治療法(一般)

■治療法
QOLの向上が目標
治療法の選択は、重症度、病型、本人のライフスタイルによる
●患者とのコミュニケーション
医師と患者のコミュニケーションをよくし、治療への意欲、病気や治療法への理解、医師への信頼を促進し、互いに治療におけるパートナーとなるべきである。具体的には、アレルギー性鼻炎のメカニズム、治療法、合併症、予後、薬の使用法、検査結果を十分に説明し、解説書を提供し、日記の記入、規則的通院、日常生活の改善、抗原の発見と除去などに積極的に患者が協力するよう促す。患者が医師と共同で治療プログラムを作り、ちりょうっけいかも共同で検討する。
●抗原の除去と回避
治療の第一歩で患者のみに出来ることである。患者の病気・治療への理解を深め、治療に自身が参加している意義を実感してもらう意味でも重要である。
室内ダニの除去
�室内の掃除には排気循環式の掃除機を用いる。1階20秒/�の時間をかけ、週に2回以上掃除する。
�布製のソファー、カーペット、たたみは出来るだけやめる
�ベッドのマット、布団、枕にダニを通さないカバーをかける
�部屋の湿度を50%、室温を20〜25度に保つよう努力する
スギ花粉の回避
�花粉情報に注意する
�飛散の多いときの外出を控える
�飛散の多いときは、窓・戸を閉めておく
�飛散の多いときは、外出時にマスク・めがねを着用する
�外出時、毛織物などのコートは避ける
�帰宅時、衣服や髪をよく払い入室する。洗顔・うがいをし、花をかむ。
�掃除を励行する
ペット(特にネコ)抗原の減量
�出来れば飼育をやめる
�屋外で飼い、寝室に入れない
�ペットとペットの飼育環境を清潔に保つ
�床のカーぺとをやめ、フローリングにする
�通気をよくし、掃除を励行する

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