久しぶりのプール、背中がぁ・・・

わたしはゲンキンだ!
M先生と話して気持ちが盛り上がってしまってあんなに面倒くさがっていた
水中運動(要するにウォーキング)に行かねば!みたいな気持ちになって
とうとう重い腰を持ち上げた!
主治医 おそるべし・・・
せっかく持ち上がった腰がまた重くならないよう今日は町内にあるプールに行くことにする。
車で2?3分。でも歩いていくのは今の私でも難しい^^;
プールの近所の公園でチューリップまつりが開催されていて駐車場は半端なくいっぱい・・・
仕方なく秘蔵の「駐車禁止除外指定車」のカードを取り出してきて、敷地内の駐車場に。
よく見るとこれ期限きれてるよ、2年ごとというのは早いなぁ・・・
ビート板にしがみついて股関節に負担がかからないよう膝を使ってバタ足をしてみる
進んだ!
やった!!
手術前はどんなにがんばっても前に進まなかったけど、超スローペースながら
前に進んでいく!
普段使わない筋肉のせいか、背中の筋肉はつりそうになるし、足の筋肉も25mも
進まないうちに悲鳴を上げかけてたけれど、なんだか気分は爽快だった☆
二つ目の課題、プールサイドに上がる梯子型階段もお尻を引き気味に股関節に
角度がつきにくくすると難なく上がることができる。自分の体で試すの、怖かったんだよね?
合計20分のウォーキングとバタ足25m×6回、今日のところはこれくらいで引き上げることにする。
術後リハビリのため足しげく通ってたときは感じなかった筋肉痛・・・
しばらく運動から遠ざかってたことと、あとは水深の違いかな?
いつも通ってた交流プラザのプールは浅めで、歩くにはちょうど良かったけれど
町内のプールは深い・・・しかも歩くコースは足場が組まれてぐっと浅くなっているため
へそから腰くらいの深さになってしまう。
こんなに浅いと足への負担が多く感じて少しくたびれてしまった。
モチベーションが下がらないようにするためにもあまり間隔をあけずに通いたい、デス
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右股関節 クリック音・・・コツ コツ

