まで猛ダッシュ!Kさんはいつも1時間半くらいリハビリしてるので、途中PTさんの許可を得て少しお話させてもらう。常に前向きにがんばってる人は私の心までポジティブにしてくれる。

仲良しの4人部屋だったけど、膝の置換をした人が他の病棟へ変わってしまう・・・残念。
2人部屋から来た新しい人は私の次の日に人工股関節置換術を受けた人。なのに、すでに患肢に荷重をかけてベッド周りを歩いている。すごい・・・
でもなぜかトイレへは行かずベッドサイドでポータブルトイレを使用している。年配の方だから?かな?


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術後16日目(8/10)

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明日で家政婦さんが帰ってしまう・・・ひとりでいろんなことをするために、身の回りの荷物や
置いてあるものを整理する。
低い位置にはほとんど使わないものを、着替えやタオル類は衣装ケースの上の段に。
何もかも甘えていたので少々不安。

シーツ交換のタイミングでお隣のおばあちゃんを誘って車椅子で散歩に行く。
二人で術後始めてテラスに出てみるが、あまりの暑さと太陽のまぶしさにすぐ帰室する。
車椅子だとどこまでもいけそうな勢いだ。


●回診
膝の違和感と腰の痛みを伝え、消炎鎮痛剤を続けて処方してもらう。ついでにシップも。
夜間、独りになったとき不安感を増す材料を増やしたくないからいろいろ考えてしまう。


●リハビリ
足がむくみ気味で運動もしたいので、一人で車椅子で降りていく。
PTさんもむくみが気になったようでブーツ型の空気で圧迫するハドマーをしてくれる。片足15分ずつ。
気分的にかもしれないけれどスッキリした感じ。
今日の歩行練習は松葉杖(2本)で行う。ちょっと自信が無かったけど、歩行器につかまって歩くよりは腕がずいぶん楽!でも病棟ではしばらくワーカーでの歩行にしておくことになる。


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術後15日め(8/9)

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空が青い?目にしみる?


昨日のリハビリ後、夜中以外はワーカーでトイレまで出張!なんて爽快!
夜中もワーカーが手に届くところにさえあれば行けそうだけど、初めての夜だしワーカーもお部屋の人で
共同で使用してるので断念。
ついでに洗面も歯磨きも折角なので洗面所まで歩いていく。
蒸しタオルじゃなくて水道水でジャブジャブ洗える・・・そんな普通のことがこの上なく嬉しい☆

この2週間心身ともにフツフツ、を通り越して泥沼のような日々だったけど、昨日から急に元気が出てきたような気がする。動ける、歩けるということはこんなに嬉しくて楽しいことなんだ?!
荷重がかけられるようになるまでまだ少しかかりそうだけど、ケンケンダッシュで歩行器ですいすい歩けるから十分(^^)家政婦さんの付き添いつきだけど


●回診
特に変わりないので折角若くてクールなM先生の回診なのに聞くことが無い・・・残念↓


夕食後端座位でお喋りしていると、手術を終えた主治医がふらりとやってきた。
「歩けるのが嬉しくて歩きすぎたら腰もひざも痛い?」
何でもほどほどにと釘をさされる。痛いのが手術した足ではないので心配ない、と。
夜に向けていつものように段々と息苦しい感じになってきたので、腰と両膝にシップを貼って
気を紛らわせることにする。
夜は大嫌い。


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手術を決意したあと、2006年7月。

2年間パート勤めでお世話になっていた障害者生活支援センター
そこのIさんに相談して、階段を両手すりに、玄関の段差に手すりの取り付けを行うことになる。

6月に近医に診断書を書いてもらって、身体障害者4級から3級に等級変更しているのでその分で
改修することにする。
年齢的に介護保険も適用になる(両変形性股関節症はその対象疾患になっている)
が、認定その他で期間がかかるので今回は身障での申請とする。

業者の担当者と支援センターのソーシャルワーカーさんが自宅まで訪問してくれ、取り付け部位の確認などを行う。今回同時に生活支援用具としてシャワーチェアーも申請することにする。

階段と玄関だけなのに家中の間取りが必要とのこと。丸秘の子供部屋にも・・・内緒である(汗)
出来上がった見取り図・写真・見積書を持参して役場にて申請書を記入する。
ついでに更正医療(現 自立支援医療)について確認すると、払っている市町民税から対象外であるとのこと。利用できれば医療費が1割負担ですむはずだったので残念↓

申請が通れば約2週間後に知らせが来るとのこと。こんな小さい役場でなにに2週間もかかるのか聞いてみたい衝動に駆られたが、ぐっと抑えて帰宅する。入院までに間に合わんじゃんっ


