『涙の癒し効果』その2 第9号

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    こころのビタミン♪
         【 ポジティブセラピー 】
                     2006/05/21  第9号
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梅雨かと思わせるほど
雨が続きましたね・・・
でもたまの晴れ間はすっかり夏の日差し!
涙を流した後の心も
雨上がりの澄み切った空気のように
さわやかで清々しいはず・・・
と思いませんか(*^ー^*)
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『涙の癒し効果』その2
泣くことは本来、大きな癒し
でも「泣く」ことに恥ずかしさや気まずさがあると
それがまた新たなストレスの原因にも・・・
よい涙、を流すための必要条件とは何でしょう?
◆泣くことはとてもデリケートな行為
カウンセリングの世界で「ストリップ」と表現されると
前回説明したように、心の内部や深い感情など
秘めた部分をさらけ出す行為です
ですからまずは安全な場所、シチュエーションを
選ぶことがとても大切です
静かでリラックスできる環境
感情が昂ぶってもその昂ぶりに身を任せられる
そんな場所を選びたいですね
その上で「よいシチュエーション」は
 ☆ひとりでいるとき
 ☆恋人、あるいは心を割って話せる友人といるとき
 ☆カウンセラーなど専門家の前、など
日常の生活の中で一人きりになれる
時間と環境というのは意外とあまりないもの
トイレ
お風呂
家族のいない休日・・・
あと一人になれる空間といえば車の中
対向車の視線が気にならない明るさなら
運転にさえ気をつければ大丈夫(?)
ただし嗚咽するほど泣くと危険です^^;
◆涙を流すタイミング
ストレス度がかなり高まっている!
もうあふれ出す寸前かも・・・
そんな時は涙を誘い出してあげましょう
泣ける映画はごまんとあります
一人で映画を見て抑え込んでいたストレスを開放
ガジガジに固まっていた心も身体も一緒に開放!
泣いてはいけないときに泣くこと
泣くべきときに我慢すること
・・・どちらもよい結果は生まれません
自分で心の中のストレス具合を図りながら
上手にいいタイミングで発散させたいですね
◆「泣く」ことをゆるしていますか?
今まで
「泣いてはいけない」
と心に禁止してきたことを
「泣いてもいいよ」
と許される瞬間、心は開放感に満たされます
だから一人で泣くときも、泣いてもいいんだと
心に語りかけてあげることが必要です
声を上げて泣くことも
開放感を高めるためには効果的
心も身体もともに開いて
溜め込んだエネルギーを発散しましょう!
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涙は心のターニングポイント
開放感とともに泣きその後はポジティブに!
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◆編集後記◆
楽しいことばかりじゃないのが人生
そうはわかっていても苦しい時や悲しいときは
多々ありますよね(しみじみ・・・)
でも私の大切な友人akihoさんは
人生の試練を刻々と冷静にメルマガに綴っています
振り返るだけでも辛いだろうと思うことも
自分の自立への糧としているようで
彼女の強い精神力は見習うべきものだと感服します
◇夫に依存する妻からの脱却─自立への道◇
 http://www.mag2.com/m/0000180085.html
(メルマガ紹介より)
公務員の夫がうつとアルコール依存症と診断されてから2年目のある日
「ひとりになりたい」「別れたい」発言!
夫が出て行き、私の経済的・精神的自立が重要課題に。
パート勤めの私が、高校受験を控えた長男・小3の長女と共に
35年ローンを抱えた家で自立への道を歩みます。
彼女自身は楽しくてとってもお茶目な女性☆
素敵な笑顔に心が和みます
「泣く」ことの後は「笑顔の効用」についても
考えてみようかな・・・
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