2010年 7月8日 (木) CBnews
鳥居薬品は7月8日、スギ花粉アレルゲンエキスを用いた舌下投与による減感作療法薬の国内フェーズ3試験の実施を決定したと発表した。液剤で、舌の下に数分間保持した後、飲み込む。症状を起こす物質を低濃度から体内に投与し、患者の抵抗力を高めることで症状自体を出しにくくするため、根治や長期寛解が期待されている。今年秋から2年間の実施を予定しており、2013-15年度中の発売を目指す。
同社は現在、皮下注射による減感作療法薬を販売しているが、注射後の持続的な痛みがあることや、治療初期には週1、2回の投与が必要で、その都度通院しなければならないなど、患者負担が大きいこともあり、最近では治療を受ける患者が減少傾向にあるという。
近年、欧州を中心に、舌下投与の方法が普及してきていることを踏まえ、開発を決めた。