手術の当該部位に予め身体障害の認定ができている場合、この制度が使えます。
医療費が1割負担になります。
身体障害者の住宅改修で家の階段に手すりを取り付けるため、偶然術前数ヶ月前に障害等級の再認定を申請して4級から3級にアップ。(住宅改修は3級から)
そのときに、もともとあった左足(4級)に加え、可動域制限ということで右足も追加していました。
今回の手術は右足ということで、当該部位の障害認定がおりていたので事前に役所で聞いてみると、私の場合はムリといわれました。(前年度の世帯全体の市町民税からの判断で)サラリーマンなのに厳しい?(涙)
制度を利用する場合は、予め申請が必要です。その旨医療機関にも入院時伝えておく必要があります。
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リーチャー
リーチャー アクティブ は酒井医療さんの製品
足元に落ちたものを拾ったり、衣服の着脱の補助など、私のように足が不自由なものにとってはお役立ちなグッズ☆
金属製で丈夫そうなんだけど、金額的に折り合いがつかず、結局購入したのはプラスチック製の2品セットのもの。2本で5000円くらい(税別)でした。
術後ベッド上でパソコンと格闘しながら大健闘の結果かいごや.コムさんのサイトで一番気に入ったものに決めました。
※リーチャーの具体的な使い方のイラストはここで見られます※
短いほうが使い勝手がいいです。術後余り経っていないような時期は、体もまだ十分動かず長いもののほうが使いやすいかもしれません。

術後あわてて捜し求めたものですが、日常生活動作の助けになるので、術前、術後、入院中はもちろん、退院後の生活でも十分役に立ちます。
細かいものもつまめたりするので、しゃがみこみが全くできない状態のときでも、床に落ちた10円玉を拾える!というすぐれものでもあります。
術後何ヶ月かのあいだ、可動域がまだ十分でなく、体の動かし方も不安でままならなかったので、衣服の着脱や床のものを拾うのにものすごく役に立ちました!しゃがむ姿勢は最小限にしたいですものね。
術後荷重ができないときに、ひとりで病院で入浴していたときも(プールでも)、これのおかげで手助けなしに気兼ねなく着替えができました。ありがたや???
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術後17日目(8/11)
お盆接近!周りのお年寄りたちはなんだかそわそわしている
●回診
一人生活に備え、夜間の足台の使用について若手H先生に尋ねる。足台があると安心感があるが、一人で足台をセッティングしたり、足を外したりすることはまだ難しい・・・。股枕は必ず置き、患肢の下に薄い布団で枕を作って置けばOKと。
質問大好きなのを知ってるH先生は「他には聞きたいこと無い?」と。(汗)
臼蓋形成した部分は次の入れ替えのときもそのまま使えるのか質問したけれど、なんだかよくわからない返事でした^^;
●主治医ぶらっと
来る。午前中のこんな時間(10時半)になにしてんだろ?
どう?と聞かれるので正直に「腰が痛い」というと、そればっかり・・・と。
患肢に荷重をかけられるのは術後3週間くらい。セメントを使用していないのと、若い人用の短いタイプの人工関節なので、3週間は待ってほしいと。来週には3分の1くらいは体重をかけられるようになるといってくれたので少しは気分が楽になる。
長いこと説明してくれたので、いつくらいに退院できるかなんて頓珍漢なことは聞くのを遠慮した。
私だって遠慮することはあるのだ。
●リハビリ
昨日に引き続き車椅子で自分でこいで行く。家政婦さんが心配してついてきてくれるが、車椅子に乗っているときだけが自由に動ける時間。嬉しくて仕方ない☆
下肢訓練に引き続き両松葉杖での歩行訓練。松葉杖での歩行もだいぶ慣れてきた。歩行器で歩く時より上手く荷重をかけずにできる。股関節の可動域は相変わらずでなかなか広がらない。
意気揚々と引き上げ。帰り玄関まで寄り道して電話をかけたり、先生の名前の一覧表を眺めたり、ほんの少しの自由時間。病室へ帰ると、5月まで仕事をしていた福祉施設でのお知り合いKさんが来てくれていたと。大急ぎでリハビリ室まで猛ダッシュ!Kさんはいつも1時間半くらいリハビリしてるので、途中PTさんの許可を得て少しお話させてもらう。常に前向きにがんばってる人は私の心までポジティブにしてくれる。
仲良しの4人部屋だったけど、膝の置換をした人が他の病棟へ変わってしまう・・・残念。
2人部屋から来た新しい人は私の次の日に人工股関節置換術を受けた人。なのに、すでに患肢に荷重をかけてベッド周りを歩いている。すごい・・・
でもなぜかトイレへは行かずベッドサイドでポータブルトイレを使用している。年配の方だから?かな?