人工股関節置換術後 ほぼ9ヶ月
2週間目に引き続き今日も主治医の出先病院へ受診に向かう。
途中病院に電話して確認したところ「まだお見えじゃありませんが休みの連絡は入っていない」とのこと。5分後にもう一度電話してといわれるがそんなことしてるうちに到着しそうなので取り敢えず向かいますと伝える。
今日の目的は・・・もちろん人工関節に置換した右股関節のクリック音!
気づいて4日たつけれど不安な気持ちは変わらない。
いざ行かん!主治医のもとへ・・・
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病院へつくと駐車場に見覚えのあるBMW
お、きてるじゃん、胸をなでおろす
今日を逃すとGWを挟むことになるので主治医に会えるのが更に3週後になる恐れがある。
車を飛び降りて(実際には飛んではないけど気分はまさしくそんな感じだった)ふと建物を
見ると、窓の向こうで主治医が・・・あや?・・・視線に緊張しながら建物内へ急ぐ。
「やっぱり自分だったんや?、窓から見てたんやけどキレイに歩けてるから違うかと思ったよ」
M先生は二人称に当たる言葉がなんでか「自分」になる。
そのことはさておき、M先生の言葉にはあと2箇所引っかかるところがあった。
キレイに歩けてる・・・歩き方にはものすごくコンプレックス持ってます(涙)ホンマですかぁ???
キレイに歩けてるから違うかと思った・・・上記とは矛盾しますがキレイに歩けてるから違うと思ったとは、褒められてるのかそうじゃないのか微妙ですから↓↓ガクッ
でもなんだか今日はM先生の笑顔がまぶしくて、その顔を見てるだけで嬉しくなってしまった☆
椅子に座るのも惜しんでクリック音のことを説明し、実際に手を当てて確認してもらう。
「あ?これか。心配ない、ここは人工関節のところじゃないから」
M先生は他の人はどうあれ私にとっては“神様”的存在だ。
少なくとも50歳を過ぎるまで、できれば60歳まで人工関節置換術はできませんと言われてきた私にこともなく「手術できるよ」と言ってくれ、しかも無責任にやす受けあいしてくれたのではなくその後の私の人生をどう設計し捉えていけばいいのかを解りやすくしてくれるさまざまなアドバイスをいつも投げかけ続けてくれる。(センテンス長っ)
そんな神様的存在の先生が「心配ない」と口にした瞬間、私の心の中から「不安」なんて気持ちは一気に無くなってしまう・・・不思議だ。
お蔭でその後の「なぜクリック音がするのか」という説明の部分の記憶が途切れ途切れになってしまってる^^;ハハハ
腰から大腿部にかけてついている筋肉の腱が骨や関節の出っ張りみたいなところに当たって起こっている、というのでよかったかな?
クリック音を感じるのは腰に手を当ててすぐ下の部分だったのだけれど、人工関節が入っているのはもっと深い部分なので(冷静になってよく考えると当たり前なことなのだけれど)関節自体にはなにも心配ないみたい・・・
それまで首から肩にかけてガチガチになってたのが力が抜けてすごく楽になりました。もちろん精神的に。
主治医の力はすごいです。
暇に任せて(他に患者さんはいませんでした)30分近く、関節の動きのこと、体重のこと、運動療法のやり方のこと、左股関節の固定を外して人工関節に変えてみる案のこと、固定するに至った経緯のこと、車のこと・・・などなど普段からいっぱい疑問に思ってたり不安に感じてることを解消でき、さらに今後の人生のうちでのビジョン云々、沢山話ができて今後手術を重なることへのネガティブな感情がすこしポジティブなものに切り替わった気がします。
65歳までそのままで・・・といってた固定した左股関節
早く人工関節に変えればその分入れ替えも回数を重ねることになるけれど、
「ずっと先の人生より、今を青春したいでしょ」
と、私の思いを代弁してくれるようなM先生の発言に、やっぱ人生も捨てたもんじゃないと今更ながら思えた。
術直後数日間はあまりの苦しみに手術するんじゃなかった・・・と弱音を吐いていたけれど(当時の日記★)いまは心晴れて大きな声で言えます!
「手術してよかったぁ!」
M先生ありがとう
これからも追いかけ続けます☆
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コツ・・コツ・・・そして冷や汗と涙

人工股関節置換術をうけて38週と2日
もうすぐ術後9ヶ月になります!
1年前の私とは違う
そう!なにもかも!
痛みでがんじがらめに縛り付けられていたのが自由になった!
杖にしがみつかなくても歩けるようになった!
仕事が変わった!
そして、体形が変わった・・・(汗)相変わらず4kgから5kg増えたままなのです
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4日前の日曜日に庭仕事(ひまわりの種まき)をした次の日からおかしい・・・
最初は「ん?」くらいだったけど、動きをあれこれ自分で試してみて確信した。
人工関節を動かすときに音がする!!!
正確に言うと股関節をやや屈曲した肢位で、筋肉を緊張させない状態で外転もしくは内転させると
人工関節のところでコツ・・コツ・・と音がする。体で感じる。手を当てていると手のひらにも感じる。
なにか小さい引っかかりに当たりながら動いているような感じ。でも痛みはまったくないのです。
そんな異常な感覚を感じながらもう4日目。仕事は普通にしているけれど、以前の様な関節周囲の
違和感の様なものは感じないのに・・・
不安だ・・・
不安だ・・・
不安だ・・・
そして
・・・・・・・・・怖いよ?(泣)
外からは見えない関節の中で不可逆的ななにかが起こってるのじゃないかと
もう一度開けて苦しい思いをするのじゃないかと
仕事や家事や子どものことや、いろいろな日常からまた引き離されるのじゃないかと
ネガティブなことを考えすぎて、気持ちがぎゅーっと締め付けられる感じになる
いかん、いかん、隣のメンタルクリニックの先生に言われたようにほんとにパニックに(パニック障害)
なっちゃまずい、まずい、まずい
まったく無意味に腹筋や背筋や中臀筋の筋トレしてみたりして気持ちを紛らせてみたりする自分がいる
せんせい?
またあさっての土曜日会いにいっていいですか・・・?
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向日葵と人工股関節