■おまけ■
その後手術をしてからの感想。
トイレに両手すり、玄関内の段差にもできれば手すり、家の中のあらゆるところにちょっとした手すりがあれば安心だと思う。
身障の住宅改修は上限20万円、しかも一生に1回のみという不十分な制度なので、利用するときは熟慮の上で・・・


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術後13日目(8/7)

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今日は初めてづくしの一日


家政婦さんと私で1枚ずつ縫ったパンツ。今日初めて履いてみる。
爽快!スカスカ感がなくてやっと落ち着いた感じだぁ?
家にあったマタニティー用のパジャマのズボンをこれまた初めて履いてみる。今まで下半身はスットントンのままだったのでやっと人間らしくなった気がする。
両足の開きが大きすぎて普通の下着もジャージも履けないのは悲しい・・・この先このままなら普段着も
何も着られない、と考えたらまた泣けてきた。最近よく泣く。すぐに泣く。ほんまにあかんわぁ?


●回診
昨日残りを抜鈎した創部。
やや傷が開き気味?というかケロイド防止のためステリストリップを貼ってくれる。その上に透明なフィルムをまた貼ってくれたので入浴はOKとのこと。やった!
060807_kizu.jpg

仰向けのまま貼ったせいでフィルムがしわしわ・・・↓伸ばしたい・・・


●リハビリ
ベッドサイドにて簡単な下肢訓練のあと車椅子に移乗の練習。
そのままリハビリ室に行ってバイブラバスに入れるまで待っていることになる。
車椅子をこぎながら初めて病室の外へ!なんとも気分爽快!
リハビリ室ではしばらく車椅子で走り回った後、平行棒での歩行訓練。足が内股にならないよう気をつけねば・・・
お風呂の時間までリハビリの隅で筋トレの機械で遊んで待つ。


●初風呂!
しかも初バイブラバスである!
仕事をしていたころ患者さんを入れたことはあるが、入れてもらう立場になると台車の響き方やお湯につかるときが案外怖く感じる。いい勉強になった。
シャンプー2回。毎日ドライシャンプーをしていたおかげで、2回のシャンプーでスッキリ☆

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術後2週間(8/8)

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台風接近・・・でもそれた
ここ10日あまり雨が降っていない。家の鉢植えの運命やいかに・・・(悲観的)


●部長回診
担当医M先生の週に一度の回診。師長さん、主任さん、PTさんを引き連れて今後のリハビリなどの進め方について。
先生の顔を見ると常に何か言いたそうな私。というか必ず言いたいことはすべて言ってしまう私。
早く歩かせてくれないと腰も肩もどこもかも痛い、とまたまた文句ばかり言ってしまう。「何がしたいん?」と先生。「歩きたい、動きたい、トイレ行きたい」「どんどん動いていいよ」
ただし、というのが私の場合必ずつく。
臼蓋形成をしていることと、人工関節の種類が短いタイプなのでほかの同じ手術の人と比べるとやはり荷重をかけることはもう少し先になる、と。ワーカーにつかまってケンケンでも、少々居心地は悪いけど車椅子に乗ってでも、何でもいいので早くトイレに行く練習をしたい。はいはいわかりましたと優等生の返事をしておく。

年齢が若いから経過が早いとは限らない。若いがゆえに遅くなることもある。計算外、予定外なことも多くある。術後2週間になる今日、未だトイレに行けないのもまったくの想定外な出来事である。ははは・・・


●リハビリ
今日は車椅子でリハビリ室まで降りていく。
人の多い外来の通りを避けて新館のエレベーター経由で。
下肢可動域訓練のあと私の希望で、ワーカーを使ってリハビリ室のトイレへ。患肢に荷重せず歩くことはかなり意識してできるが、ワーカーを回転させたり体を動かした後など気がつくと足が内転!何度もPTさんに注意される。
便器の両サイドに手すりがあることで、座る、立ち上がるなどの動作はスムーズに行える。あとは病棟で付き添いさんをお願いして練習を重ねることとする。あと、貧血防止のため、トイレに行くときはあらかじめ端座位でしばらく座ってから行くようにとのこと。ただ座っているのと違い、上半身の力総出で歩くと、頭に行く血液が不足していることを体で感じる。
平行棒を使っての歩行練習は、杖歩行(両松葉杖)のためには大切なのだとか。棒に頼ることなく足の力でバランスを取る・・・
そういう普段健康な人が何気なく行っていることをこの平行棒で練習!・・・私はまだまだ平行棒では両腕頼み(汗)


