「セルフケアとは」カテゴリーアーカイブ

セルフケアで花粉症対策

毎年この季節になるとくしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・・・
つら〜い症状に悩まされる人は多いですよね!
病院で処方される内服薬(抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬)、点鼻薬、レーザーなどによる外科的療法、様々な治療法(メディカルケア)がありますが、どんな治療をしている場合も欠かせない大切なモノがあります。
それは・・・
あなた自身が自分自身を花粉から守るセルフケア
どんな治療をしても花粉に身をさらした状態では効果は期待通りは出ません
アレルギーの起こる作用機序をよく理解し、体に入ってくる(接触する)抗原(花粉)を出来るだけ減らすことが治療の効果を最大限引き出し、症状を軽くしてくれる手助けになるのです
セルフケアの方法を学びましょう!
この季節少しでも楽に過ごせるような手助けをさせて頂きます劣

サプリメントやアロマ

医療ではないのでいわゆる民間療法的な事になりますが
さまざまなサプリメントやアロマテラピーが紹介されています。
病院で処方される薬のような即効性はなくても、体の免疫力を徐々にアップさせたり
気分をリラックスさせたり鼻や喉にいいアロマは、取り入れることでQOL(生活の質)をあげてくれることは間違いないように思います。
自分の好みや体質にあったものを積極的に取り入れてみてはどうでしょうか劣
花粉症対策グッズ

目や鼻に付着した花粉

目や鼻を洗浄してくれる器械や洗浄液がたくさん市販されています。
付着した花粉を落とすことで、症状を軽くすることができます。
点鼻タイプや点眼タイプなど手軽なものもありますし、もちろんご自分で
生理食塩水(0.9%の食塩水)を作って洗浄することもできます
ご自分にあった方法を探して試してみてはいかがでしょう劣

環境を整えよう〜室内

部屋に花粉を侵入させないためには、窓を頻回に開けないことはもちろん
隙間にテープを使ったり、換気扇の口にも気を配りましょう。
室内は空気清浄機(花粉対策用のものがたくさん出ています)や加湿器を使用して
環境を整えましょう。
室内に侵入した花粉を空気清浄機で除去、加湿することで空気中に浮遊している
花粉を床に落とすことができます。
そうなると当然部屋の掃除もこまめにしなくてはいけませんね。
花粉を取り除くだけでなく、ハウスダストやダニは花粉症の症状をひどくする
可能性もあります。
フカダック空気清浄機

環境を整えよう〜洗濯物

外干しすると当然洗濯物には花粉がついてきます。
外に出さずに乾燥機や、浴室乾燥などで乾かせればそれがベストですね。
しかしなかなかそういうわけには・・・という方は
取り込むときはよくはたき花粉をできるだけ落とすことが大切ですね。
掃除機で吸いとるという手もあります。
室内干しでも扇風機や除湿器を上手に利用すれば、案外よく乾いてくれるものですよ劣

家に花粉を持ち込まない

花粉がそこら中飛び回ってる外出から帰ったら、一安心する前にもうひと対策
服に付いた花粉を取り除く 玄関の外で手やブラシなどでざっと花粉を落としましょう
 さらにコートは室内に持ち込まないようにした方が無難です
掃除機を使う 最近は専用の掃除機も出てきました。
 吸い込んだ花粉を外に出さない機能のものがよいでしょう
手洗い・うがい
 花粉症でなくても風邪対策のためにもコレは基本ですね
除菌フィルター付水フィルター掃除機
 

花粉と接しない〜帽子とコート

髪の毛はわりと盲点になりやすいですが、外出から帰ってきた髪の毛にはたくさんの花粉が付着しています。
つるりとした素材の帽子などをかぶると理想的です。髪の長い人ならば、ゴムなどでたばねるといいかもしれません。
衣服の襟元から入り込む花粉を防ぐためにスカーフなどでガードしたり、衣服にも花粉は付着しますから、コートなどをはおるのも効果的です。
この場合コートもつるりとした素材の方が理想的です。
コートにゴーグルにマスク…かなりアヤシイ人の雰囲気になってきましたね^^;
ストーカーに間違われないように、気をつけましょう怜

花粉と接しない〜ゴーグル・サングラス

花粉よけ用のゴーグルも、薬局だけではなく最近ではいろいろなところで見るようになってきました。
ゴーグルでは大げさに感じる人なら、サングラスやただのダテメガネでもある程度は効果が期待できます。あるとないとではかなり違います。
ゴーグルにも、サングラスのようなファッショナブルなものが出てきています。
花粉のシーズンは、コンタクトレンズのかたには試練の季節ですね・・・。
コンタクトレンズ装用中は点眼薬は使用することができないし、アレルギーの強い方は結膜の炎症もひどく出るため、レンズが装用できなくなることも。
どうしてもというなら、洗浄をきちんとしたり、装着している時間を短くするなど、できるだけの配慮をしながら、眼科医とも相談した方がいいですね。
花粉防止サングラス スカッシー

花粉と接しない〜マスク

マスクにもいろいろありますが、やはりフィルターの入った「花粉症用」のもののほうが効果があります。
鼻を保温するといいということで、それ用の当て布がついているものもあります。女性用の、口紅がつかないように工夫されているものもあります(女性向けのものは、化粧品屋さんなどにも最近はおいてあるようです)。
花粉を通さないという性能は、価格とは比例しません。1枚あたりの単価が安い不織布のものが、性能もよく、かつ息苦しくなかったという統計もあります。
安価な不織布のマスクを使い捨てにするという方法が衛生面上は好ましいかも知れませんね。
マスクをする上でだいじなことは、すきまを作らないということです。ノーズフィット用ワイヤーが入っているものを利用したほうがいいでしょう。
マスクは鼻やノドのためだけではなく、目の症状を軽減するのにも役立ちます。というのも、目のかゆみは、必ずしも目に花粉が入ったからではないそうです。やはり、“吸い込まない”というのは基本中の基本のようです。
花粉用マスク 深呼Q
メントール爽快マスク
マスクなしで花粉をブロック
mask-2.gif

花粉と接しない〜飛散状況を知ろう

テレビやインターネットで気象情報・花粉情報を入手しましょう。
≪花粉症情報の要注意日≫
  1)天気:晴れまたは曇り
  2)最高気温が高い
  3)湿度が低い
  4)やや強い南風が吹き、その後北風に変化したとき
  5)前日が雨
 以上から、前日または当日の未明まで雨で、その後天気が急に回復して晴れ、南風が吹いて 気温が高くなる日が要注意日となります。(日本気象協会作成)
 花粉の飛散の多い日は特に注意が必要。1日のうち飛散の多い時間帯(午後1時〜3時頃《注:地域によって差があります》)の外出もなるべく控えたほうがいいですね劣