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術後16日目(8/10)
明日で家政婦さんが帰ってしまう・・・ひとりでいろんなことをするために、身の回りの荷物や
置いてあるものを整理する。
低い位置にはほとんど使わないものを、着替えやタオル類は衣装ケースの上の段に。
何もかも甘えていたので少々不安。
シーツ交換のタイミングでお隣のおばあちゃんを誘って車椅子で散歩に行く。
二人で術後始めてテラスに出てみるが、あまりの暑さと太陽のまぶしさにすぐ帰室する。
車椅子だとどこまでもいけそうな勢いだ。
●回診
膝の違和感と腰の痛みを伝え、消炎鎮痛剤を続けて処方してもらう。ついでにシップも。
夜間、独りになったとき不安感を増す材料を増やしたくないからいろいろ考えてしまう。
●リハビリ
足がむくみ気味で運動もしたいので、一人で車椅子で降りていく。
PTさんもむくみが気になったようでブーツ型の空気で圧迫するハドマーをしてくれる。片足15分ずつ。
気分的にかもしれないけれどスッキリした感じ。
今日の歩行練習は松葉杖(2本)で行う。ちょっと自信が無かったけど、歩行器につかまって歩くよりは腕がずいぶん楽!でも病棟ではしばらくワーカーでの歩行にしておくことになる。
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術後15日め(8/9)
空が青い?目にしみる?
昨日のリハビリ後、夜中以外はワーカーでトイレまで出張!なんて爽快!
夜中もワーカーが手に届くところにさえあれば行けそうだけど、初めての夜だしワーカーもお部屋の人で
共同で使用してるので断念。
ついでに洗面も歯磨きも折角なので洗面所まで歩いていく。
蒸しタオルじゃなくて水道水でジャブジャブ洗える・・・そんな普通のことがこの上なく嬉しい☆
この2週間心身ともにフツフツ、を通り越して泥沼のような日々だったけど、昨日から急に元気が出てきたような気がする。動ける、歩けるということはこんなに嬉しくて楽しいことなんだ?!
荷重がかけられるようになるまでまだ少しかかりそうだけど、ケンケンダッシュで歩行器ですいすい歩けるから十分(^^)家政婦さんの付き添いつきだけど
●回診
特に変わりないので折角若くてクールなM先生の回診なのに聞くことが無い・・・残念↓
夕食後端座位でお喋りしていると、手術を終えた主治医がふらりとやってきた。
「歩けるのが嬉しくて歩きすぎたら腰もひざも痛い?」
何でもほどほどにと釘をさされる。痛いのが手術した足ではないので心配ない、と。
夜に向けていつものように段々と息苦しい感じになってきたので、腰と両膝にシップを貼って
気を紛らわせることにする。
夜は大嫌い。
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住宅改修・・・の準備
手術を決意したあと、2006年7月。
2年間パート勤めでお世話になっていた障害者生活支援センター
そこのIさんに相談して、階段を両手すりに、玄関の段差に手すりの取り付けを行うことになる。
6月に近医に診断書を書いてもらって、身体障害者4級から3級に等級変更しているのでその分で
改修することにする。
年齢的に介護保険も適用になる(両変形性股関節症はその対象疾患になっている)
が、認定その他で期間がかかるので今回は身障での申請とする。
業者の担当者と支援センターのソーシャルワーカーさんが自宅まで訪問してくれ、取り付け部位の確認などを行う。今回同時に生活支援用具としてシャワーチェアーも申請することにする。
階段と玄関だけなのに家中の間取りが必要とのこと。丸秘の子供部屋にも・・・内緒である(汗)
出来上がった見取り図・写真・見積書を持参して役場にて申請書を記入する。
ついでに更正医療(現 自立支援医療)について確認すると、払っている市町民税から対象外であるとのこと。利用できれば医療費が1割負担ですむはずだったので残念↓
申請が通れば約2週間後に知らせが来るとのこと。こんな小さい役場でなにに2週間もかかるのか聞いてみたい衝動に駆られたが、ぐっと抑えて帰宅する。入院までに間に合わんじゃんっ
■おまけ■
その後手術をしてからの感想。
トイレに両手すり、玄関内の段差にもできれば手すり、家の中のあらゆるところにちょっとした手すりがあれば安心だと思う。
身障の住宅改修は上限20万円、しかも一生に1回のみという不十分な制度なので、利用するときは熟慮の上で・・・
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術後13日目(8/7)
今日は初めてづくしの一日
家政婦さんと私で1枚ずつ縫ったパンツ。今日初めて履いてみる。
爽快!スカスカ感がなくてやっと落ち着いた感じだぁ?
