人工関節のゆるみQ&A

読売オンラインより
医療法人社団我汝会 えにわ病院院長
増田 武志氏
 北大医学部卒。北大医学部整形外科学教室助教授を経て現職。
■10年前に人工股(こ)関節手術を受けました。人工関節のゆるみが心配です。
?術後は健診欠かさず?
人工関節は、現時点で永久的なものはなく、常にその耐久性が問題となります。人工股関節は、骨盤(臼蓋(きゅうがい))にソケット、大腿(だいたい)骨にステムという人工物を挿入し、それらが新しい関節を形成します。
 骨と人工物をつなぐ方法は、骨セメントという接着剤を用いて固定するやり方と、骨セメントを用いないで、骨と直接結びつく人工物を用いる方法があります。それらの固定が、術後経過でゆるんでくることがあります。
■骨セメントを用いた固定法は不利ですか。
 骨セメントは人工関節の歴史上、大きな役割を果たしており、1960年、近代人工股関節の創始者と言える英国のチャンレー氏によって開発されました。現在も世界で広く用いられています。それが適切に使用されれば、心肺に危険はなく、人工関節の耐久性にも問題ありません。
■ゆるみをきたす大きな原因は何でしょうか。
 ゆるみは人工物の周囲の骨が弱くなって(骨吸収が生じて)起こります。そのような現象は、主に使用された人工物の摩耗をきっかけに現れます。最近は人工関節の素材が改良され、摩耗率が小さくなったので、人工関節の耐久性は向上しています。適切な手術手技で、しっかりとした骨に設置された人工股関節は、20年ないし30年はもつことが期待できます。
■ゆるんだ場合は痛みますか。
 ゆるみの初期は痛みを感じません。その診断は多くの場合、エックス線像によってなされ、人工物周囲の骨吸収像や人工物の移動(ソケットやステムのぐらつき)の所見がみられます。大事なのは、そのゆるみが進行性の場合、できるだけ早い時期に再手術(再置換術)をすることです。臼蓋や大腿骨がしっかりしているうちは、再置換術も比較的容易にでき、その成績も良好です。
 一方、骨の破壊がひどく、臼蓋や大腿骨の骨欠損が大きくなると手術自体も難しくなり、成果にも限界があります。その意味でも、人工股関節を付けた方は、定期健診を欠かさないで、術後の経過をよく観察してもらうようにして下さい。

不安な日々、は続く

人工股関節置換術後、29週と2日
人工関節がゆるむ時ってどんな感じなんだろ・・・?
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人工関節に置換した方の股関節の違和感(ん?表現しづらいけど軽い痛み?なのかな?)を
感じ始めて2週間あまり・・・
先週土曜に受診して、主治医の指示通り2?3日は消炎鎮痛剤(取り敢えず手持ちのボルタレン)
を内服して、違和感も消失していたけど・・・今日仕事中から再び右股関節の違和感を感じ始める。
毎日クリニックでしていることはさほど変わらない。
掃除や受付、血圧を測ったり採血に簡単な診察介助、時々患者さんを乗せた車椅子を押してスロープを上がることもあるし、どうしても必要にかられてしゃがみこみ(膝を突く程度)をすることも日に何度もある。
でも、術後であることを理解してくれてる事務のMさんの気遣いで、重いものを持つことはほとんどないし歩く距離も狭いクリニックの中だけなので限られている。
う?ん・・・
私の動きの何処がまずいのかだれか教えてほしいよ(涙)
必要以上に股関節に負担がかかることが怖いので、そう毎日もは鎮痛剤を飲みたくない。
X線上で異常がなくても、体に感じるこの症状のせいで不安は日々増大していくばかりだ。
人工股関節が緩むときってどんな感じなんだろう?
今感じるこの違和感が、関節のものなのか 周りの筋肉のものなのかさえも判断が付かないよ
なかなか症状が治まらなくてプールに行くこともできないし、なにより精神衛生上よくない(気になりだしたら止まらない)
取り敢えずしばらくはサポーターが手放せないなぁ・・・