障害厚生年金(追記)

厚生年金加入中に障害となったことから、障害厚生年金一時金目指してはじめた年金相談。
身体障害者法での障害等級とは判断が異なることから、話を進めていくうちに障害厚生年金3級(or2級)を目指すことに方向転換となった。
もしこれが認められなくても障害年金2級(国民年金)で申請しなおすことになる。
春先には結果が分かるだろうと・・・ははっ、気の長い話だわ^^;

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障害厚生年金(一時金)

障害年金は1・2級(年金での障害基準で身体障害者手帳の基準とは違う)だけなのですが、厚生年金加入期間中に発症した傷病が元で障害が起こった場合には、3級該当者(年金基準)にも一時金が支給されます。
障害者生活支援センターでこのことを教えてもらったのは1年以上前のこと。退職して自由人になったのもつかの間、入院・手術でばたばたしていて手続きが遅れてしまいました。
今日は社会保険労務士の方が病院まで来てくれていろいろお話を伺いました。
・厚生年金に加入して1年経過した後に発症した傷病であること
・厚生年金加入中に初診日があること
・医学的に言う疾病の程度・障害の程度ではなく、日常生活にいかに支障をきたしているかということが判断基準になること(等級)
準備する書類
・基礎年金番号通知書と年金手帳(配偶者の分も)
・戸籍謄本
・住民票謄本(家族全員)
・前年度分の所得証明書(配偶者)
・預金通帳(予めお金を振り込んでもらう金融機関や郵便局で証明印をもらっておけば必要なし)
・初診日に関する証明書(私の場合2箇所)
・診断書(最終にかかっている病院で)
・病歴、就労状況申立書(自分で記入)
各書類の初診日はあっているかどうか等、素人ではものすごくわかりにくく確認もしにくい書類の数々・・・。初診日に関する証明書の診断名に先天性股関節脱臼が含まれていると認定されない可能性が高いなど、細心の注意を払って準備を進めていかなければならない(汗)
じゃ、頑張ってね?みたいな雰囲気で終わりそうになったので、慌てて先生に申請の手続きをお願いする。各病院(私の場合は3箇所)での書類は自分で手配が必要だが、各書類が集まったあとのことは先生がしてくれる予定。委任状も記入(社会保険事務所で必要とのコト)
私が目指して(?)いるのは3級で、障害厚生年金一時金。年金を受給するほどの障害(1・2級)はないが、厚生年金加入者の場合は3級該当者に2年間分の年金額にあたる金額を一時金として支給してくれる。
もらっていた給与の額に応じてなのでどのくらいの金額になるかは不明・・・(17年間の給与の平均なんて自分じゃわからんし)

ドライシャンプー

当たり前のように毎日お風呂に入っていたものにとって、術後しばらく入浴できない期間は
苦痛以外の何者でもありません(涙)
体は清拭である程度の清潔は保たれるものの髪はなかなかそういうわけには・・・
術後初めて入浴するまでの2週間はこのドライシャンプーでなんとかしのぎました。
これはミストタイプですが、ほかにムースタイプもあるらしいです。
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シャンプーするほどの爽快感はないものの、アルコール(35%)で拭くような露骨な薬品くささもなく
清拭と一緒に毎日使ってました。
シャワー(介助要)になってからも、毎日というわけにはいかなかったのでシャワーできない日には
やはりこれで・・・多少は気分が違ったかな?と思います。
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人工関節センター

