3.花粉症対策市場
一般用医薬品は治療を目的とする鼻炎治療剤、アレルギー用点眼薬、抗ヒスタミン剤、漢方処方エキス製剤(小青竜湯)。予防を目的とする洗眼薬。衛生雑貨は予防を目的とする鼻孔拡張テープ、鼻洗浄剤、家庭用マスクを対象に花粉対策市場とした。
花粉症対策市場はその年の花粉飛散量の影響を大きく受ける。06年は前年よりも飛散量が大幅に減少し、前年比5.8%減の391億円となった。予防を目的とする衛生雑貨は前年に引き続き伸びた。特に、家庭用マスクは花粉シーズンの必須アイテムとしてだけではなく、インフルエンザ、はしかの流行、黄砂の防御など、使用機会が増えており、前年比11.0%増の111億円となった。しかし、花粉対策市場のおよそ35%を占める鼻炎治療剤やアレルギー用点眼薬といった治療を目的とする一般用医薬品が大きく減少したことで市場全体は縮小となった。07年は、花粉の飛散が例年より早く、最需要期の2~3月は鼻炎治療剤が前年に比べ大幅に拡大したことに加え、家庭用マスクが好調であることから前年比10.0%増の430億円が見込まれる。
2007年10月29日 ニッケイプレリリースより抜粋