●初トイレ!
付き添いなしの生活を目指しての第1弾。
家政婦さんに付き添ってもらってワーカーでトイレに行く。案ずるより産むがやすしとはこのことだ!案外いけるじゃん!と思ってたら、ワーカーで移動するときに健足で跳ねていると注意される。さすがわたし。


●第2回目の請求
ここの入院費の請求は10日毎だ。
今日は第2弾、手術日が含まれた11日間の請求がキタ-----------!
手術だけで約150万円。その他の費用を含め178万円。
そこから保険外の食事代と個室料を引いた額のうちの3割が自己負担である。約60万円。
高額医療の提要にはなるが立替払いが必要だ。定期の少しある通帳からマイナス覚悟で
準備してもらうようには連絡してある。
生命保険でいただける額はかなり小額なので家計には厳しい?のである。


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術後11日目(8/5)

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何も無い一日・・・

●回診
半分残っていた鈎は明日抜くことになる。
最近は端座位がとれることでドクター清拭もなく、楽チン。
回診前にスタッフが清拭に回ってきてくれるし・・・。足を拭くときに術後からずっと私の足を
締めてくれてるストッキングの履かせ方が人によって違うのがとってもきになる。
気持ち悪くても自分で直せないからよけい(涙)

●付き添いが
午後から夫に代わる。
貴重な休みに付き添いに来てくれた友人に感謝☆
せめて歩行器でトイレに行くことができるようにがんばって下肢の筋力をつけなくちゃ!
日中は足台を外してる時間が少しできた。ズボンが履けないくらい足が外転位になってたけれど
端座位のときや、ベッドでいるときもできるだけ足を閉じぎみにするよう心がける。
いつまでもT字帯では落ち着かないので、グンゼのパンツを買ってきてもらい細工する。
両脇を切ってホックをつけ、寝たままでも脱ぎ履きができるように・・・。
060805_両あきパンツ.jpg

ベッドで寝たまま裁縫をするのは至難の業である。疲れると胸苦しいような変に気分が悪くなる。


●お見舞いに
同じ手術の経験者Hさんが来てくれる。
今年の春からのパソコン講座でHさんに知り合わなければ今このベッドの上にいる私は
いなかっただろうと思う。それくらい私にとっては影響力のある人だ!

術後1年半弱で元の生活、どころかスポーツのインストラクターの資格まで取得していろんなことに
精力的に活動されるHさんを見て、それまであきらめていた「手術して痛みから開放されたい!」
という気持ちがむっくり起き上がってきた。

自分の経過が遅く感じることや体の具合など、経験者の人の話はなにより参考になるし
気持ちが納得してくれる。へこたれてだんだんとモチベーションが下がってたけれど、Hさんと話すことで
また元気をもらえました!
1歩でも半歩でも前へ進むことが大切なんだよね。


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術後9日目(8/3)

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初めての起立訓練

大部屋初めての夜は、お隣のおばあちゃんのおかげで(?)さほど長く感じなかった!感謝
夜中にゴソゴソしたり突然いすがギギーと動いたり、床の上にしりもちをついていたり、代理で何回か
ナースコールもさせてもらった。
やや認知症がかっているとスタッフの人は言うけれど、まったくいやみの無いかわいいおばあちゃん。
こんな風に年をとったらみんなにかわいがってもらえるのだ!と学習した。

●回診
今日はシーツ交換もしてくれる。手術以来夜中に何度も汗をかいては着替えて・・・の繰り返しだったので、久しぶりにスッキリした気分になれる。
消炎鎮痛剤(ロキソニン)を希望し、続けて投与となる。


●リハビリ
下肢訓練に引き続き、端座位から歩行器を使っての初めての起立訓練。
端座位と違って立ち上がるとさらに頭の血がすーっと下がっていく感じが強い。
左足も頼りなく力が入らず、右足に至っては他人の足がぶら?んとついているような感触。
簡単に立ち上がれて、簡単に歩けるように思っていた自分がなんだか情けないような
考えの甘さにいまさらながら気づかされた感じがしてちょっと悲しかった・・・

夕食後もしばらく端座位ですごす。50分くらいいられる。
横になると(ベッドでいると)胸苦しい感じがして身の置き所が無い。

長い夜が憂鬱でなんだか気分が沈んでしまう・・・軽い抑うつ状態かな。

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術後10日目(8/4)

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半抜鈎・歩行訓練

大部屋二晩め
お隣のおばあちゃんがベッド柵4本になり、トイレもなにもかもナースコールするように言われてたけど
柵越えしたり、ポータブルを自分で捨てに行こうとしたりで夜間に4回代理ナースコールする。
痛い痛いといいながら、ベッド柵を越えて降りられるなんて・・・めちゃ元気である。


