ストレス脆弱性

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脳や体がストレスに耐える力には個人差があります。
『生まれつき丈夫にできている人は、よほど大きなストレスがかからない限り
発症しないけれど、そうでない人は小さなストレスでも発症してしまう。』

これは主に統合失調症の研究から発展してきた考え方でストレス脆弱性理論といいます。
うつ病や他の病気の発症メカニズムにもあてはまると言われているそうです。
ですからストレスに耐える力が平均的な人の場合は
環境が悪いからとか、酷いめにあったから病気になったように見えるし
ストレスに耐える力が弱い人が発症すると
もともと素因があったのかなというふうに見えてしまう・・・
でも実際のところはいろんな条件の組み合わせで発症するかどうかが
決まると考えた方がいいようです
ラットにおける実験では母子分離飼育や、妊娠中のストレス負荷が、生まれたラットにス
トレス脆弱性をもたらすらしいです。
元々よく養育するラットとあまり養育をしないラットを用いた研究では、母親によく養育さ
れなかったラットは、ストレス脆弱性が生じる上に、子どもをあまり養育しないが、養育しな
い親から生まれたラットでも、良く養育するラットに「養子」に出すと、ストレス脆弱性が生
じないことから、これは非遺伝要因によるもの、とか。
ストレスにはめっぽう強いと思い続けてきた私
でもここ数年は自分の弱い部分ばかり目について
だんだんとストレスに弱くなっていってるような・・・
考えようによっては
このストレスに弱いすぐ人に甘えてしまう私が
もともとの私なのかもしれませんね^^;