家にあったマタニティー用のパジャマのズボンをこれまた初めて履いてみる。今まで下半身はスットントンのままだったのでやっと人間らしくなった気がする。
両足の開きが大きすぎて普通の下着もジャージも履けないのは悲しい・・・この先このままなら普段着も
何も着られない、と考えたらまた泣けてきた。最近よく泣く。すぐに泣く。ほんまにあかんわぁ?
●回診
昨日残りを抜鈎した創部。
やや傷が開き気味?というかケロイド防止のためステリストリップを貼ってくれる。その上に透明なフィルムをまた貼ってくれたので入浴はOKとのこと。やった!

仰向けのまま貼ったせいでフィルムがしわしわ・・・↓伸ばしたい・・・
●リハビリ
ベッドサイドにて簡単な下肢訓練のあと車椅子に移乗の練習。
そのままリハビリ室に行ってバイブラバスに入れるまで待っていることになる。
車椅子をこぎながら初めて病室の外へ!なんとも気分爽快!
リハビリ室ではしばらく車椅子で走り回った後、平行棒での歩行訓練。足が内股にならないよう気をつけねば・・・
お風呂の時間までリハビリの隅で筋トレの機械で遊んで待つ。
●初風呂!
しかも初バイブラバスである!
仕事をしていたころ患者さんを入れたことはあるが、入れてもらう立場になると台車の響き方やお湯につかるときが案外怖く感じる。いい勉強になった。
シャンプー2回。毎日ドライシャンプーをしていたおかげで、2回のシャンプーでスッキリ☆
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術後2週間(8/8)
台風接近・・・でもそれた
ここ10日あまり雨が降っていない。家の鉢植えの運命やいかに・・・(悲観的)
●部長回診
担当医M先生の週に一度の回診。師長さん、主任さん、PTさんを引き連れて今後のリハビリなどの進め方について。
先生の顔を見ると常に何か言いたそうな私。というか必ず言いたいことはすべて言ってしまう私。
早く歩かせてくれないと腰も肩もどこもかも痛い、とまたまた文句ばかり言ってしまう。「何がしたいん?」と先生。「歩きたい、動きたい、トイレ行きたい」「どんどん動いていいよ」
ただし、というのが私の場合必ずつく。
臼蓋形成をしていることと、人工関節の種類が短いタイプなのでほかの同じ手術の人と比べるとやはり荷重をかけることはもう少し先になる、と。ワーカーにつかまってケンケンでも、少々居心地は悪いけど車椅子に乗ってでも、何でもいいので早くトイレに行く練習をしたい。はいはいわかりましたと優等生の返事をしておく。
年齢が若いから経過が早いとは限らない。若いがゆえに遅くなることもある。計算外、予定外なことも多くある。術後2週間になる今日、未だトイレに行けないのもまったくの想定外な出来事である。ははは・・・
●リハビリ
今日は車椅子でリハビリ室まで降りていく。
人の多い外来の通りを避けて新館のエレベーター経由で。
下肢可動域訓練のあと私の希望で、ワーカーを使ってリハビリ室のトイレへ。患肢に荷重せず歩くことはかなり意識してできるが、ワーカーを回転させたり体を動かした後など気がつくと足が内転!何度もPTさんに注意される。
便器の両サイドに手すりがあることで、座る、立ち上がるなどの動作はスムーズに行える。あとは病棟で付き添いさんをお願いして練習を重ねることとする。あと、貧血防止のため、トイレに行くときはあらかじめ端座位でしばらく座ってから行くようにとのこと。ただ座っているのと違い、上半身の力総出で歩くと、頭に行く血液が不足していることを体で感じる。
平行棒を使っての歩行練習は、杖歩行(両松葉杖)のためには大切なのだとか。棒に頼ることなく足の力でバランスを取る・・・
そういう普段健康な人が何気なく行っていることをこの平行棒で練習!・・・私はまだまだ平行棒では両腕頼み(汗)
●初トイレ!
