Hip-Spine syndromeとは?

股関節疾患と脊椎疾患の合併例は複雑な臨床症状を呈することがありMacnabらがHip-Spine syndromeと称して報告しました。
股関節が悪い人で腰痛に悩まされている人は多いのではないでしょうか?
かくゆうわたしもそのひとり
一方の股関節を固定してるせいももちろんありますが、股関節が痛み始める前から歩き方は悪く、足の症状よりも前に腰の症状(腰痛や坐骨神経痛)が出てきて、結果最終的には腰椎の手術も受けることになりました。
19歳頃に坐骨神経痛で神経根ブロックを数回受けたことがあるのですが、その頃の主治医は股関節になにも症状がないこともあってか、「スポーツの影響かな?」と言っていました。
小学生のときはバレーボールとソフトボール、中学の頃はバスケットボールをしていましたが、高校以降は激しい運動はほとんどしていませんでした。
今となれば因果関係は「どちらが卵でどちらが鶏か」的な答えの探しようもないことですが^^;
【参考】
Hip-Spine syndrome
Simple:股関節,脊椎の両方に変形性変化を認めるが病態の主因はいずれか一方
Secondary:股関節,脊椎の病態が互いに影響しあっているもの
Complex:股関節,脊椎の両方に変形性変化を認め、その両方が病態に関与するもの
臼蓋形成不全
  ↓
股関節前方被覆率が低い
  ↓
股関節荷重負荷増加
  ↓
骨盤を前傾させて被覆率を高める
  ↓
股関節荷重負荷減少
腰椎前彎増強
  ↓
腰痛症となる

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