私がお世話になってる病院の人工関節センターは、今年の5月に開設したばかりです。
県内の基幹公立病院は、慢性疾患より主に交通事故・労災・救急等の急性期疾患に重点を置かざるを得ない実情があります。65歳以上の高齢者が人工の25%を占めているという高齢化の中、関節痛や歩行障害などでADL(日常生活動作)に支障をきたした人が一人でも多く痛みの無い、活動的な人生を再出発できることを目的に、このセンターは作られたそうです。
●スタッフ
医師5名(常勤医師4名、非常勤医師1名)
理学療法士7名
●設備
コンピューター支援手術機器:人工関節手術を安全に、正確に行い長期間耐用するために四国で最初に導入
高性能リハビリ機器:筋力値がコンピューターにより自動的に計測できるためリハビリの進行具合も確認でき、リハビリの内容を的確に調整できます。
●実績
県下で年間約400?450件の人工関節手術が行われていますが、そのうち平成17年度の手術件数は
117件と県下で最も多くの手術を行っています。
膝に関しては従来の手術の約半分の皮膚切開でできる最小侵襲手術が行われています。
感染対策として手術室はクリーンルーム、感染防止手術衣、創部ジェット洗浄機を完備、血栓症防止に
AVインパル(足底還流刺激装置)により重大な合併症は予防できているそうです。
四国唯一の人工関節センター
私からの要望を少々言わせてくださいませ。
・電動ベッドを導入してほしい
術後の腰背部痛、おしり(仙骨部)の痛みは、下肢の安静期間に一番つらいことのひとつだと思います。
経過によりベッドアップができるようになっても、一回ごとに家人に「上げて」「下げて」と頼まなくても、電動なら自分の体の状態と相談しながら調節できます。家人がいなければ尚のこと。
・ウレタンややわらかい素材の敷物(ジョクソウ予防)かエアマットが欲しい
術後2週間あまり経って、仙骨部の痛みは無くなり、皮がむけるくらいまで回復したけれど、最初の一週間の痛さは涙が出るほどだった・・・
・クリティカルパスが欲しい
膝関節のひとがもらってるのは見ました。まったくパス通りにはいかないことはわかりますが、目安にはなると思う。自分のパスは経過に沿って自分で作ったけれど・・・
・生活指導にパンフレットを導入して欲しい
医師の口頭による説明や、PT・ナースによるそのつどの説明はありましたが、退院後の自宅での生活を想定して目で見ていろんなことを確認し、覚えていきたいです☆
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超個人的・クリティカルパス

(注)一度サイトデータを不注意で削除してしまったときに、リンク先を紛失してしまっているようです。
リンクをクリックしても表示されません。申し訳ありません。

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自分の経過を後付でまとめた・・・という時点ですでにパスではないような気がしますが(汗)

※※※※※※入院前(貯血開始)から術後12日目までのパス※※※※※※

※※※※※※術後13日目以降のパス※※※※※※

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入院費用

(注)一度サイトデータを不注意で削除してしまったときに、リンク先を紛失してしまっているようです。
リンクをクリックしても表示されません。申し訳ありません

「膝の人工関節は120万」という大雑把な話しか知らずにきたので、請求はいったいいくらくるのか・・・
ちょっとどきどきしてました。
私の入院した病院は10日ごとに請求が来ます。
個室に何日いたか、や術式の微妙な違い、投薬(注射を含む)や検査など人によってさまざまなので
参考程度にしかなりませんが。
※※※※※こちらをクリックしてください※※※※※
8月26日に個人病院に転院してからは、基準看護の違いなどもあり入院費が若干安くなりました。
●入院費用以外にかかった主なもの
⇒弾力ストッキング・・・・・・・・・2,500円
⇒固関節用サポーター・・・・・16,789円(健康保険組合に申請すると7割は返ってきます)
⇒入院中外来受診(9/6)・・・・・1,180円
⇒入院証明書(生命保険)・・・・5,250円
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介護保険

介護保険の給付は65歳以上ですが、特定の15疾患に該当する場合は40歳から64歳の人でも利用することができます。そのうちのひとつに、「両膝もしくは両股関節の著しい変形」というのがあるので私の場合は該当します。
施設利用の予定はありませんが、住宅改修や介護用品などの購入、居宅介護(ホームヘルプサービス)での家事援助(かがんだ姿勢が取れないので床の掃除やトイレ・お風呂などの掃除をおねがいしたらどうかな?)が使えるかな。
入院している間にいろいろ調べて検討使用と思います。
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自立支援医療(旧更生医療)