付き添いなしの生活を目指しての第1弾。
家政婦さんに付き添ってもらってワーカーでトイレに行く。案ずるより産むがやすしとはこのことだ!案外いけるじゃん!と思ってたら、ワーカーで移動するときに健足で跳ねていると注意される。さすがわたし。
●第2回目の請求
ここの入院費の請求は10日毎だ。
今日は第2弾、手術日が含まれた11日間の請求がキタ———–!
手術だけで約150万円。その他の費用を含め178万円。
そこから保険外の食事代と個室料を引いた額のうちの3割が自己負担である。約60万円。
高額医療の提要にはなるが立替払いが必要だ。定期の少しある通帳からマイナス覚悟で
準備してもらうようには連絡してある。
生命保険でいただける額はかなり小額なので家計には厳しい?のである。
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術後11日目(8/5)
何も無い一日・・・
●回診
半分残っていた鈎は明日抜くことになる。
最近は端座位がとれることでドクター清拭もなく、楽チン。
回診前にスタッフが清拭に回ってきてくれるし・・・。足を拭くときに術後からずっと私の足を
締めてくれてるストッキングの履かせ方が人によって違うのがとってもきになる。
気持ち悪くても自分で直せないからよけい(涙)
●付き添いが
午後から夫に代わる。
貴重な休みに付き添いに来てくれた友人に感謝☆
せめて歩行器でトイレに行くことができるようにがんばって下肢の筋力をつけなくちゃ!
日中は足台を外してる時間が少しできた。ズボンが履けないくらい足が外転位になってたけれど
端座位のときや、ベッドでいるときもできるだけ足を閉じぎみにするよう心がける。
いつまでもT字帯では落ち着かないので、グンゼのパンツを買ってきてもらい細工する。
両脇を切ってホックをつけ、寝たままでも脱ぎ履きができるように・・・。

ベッドで寝たまま裁縫をするのは至難の業である。疲れると胸苦しいような変に気分が悪くなる。
●お見舞いに
同じ手術の経験者Hさんが来てくれる。
今年の春からのパソコン講座でHさんに知り合わなければ今このベッドの上にいる私は
いなかっただろうと思う。それくらい私にとっては影響力のある人だ!
術後1年半弱で元の生活、どころかスポーツのインストラクターの資格まで取得していろんなことに
精力的に活動されるHさんを見て、それまであきらめていた「手術して痛みから開放されたい!」
という気持ちがむっくり起き上がってきた。
自分の経過が遅く感じることや体の具合など、経験者の人の話はなにより参考になるし
気持ちが納得してくれる。へこたれてだんだんとモチベーションが下がってたけれど、Hさんと話すことで
また元気をもらえました!
1歩でも半歩でも前へ進むことが大切なんだよね。
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術後9日目(8/3)
初めての起立訓練
大部屋初めての夜は、お隣のおばあちゃんのおかげで(?)さほど長く感じなかった!感謝
夜中にゴソゴソしたり突然いすがギギーと動いたり、床の上にしりもちをついていたり、代理で何回か
ナースコールもさせてもらった。
やや認知症がかっているとスタッフの人は言うけれど、まったくいやみの無いかわいいおばあちゃん。
こんな風に年をとったらみんなにかわいがってもらえるのだ!と学習した。
●回診
今日はシーツ交換もしてくれる。手術以来夜中に何度も汗をかいては着替えて・・・の繰り返しだったので、久しぶりにスッキリした気分になれる。
消炎鎮痛剤(ロキソニン)を希望し、続けて投与となる。
●リハビリ
下肢訓練に引き続き、端座位から歩行器を使っての初めての起立訓練。
端座位と違って立ち上がるとさらに頭の血がすーっと下がっていく感じが強い。
左足も頼りなく力が入らず、右足に至っては他人の足がぶら?んとついているような感触。
簡単に立ち上がれて、簡単に歩けるように思っていた自分がなんだか情けないような
考えの甘さにいまさらながら気づかされた感じがしてちょっと悲しかった・・・
夕食後もしばらく端座位ですごす。50分くらいいられる。
横になると(ベッドでいると)胸苦しい感じがして身の置き所が無い。
長い夜が憂鬱でなんだか気分が沈んでしまう・・・軽い抑うつ状態かな。
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