人工股関節置換術を受けて・・・37週と5日
おぉ?、あかちゃんがお母さんのお腹の中にいる期間とほぼ同じだ!
受精卵が自分で呼吸できるヒトになるまでの期間を経て、私の中の人工関節も少しずつ体に同化しつつある・・・カナ
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昨年、一昨年と、体の不調もあって庭の手入れは殆どできていなかった。
手術前は動くことさえままならなかったし、術後はしゃがめない、無理できない、運べない、長距離歩けない、ないない尽くしでかなり凹んでたこともあって荒れ放題、雑草生やし放題の無残な庭になっていた。
今年になって人工関節の違和感に何度か悩みながらも、主治医の言葉に勇気を貰ってなんとなく安心してきた。ほんとは庭仕事なんてできないししてはいけないのだろうけど、手話サークルで貰ってきた向日葵の種がどうしても植えたくて、久しぶりに土いじりをすることに・・・
生協のカタログで見つけた庭仕事用の膝サポーター。膝のお皿の部分がプラスチックになっていて外でもひざまづくことができる。左股関節を固定していることでしゃがむ姿勢が取れない私でも、両膝をつくことでなんとか地面に触ることができる。
受診のときにしゃがみこみや膝まづく姿勢は良くないといわれたけれど、生来の気性がそう簡単に治るわけもなくまたまた無理して頑張ってしまう
公園側の窓際に種をまいて、真夏に黄色い花が咲きそろったところを想像してウットリ(?)してしまう
070415_0829~03.jpg
引っ越してきたときに勝手に公園に植えたけやきも、ごぼうサイズから2階に届くまでになってる
7年前はまだ大して痛みもなく動けてたよなぁ・・・
ついでに雑草を少し抜いて、枯れた鉢植えを整理して・・・下半身は土まみれになったけれど初夏を前に気持ちは大満足のうちに作業を終了☆
その後案の定、無理したことをちょっぴり後悔するような違和感や変なひっかかりを感じるようになるのだけれど・・・
やりたいことを自由にする
当たり前に誰もがやってることなのになんで私にはその自由が無いのだろ・・・少し悲しくなるけど、他にもできることはいっぱいあるんだから、と自分で納得させる
できること
できないこと
したいこと
いろんなことを折り合っていくのはなんだか思ったより大変な作業だなぁ・・・トホホ
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どちらのDさん???

人工股関節置換術を受けて33週。
7ヶ月あまりが経過して、気を抜くと小走りしてしまうわたし(汗)
関節の寿命が気になりつつ、痛みの無い生活を満喫しているこのごろです☆
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突然覚えの無い名前の人からの電話・・・
営業かしら?と疑いつつ出ると
「ハローワークのDです」
「えっ?あっ!」
「今日は仕事のこととは関係のない話なんです・・・」
ハローワークの2番窓口の方たちには何かとお世話になった。
病院勤めを辞めて退職後、失業保険を貰うために足しげく通ったし、障害者手帳を持っている人は1番窓口に行く普通の方と違って失業保険を受けられる期間が長いことを知ったのはハローワークに通い始めてからだった。
紹介してもらって無料でパソコンを勉強させてもらったし、月に1回ある講習会は履歴書や職歴所の書き方だけでなくいろんなことを教えてもらえた。あ?もっと通いたかった?
そんなハローワークのスタッフDさんが今頃ナゼ???
話を聞くと、最近急に股関節の痛みが出てきて座薬なしでは仕事もできない状態だと・・・
病院では「痛みをとるには手術(人工関節?)しかない」と言われたようで、職業相談の折に私がO病院で人工関節置換術を受けた経緯など話したことを覚えていたようで、不安の解消のために電話をしてこられた模様。
年齢は多分私よりは上かな?という男性の方で、入院の期間や術後の経過についていろいろ質問されたことをわかる範囲でお話しする。が、結局は手術を受けることになる病院によって、また医師によって、股関節の状態によって、経過はさまざまであるので詳細は病院で聞いた方がいいと思いますと答える。
セメント固定でも術後4?6週間位は入院かな?私のようにポーレスだと術後12週間でやっと全荷重という気の長い話なので、そんなに長く仕事が休んでられないと困っておられる様子でした。
北海道まで行く覚悟があるのなら札幌の病院で低侵襲手術を受けることができるかもしれないけど、それもあんまり現実的ではないなぁ・・・術後の経過がめちゃ速いのはいいけれど、札幌まで一体何回往復することになるのだろ?
いざ手術を受けよう!というときに一番知りたいことはなかなか病院では教えてもらえない。同じ手術を受けた人にいろいろ聞くのが一番だと思う。
これまで身近に同じ病気の人がいなかったこともあって私にできることなら何でもおしえてあげたいし手助けしてあげたいなぁと思いました。
Dさん頑張れ!
仕事、3ヶ月くらい休めるといいですね

