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2010年1月アーカイブ

Restrictions on Social Activities and Total Hip Replacement in Patients with an Ankylosed Hip

二木 康之

FUTAGI Yasuyuki

佛教大学

Bukkyo University

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抄録
股関節固定者における二次障害と人工股関節全置換術の予後について考察した。股関節固定によって下肢の支持性は確保されるが、隣接諸関節に過剰なストレスが加わるために、時間の経過とともに腰痛症、膝関節症、反対側の股関節症を発症するにいたる。これらの症状はしだいに悪化の一途をたどり、社会活動の制限や生活の質の低下を招く。固定をはずして人工股関節へ転換した場合、筋力回復には長時間を要するが、予後は全体として良好である。人工股関節への転換術は股関節固定者における隣接関節症状緩和のための最も合理的な対処法である。

Until the late 1970s, arthrodesis of the hip was regarded as one of the most reliable treatments for septic arthritis or traumatic injury. However, with time, a fused hip is often associated with intractable pain in the lower back and knees, which leads to serious restrictions on social activities in ankylosed patients. In recent years, the conversion of a fused hip to total hip replacement has been attempted to relieve the pain in neighboring joints. Most studies have found that the long-term outcome of the conversion in terms of walking ability and pain is generally favorable. To relieve overstressing of the adjacent joints, the most logical solution is the conversion of a fused hip to total hip replacement. The adjacent joints should not be directly treated while the hip remains ankylosed.

収録刊行物
障害者問題研究 [収録刊行物詳細]
Japanese journal for the problems of the handicapped 35(4) pp.308-313 20080200 [目次]

全国障害者問題研究会

人工股関節置換術を受けて3年半。
2010年は痛みで始まりましたが、9日土曜日に5ヶ月ぶりに主治医の診察を受けに行ってきました。

胸膜炎・帯状疱疹・狭心症etc・・・いろんな疑いを内科で否定してもらって、残るは「整形外科的に診てもらってください」とのお言葉を実行に移すだけ。
相変わらずの無精ひげ。年末からの経過を2回通り聞いて、脊椎を何箇所かグイグイ押して痛みが起こらないことを確認して
「神経痛ではないな」

・・・・「(えっ!?)」そうなのですか!?

「筋肉の痛みだろう」

「肋骨を動かす筋肉は二種類あって・・・・」
長い説明の覚えてるところをかいつまむと、年齢的にそう簡単に肋間神経痛が起こるとは考えにくい。脊椎に問題があるのであれば限局的に痛みが発生する。骨自体に問題があり痛みが起こっているのであれば1週間や10日でここまで症状がおさまることはない。
で、最後に
「(おおもとの原因は)足やな。年末になんかしただろ(体に負担のかかること)」

そりゃ、一応主婦だし、仕事で肉体労働はほとんどないけど、家の片付けやカーテン洗ったりアチコチ掃除したり、納戸も思い切って整理したし・・・

左股関節を固定していることで、しゃがんでの作業は非常に困難を極めるのですが、やむを得ずせざるを得ないときは片腕を床について、もう片方の手で作業をしています。
パソコンの前に座ってるときや、食卓の椅子でテレビを見るときも、椅子に深く座ることができないので上半身が不自然にねじれた状態で長時間過ごしています。

普段は股関節が動かない分ある程度までは腰がその代わりをしてくれているのだけれど、腰の調子が悪いときはだいぶ背中に負担がかかってきてることは前々から自覚はしていました。やっぱりコレか・・・

若いときはそうやって股関節以外のところががんばってなんとか動いてこれたけど、あちこち症状が出てきているのは「もうそれほど若くない」ということらしい。
左股関節を固定して18年、すでに満身創痍なのはわかってても、そこそこ今と同じ状態が永遠に続きそうな錯覚を持ってきたことも確かだ。

痛みが起こるということは、体からの悲鳴。
真摯に受け止め、かつ負担がかかることは極力避けていく努力は必要のようだ。

3年半前までは出来ないことだらけになっていた。
手術して、痛みがなくなって、ある程度動けるようになって・・・でも人工関節は万能ではないし、固定した股関節を抱える身にはより大切に扱わなければならないものでもある。

「ま、正月早々から痛みで病院に駆け込むような思いするなら、さっさと(左股関節の)手術をしよう。(先生の)気力の残ってるうちに」

したい気持ちはめいっぱいあります。
先生と私はやる気満々でも、家でのことや仕事が休めないことを考えると厳しいなぁ?

最後に、昨年末に固定した股関節を人工関節に変えたリウマチの患者さんのことを教えてくれた。いっぱい聞きたいことはあったけど、診察時間が長くなりすぎることを遠慮してほとんど聞くだけになってしまったけど、手技的にはさほど問題のないことだとわかってちょっと安心した。

あ?????早く来い来い、手術を受けられる日。

顔見て、痛い背中を押してもらって、なんだかそれだけで気分が晴れてものすごく安心できた気になれる。
偉大な存在です。

神経痛の恐怖

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若いころ(20代はじめくらいかな)腰椎のヘルニアで坐骨神経痛を経験しました。
それはそれは痛くて・・・元来の性格がたたって無理していたので体をゆがめたまま何とか歩いていました。下肢に痺れや神経症状も出てたから、おそらく痛みはかなりひどかったハズ。
しかし年月はその痛みを忘れさせてくれます。

12月半ばに左背部痛で近くの整形外科に受診。その後何とか軽快しつつあったのですが、年末12月31日から、今度は右背部痛出現。みるみる範囲が広がって側胸部から前胸部まで鈍痛ではなく耐えられないような痛み!!!
大晦日、元旦と眠れぬ夜を過ごし、2日に耐え切れなくなってついに休日当番医さんに駆け込みました。

30台くらいの内科の先生。でもしっかり私の訴えを聞いてくれて、痛みをこらえつつ下調べした私の予測とおり「肋間神経痛」だろうとの診断。
原因によって治療もかわるため、胸部のX線写真2方向と心電図。ともに異常なし。
痛みは右だけど、すい臓も可能性としては否定できないということで、私が「ここ10年くらいたまに低血糖発作を起こす」と申告したことでCTも撮影することになりました。
肺(胸膜含む)・肝臓・胆のう(結石なし)・腎臓(結石なし)・すい臓・縦隔(大動脈等)→胸部から上腹部にかけては特に異常なし。
あとは整形外科的なものが考えられるから、と。最初からそうかなとは思ってたけど、一応内科的なものを否定できたのはよかった。

あとはこの痛み!
とにかく痛い。間歇的に大波小波が襲ってくる。
ロキソニンもボルタレンも効果はいまいち。ボルタレンの座薬を屯用でいただいて、内服の鎮痛剤と併用することにした。あとVB12も処方してくれた。
寝ても座っても何してても、とにかく痛い。お笑い番組なんか見ててもちっとも面白さを感じられない(涙)

とりあえず休み明けの1月4日に再度受診する予定なのだけれど、こんなに病院受診が待ち遠しいことは滅多にないよ><
効果があまりなければけいれんの薬を、といってたので、たぶんテグレトールを処方してくれる予定なのでしょう。

あ????それにしても4日夕方の受診まで私はちゃんと仕事をこなすことができるのでしょうか…神様・仏様・鎮痛剤サマ