2015年の花粉飛散は早めの2月頃、日本気象協会が第2報を発表

2014.12.6

気温と花粉飛散の関係

日本気象協会が来年春の花粉(スギ、ヒノキ、シラカバ)の飛散予測の第2報を発表した。

来春の気温予想は、西日本と東日本は平年並みか、やや高め、北日本は平年並みとのこと。

気温の上昇と花粉の飛散開始には関係があることから、九州から関東では花粉の飛散は早めの2月上旬、東北から北では2月の下旬から3月の上旬と予想している。

準備は1月からがお勧め

ただし花粉の飛散開始は、1平方センチメートル当たり、スギ花粉を1個以上観測した日が、2日連続した最初の日を基準としている。

つまりそれ以下ではあるけれども、その前から花粉の飛散が始まっていると考えるべきだろう。

同サイトにも「1月下旬頃には花粉対策を始めておくことをおすすめします」とあるように、早め早めの対応が肝心だ。

飛散量は例年並み

飛散量予想は第1報でも行ってるが、花芽調査を元に若干の修正があった。

それによると、東海地方は例年比100%・前年比140%から、例年比90%・前年比130%に、近畿地方も例年比90%・前年比110%から、例年比80%・前年比100%と、わずかではあるものの花粉症の人にはうれしい下方修正が行われている。

ただし関東甲信(例年比90%・昨年比250%)、北陸(例年比90%・昨年比200%)、東北(例年比100%・昨年比320%)は変わっていない。昨年比を見て頭を抱える人も多そうだ。

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