不調は続くよ・・・どこまで?も?

人工股関節置換術を受けて、29週と6日
今日は春(しかも後半)のような陽気でした
暖かくなると、気持ちもそして関節もホッとする感じがします
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クリニックの仕事で関節の負担になっていると思われること
・中腰で血圧を測る
・荷物を運ぶ
・狭い場所でクルクル動く(人工関節側の足が軸になって回転してしまう)
・患者さんの立ったり座ったりを介助する
・車いすを押してスロープを上がる(降りる)
・床に落ちたものを拾う
・仕事が楽すぎて体重が増える(汗)
などなど
ざっと考えただけでこれくらいはある
股関節が悪いこと、手術を受けたこと、を知ってる先生は私に無理を強いるようなことは
一切しないし、逆にありがたいことにとてもよく気遣ってくれる
それでも関節に負担になることを全て避けて通ることは難しい
ひとつひとつの動作について自分で考えていかなければ・・・
・中腰で血圧を測る
  →処置室まで患者さんに移動してもらい、いすに座って測る
・荷物を運ぶ
  →事務のMちゃんに手伝ってもらう(手術のことは話して理解してもらっている)
・狭い場所でクルクル動く(人工関節側の足が軸になって回転してしまう)
  →常に自分で意識してゆっくり動く。足を軸に回転することは避ける。
・患者さんの立ったり座ったりを介助する
  →う?ん・・・これは辞めることは難しいなぁ。患者さんに股関節が悪いんですとは言えない
・車いすを押してスロープを上がる(降りる)
  →Mちゃんが「私も手伝います!」といってくれるので時々は甘えよう。
・床に落ちたものを拾う
  →長い方のリーチャーを持参。人前では難しいが処置室では使える。
・仕事が楽すぎて体重が増える(汗)
  →ハハハ・・・コレが自分で出来るしかも最重要課題!!!
週末家でゆっくりしたことで、違和感は消失していた
が、昼くらいになるとジワ?ッといつもの「ヘンな感じ」が出てくる・・・
家で子犬がキッチンに入らないように設置した柵をまたがなければいけないことも
負担になっていることのひとつかも知れない
普通の人のように生活すること、が目標でも目的でもなかったはずなのに
痛みがなくなっただけでまるで普通の健康な人のように普通の生活が出来る用に
勘違いしている自分がココにいる
普通なこと・・・を望むのは高望みな事なんでしょうか?
ちょっと悲しくなりました