●回診
ソケイ部の内転筋切断部は全抜鈎、創部は半抜鈎する
ドレン挿入部は1日だけシルキーポアドレッシングを貼っておきますとのこと。

残りの鈎は明日かあさってに様子を見て抜く予定。

今日の回診のH先生はもともと優しいけれど、「痛くなく(抜鈎)してね」というと
「できるだけがんばります」と言ってくれる。
抜鈎は爪でキュッと皮膚をつねられるくらいの痛さ。側臥位も今日の回診担当ナースマンG君だった
おかげで安定感があり、緊張もいつもほどではなかった?(ほっ)

就寝前の鉄剤(フェログラデュメット)が続けて処方になる。

今日からドクター清拭が無くなり、回診時背中のバスタオルだけ交換してもらう。

起立訓練をしてみて、歩行までの道のりの長さを感じたため、回診時に先生に無理を言うことも
今日はなかった^^;ははっ


●リハビリ
端座位の練習を随時するようにして、だいぶ頭のふらつきもなれてきた。
PTのIさんがきたときもちょうど端座位の練習中だったので、そのまま歩行器を使っての起立訓練
をすることになる。
昨日と大きく違って、右足が「他人のもの」から「自分の不自由な足」にまで進化した。
左足で支えながら右足を前後に少しだが動かすことができる。
そのまま勢いで歩行器のまま歩行訓練。バッドの端から反対側のベッドの端までの往復。
普通に歩いてほんの4?5歩の距離に頭がふら?っとするくらい力が入った・・・

昨日と今日ではほんの少しだけど違う。ほんの少しだけど進歩している。
1歩まで届かない半歩くらいの歩みだけど、今の私には千金に値する歩みだ。


●家政婦さん一時帰宅
今夜は友人Hちゃんがお泊りしてくれる。
気のおけない友人がいてくれることで気分もリラックス。夜も少しずつ眠れるようになってきて
嬉しい・・・☆


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術後8日目(8/2)

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個室から大部屋へ

昨日短時間ではあったけどベッド端座位の練習をしてみて、これまでずっとフツフツとしていたものが少し楽になった気がする。

今日は先日から師長さんに言われていたように大部屋へ!

●バルン抜去
今日の担当は若いYさん
「もう抜くで?抜こう!抜こう!」
勢いで膀胱訓練もほとんどしていないのにバルンを抜去することになる。
トイレにまだ行けないけれど、リハビリのことを考えるとバルンは邪魔になるのは必至。多少不安は残るけど、Yさんの若さのパワーの勢いで私も調子づいとこっと。


●回診
「先生、今日は聞きたいことがいっぱいあるんです」
クールなM先生はちょっと困ったような顔をしながらもひとつずつ答えてくれる。
右ソケイ部のガーゼ(内転筋を切った傷)は抜糸までそのまま外さないこと。
前開きの寝巻きやネグリジェから、ズボン(パジャマ)に変えてもいいこと。
訓練で車椅子に乗ることが上手くできるようなら、トイレに行ってもいいこと。

トイレに自分で行けるかどうかでかなり生活は変わってくる。
昼からのリハビリにかけるぞ=!


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術後1週間(8/1)

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先週の今日は決戦日


この1週間は永遠に終わらないかも・・・というくらい長かった
最初の予定では今頃は歩いてトイレに行って、洗濯もなんとか自分でこなし
大部屋で「リハビリがんばろうね?」なんていってるはずだった!
なのに・・・


●回診
今日もいつものように若先生Hに足を高く挙げてもらうようにお願いする。
創部のガーゼがドレーンの入ってたところだけになりあとは透明テープになってすっきり。
おしりの仙骨部の痛?くて赤くなってるところにもなにかわんないけど貼ってくれたもよう。
朝からおしりの痛みで泣きながら蒸しタオルをあててたけれど、先生が見た感じでは
「ちょっと赤い」
だけみたい・・・指が触れただけでも激イタなのに(泣)

●回診?部長回診?
PTさんを数人引き連れて主治医がやってきた。
現在の状況や今後のリハビリに進め方について。

午後から病室にて端座位の練習(PT2人、貧血があるため)
座る練習や車椅子でなく即歩く練習に(左股関節固定で座位困難なため)
貧血で立位が不安な場合はリハビリ室にて立位訓練(なんとかという器械にて)

足を下げて座ったことが無いのでまだ貧血のほうは不安・・・(Hb7台)
左の手術のときも貧血で悩まされた記憶あり。今度は根性で乗り切るぞ!!!


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