左股関節固定を人工股関節に置換しておいてほんとによかった・・・と実感する出来事~その1

6月下旬からH2ブロッカーを服用しつつ、心窩部&背部の疝痛に悩まされてきた私ですが、ついに、痛みが6時間も続くことがあり、家族に促されて救急外来を受診することになりました。

十日ほど前のことです。

 

昼過ぎから、毛布を頭からかぶって、痛みのために涙を流しつつずっと辛抱していましたが、その日の当直の先生が信頼できる内科医だったので(笑)意を決していくことに。

なんでもいいからとりあえず痛みをとってほしい。ただそれだけ。

車に揺られ、救急外来の待合室で待つ間に少しずつ痛みが軽快してきて、申し訳ないから帰ろうかなとか迷いましたが、夜中にまた痛くなっても家族に迷惑かけるだけ。小一時間待ってからの診察でした。

症状を問診し、お腹を少し触診しただけで

「症状からして、胆のう」と。

いやいや、そんなわけは。6月に腹部エコーしてるし。胆のう腺筋腫症だけで経過観察と言われたし。

しかし、撮影した単純CTには、ちいさな石がたくさん写っていました。胆のう内に。

まさか!の結果。しかも血液検査で肝臓の機能が悪く(300から600)、でも翌日にちびちゃんの遠足を控えている私は、翌日再度内科受診して検査を受けることにしてその日は帰らせてもらいました。

総胆管結石の疑い。胆のう炎や膵炎も懸念されるので、本当はすぐ入院すべきだったのでしょう。

翌日の内科受診で、肝機能はわずかに下がってきているもののまだ高く、腹部エコー、MRCPで胆道の石ははっきりしないものの、抗生物質の投与が必要ということで、入院となりました。

痛みはほぼなかったのですが。

持続点滴しつつ、安静と食事療法。膵臓食の五分がゆ。しかもハーフ。

毎日点滴が漏れては入れ替え、入れ替えの合間にシャワーさせてもらったり、友人がおしゃべりに来てくれたり、どこも痛くなく、どこも不自由なところなく、こんなに楽させてもらっていいのか、という3泊4日。

肝機能が100前後くらいまで落ち着いてきたので、肝胆膵の専門の外科医がいるほかの病院へ紹介状を書いていただいて(本人の希望により)、いったん帰宅しました。

今回の痛みのもとになった石は、腸内に落ちたのかもしれませんが、程よい大きさに成長している胆のう内の石が、いつまた落ちてくるかわからないので、胆のう摘出は必要とのこと。さらに術後、総胆管内に結石が残っている場合は、内科でERCPと。手術よりそっちのほうが緊張する。

私好みのクールで話の早い女医さんと離れるのは心残りですが、まずは胆のう切ってからまた帰ってこよう!と。

長くなりそうなので、続く