不安な日々、は続く

人工股関節置換術後、29週と2日
人工関節がゆるむ時ってどんな感じなんだろ・・・?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
人工関節に置換した方の股関節の違和感(ん?表現しづらいけど軽い痛み?なのかな?)を
感じ始めて2週間あまり・・・
先週土曜に受診して、主治医の指示通り2?3日は消炎鎮痛剤(取り敢えず手持ちのボルタレン)
を内服して、違和感も消失していたけど・・・今日仕事中から再び右股関節の違和感を感じ始める。
毎日クリニックでしていることはさほど変わらない。
掃除や受付、血圧を測ったり採血に簡単な診察介助、時々患者さんを乗せた車椅子を押してスロープを上がることもあるし、どうしても必要にかられてしゃがみこみ(膝を突く程度)をすることも日に何度もある。
でも、術後であることを理解してくれてる事務のMさんの気遣いで、重いものを持つことはほとんどないし歩く距離も狭いクリニックの中だけなので限られている。
う?ん・・・
私の動きの何処がまずいのかだれか教えてほしいよ(涙)
必要以上に股関節に負担がかかることが怖いので、そう毎日もは鎮痛剤を飲みたくない。
X線上で異常がなくても、体に感じるこの症状のせいで不安は日々増大していくばかりだ。
人工股関節が緩むときってどんな感じなんだろう?
今感じるこの違和感が、関節のものなのか 周りの筋肉のものなのかさえも判断が付かないよ
なかなか症状が治まらなくてプールに行くこともできないし、なにより精神衛生上よくない(気になりだしたら止まらない)
取り敢えずしばらくはサポーターが手放せないなぁ・・・

行きは「良い良い」帰りは・・・

昨日は受診後のリハビリでとりあえず荷重3分の2のみ練習した(体重がまた増えていた)
今日は自分で出来る筋トレは全て省略して階段の練習をしてもらう。
「行きはヨイヨイ、帰りはコワイ、よ!覚えてて」
要するに上るときは健側から、降りるときは患側から進めていくということ。
降りるほうは全く問題なし。上がるのは固定した左から上がるのは骨盤がねじれる感じがして上りにくいしバランスも悪い。見た目にも危なっかしいそうだと言われる。
右足から上がることも試してみたけれど、どうしても上がる瞬間に股関節に荷重がかかる。
体を予め右の方向にねじった状態で、杖をT杖に変えて試し、この方法で左から上がることでOKが出た。
普段歩くときも右、左と足を進めてみることにする。角度の問題か左足のほうが短く感じるが・・・
荷重が増えた分腕や肩への負担が減ってずいぶん楽になった。
夕食後いつもの筋トレ+斜め腕立て伏せ+スクワット。
ちょっと廊下でも歩いてみようかな?と10分余り往復してみる・・・・モモが?膝が?笑ってガクガクする?とまらない?(笑)
こんな短距離を歩いただけでモモや膝が笑うとは自分でもあきれる。
今まで歩くときに松葉杖に頼りすぎていてあまり足を使っていなかったことが良くわかった。反省・・・
筋トレくらいでいきなり歩けるようにはならない。
9週間も歩くという動作をしていない足には、もっともっと練習が必要なようである。