手術の当該部位に予め身体障害の認定ができている場合、この制度が使えます。
医療費が1割負担になります。
身体障害者の住宅改修で家の階段に手すりを取り付けるため、偶然術前数ヶ月前に障害等級の再認定を申請して4級から3級にアップ。(住宅改修は3級から)
そのときに、もともとあった左足(4級)に加え、可動域制限ということで右足も追加していました。
今回の手術は右足ということで、当該部位の障害認定がおりていたので事前に役所で聞いてみると、私の場合はムリといわれました。(前年度の世帯全体の市町民税からの判断で)サラリーマンなのに厳しい?(涙)
制度を利用する場合は、予め申請が必要です。その旨医療機関にも入院時伝えておく必要があります。
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リーチャー

リーチャー アクティブ は酒井医療さんの製品
足元に落ちたものを拾ったり、衣服の着脱の補助など、私のように足が不自由なものにとってはお役立ちなグッズ☆
金属製で丈夫そうなんだけど、金額的に折り合いがつかず、結局購入したのはプラスチック製の2品セットのもの。2本で5000円くらい(税別)でした。
術後ベッド上でパソコンと格闘しながら大健闘の結果かいごや.コムさんのサイトで一番気に入ったものに決めました。
※リーチャーの具体的な使い方のイラストはここで見られます※
短いほうが使い勝手がいいです。術後余り経っていないような時期は、体もまだ十分動かず長いもののほうが使いやすいかもしれません。
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術後あわてて捜し求めたものですが、日常生活動作の助けになるので、術前、術後、入院中はもちろん、退院後の生活でも十分役に立ちます。
細かいものもつまめたりするので、しゃがみこみが全くできない状態のときでも、床に落ちた10円玉を拾える!というすぐれものでもあります。
術後何ヶ月かのあいだ、可動域がまだ十分でなく、体の動かし方も不安でままならなかったので、衣服の着脱や床のものを拾うのにものすごく役に立ちました!しゃがむ姿勢は最小限にしたいですものね。
術後荷重ができないときに、ひとりで病院で入浴していたときも(プールでも)、これのおかげで手助けなしに気兼ねなく着替えができました。ありがたや???
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住宅改修・・・の準備

手術を決意したあと、2006年7月。
2年間パート勤めでお世話になっていた障害者生活支援センター
そこのIさんに相談して、階段を両手すりに、玄関の段差に手すりの取り付けを行うことになる。
6月に近医に診断書を書いてもらって、身体障害者4級から3級に等級変更しているのでその分で
改修することにする。
年齢的に介護保険も適用になる(両変形性股関節症はその対象疾患になっている)
が、認定その他で期間がかかるので今回は身障での申請とする。
業者の担当者と支援センターのソーシャルワーカーさんが自宅まで訪問してくれ、取り付け部位の確認などを行う。今回同時に生活支援用具としてシャワーチェアーも申請することにする。
階段と玄関だけなのに家中の間取りが必要とのこと。丸秘の子供部屋にも・・・内緒である(汗)
出来上がった見取り図・写真・見積書を持参して役場にて申請書を記入する。
ついでに更正医療(現 自立支援医療)について確認すると、払っている市町民税から対象外であるとのこと。利用できれば医療費が1割負担ですむはずだったので残念↓
申請が通れば約2週間後に知らせが来るとのこと。こんな小さい役場でなにに2週間もかかるのか聞いてみたい衝動に駆られたが、ぐっと抑えて帰宅する。入院までに間に合わんじゃんっ
■おまけ■
その後手術をしてからの感想。
トイレに両手すり、玄関内の段差にもできれば手すり、家の中のあらゆるところにちょっとした手すりがあれば安心だと思う。
身障の住宅改修は上限20万円、しかも一生に1回のみという不十分な制度なので、利用するときは熟慮の上で・・・
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