術後9週と1日?受診の日

この3週間、なぁ?んにも変わりない退屈な日々・・・と思っていたけれど、体の動きや椅子に座る時の感覚が前とは違う!
退屈な日々の連続でも、リハビリや筋トレ、何より1日1日を重ねることにはとっても大きい意味があるのだ!実感・・・
右股関節の単純写真を2方向撮影。いつもどおりジャージを下ろす前に「タオルを貸してください」というと、すばやく取ってきて貸してくれる。
が、なんで????????
撮影の時には下着が丸見えな状態なのにタオルをめくって位置確認。側面撮影時も・・・
いつになっても慣れないわ、この撮影状況(ゲンナリ)
写真の結果は異常なし。松葉杖がはずれて右足を床に強打したことも影響していないようで一安心。
本日より荷重3分の2に昇格することになる。
よ?く話を進めていくと、階段の練習は余り好ましくない、と・・・
「え?・・・階段の練習しないといつまでたっても家に帰れません(泣き言)」
歩行時と違い、階段のように股関節が屈曲した状態で荷重をかけると力が直線ではなく回転したカタチで人工関節に加わる・・・・らしい。その状態は先生の力説によると股関節自体にあまりよくない状態のようだ。(ダメといわれたことがショックで詳細はなんと言われたかあまり覚えていない)
「3?4段程度なら練習していいよ」
「・・・」「!じゃぁ右足に体重が極力かからないようにこの腕と杖を使って上半身で上がります!だったらいいですよね????」私も階段の練習に退院できるかどうかがかかってるので必死だ(汗)。
「う?ん・・・まぁなぁ・・・」返事が重い。が、同じことをもう一度繰り返してなんとか了解を得る。
「ちゃんと鍛えてる?(右腕のプニュプニュを握りながら言う)」
「(ひょえ?)(笑ってごまかす私)」
私が先生の指示をきちんと守りながら努力していることは先生も認めるという。でも、痛みがなくなって開放された気になって走り回る、動き回る、無理を重ねるような生活になるのは困る、とはっきり言われる。
来週から、来月から、という短いスパンで物事を考えている私と違い、先生はこの先何年という長めのスパンで考えている。それはわかるけど・・・要所要所で期待に胸膨らます私を尻目に常に先生は慎重にコトを進めたがる(気がする)。
人生というスパンで考えれば当然のことだと思う。わかります、先生。でも私にもいろいろ都合があるんだよ?(泣)手術する前に11月からの仕事に間に合うでしょうか?って聞いたでしょ?
左股関節を固定していることで片杖ではバランスが悪いだろうということで次の診察まで両松葉杖を継続することになる。
なんだか計画していることがことごとく崩れていってるのは気のせい?
「次の診察には杖2本で来たほうがいいんですか?」
「もちろん」
「じゃ、しっかり筋トレして頑張ります。あと体重も増やさないようにすればいいんですよね」
「その通り!」
チェッ、杖2本かぁ・・・
な?んてコトを甘く見ていたことに気づくのは翌日、この24時間後のことである。

自力運転で病院受診

一人で運転するのは2回目だ!
同じ車だけど前回より足元にゆとりを感じる・・・ような気がする。
入院中の他院受診は外出届が不要だ。早めに出発して役場へ立ち寄り、介護保険の申請のための用紙を記入する。
介護保険は本来65歳以上の方が給付対象で・・・と、用紙を書き終わった後にとてもいいにくそうに聞いてくるので、15疾病の中に入っていることを自分で説明する。
この段階で聞いてくるなんて要領悪い・・・もし該当してなかったら届出用紙が無駄になるよ^^;
介護保険のことはネットで調べて、役場に準備物までメールして確認済みなんだよ?
まず皮膚科へ受診
手術跡の瘢痕(ケロイド)を診てもらう。ケナコルト(ステロイド)の局注という痛い方法もあるが、痛みの無い方法でお願いする。
リザベンというアレルギー用剤の内服と、局所の圧迫という方法でいくことに。圧迫用のスポンジはただで戴いてくる。ガーゼでくるんでガードルなどではさむようにすればいいみたい。
傷を見せ合いっこして私だけが瘢痕になってたことを話すと、高齢になれば瘢痕にもならないということを教えてくれる。なるほど・・・見せ合いっこした相手は二人とも70代だった。
次は眼科で正常眼圧緑内障の件での検査。
視野検査は異様なほどの集中力を要するしんどい検査だ・・・とりあえず正常。ホッ
脳のCTはやはり必要か?と先生に尋ねると、う?ん・・・と。
数年前に視神経萎縮のあった人で、あとで脳腫瘍による圧迫のための萎縮だったことがわかった人がいたために薦めてくれたらしい。
「やります!うけます!」
即答してきた。
慢性的な頭痛がないなら心配ないけど・・・と言われてもすでに耳に入っていない。
そのまま家に帰り、車を置いて息子と一緒に歩いて病院へ帰る。
健康な人には何てことない200mの道のり。足に障害を抱える身としては山登りしたくらいの体力を必要とする。病院ってところはなんて守られてるんだろ・・・実感