Kさんとのメール(3)2016年4月13日

●●様

春の強風で桜の花びらもほとんど散ってしましましたね。

メールありがとうございます。
昨晩、拝見しました。

左右それぞれの股関節の現在の状態、将来予測される困難、外科的治療を行うべきかどうか、更にどういった手術法を選択するか。
考えるべきことが多く、それだけに思い悩む時間が長くなるのは当然ですし、仕方のないことだと思います。

●●さんのメールを読んでから、固定解除のデメリットについてはやはりひとつひとつについて検証し、冷静に受け止めてから手術を受けるかどうか決断することが大切だと改めて考えました。

同じ病名でも、人間の個体差のため、術後の経過については極端な話全く異なったものになってもおかしくはないと思います。

他の方の経験についてお伺いする時「そういう経過もある」ことを知り、他にも様々な経過の方があり、そして自分の場合はまたどうなるのかわからない ということをきちんとわかっていなければならないと思っています。

しかし、固定解除のいろんな方の経過や結果を予め知っておくことで役立つこともあると思っています。
自分の受ける予定の手術結果や、経過の振り幅を、ある程度絞り込むことが出来るから、そして来るべき困難(リハビリ)への心構えができるから、です。

メールであまりネガティブなことばかりはどうかと思いますが、あえてデメリットということにフォーカスして考えてみました。
10年前からお世話になっていた、右股関節の人工関節置換術をしていただいた医師は、何年も毎月のように通って相談し続けていたこともあり、固定関節解除にあたって他の病院(大学病院)へ精査目的で紹介してくださったのは、固定解除のデメリットを懸念しての親心であったと思っています。

可動域についても股関節の屈曲90度を目指していますが、70度からなかなか進まないことを伝えると、こちらの病院の医師からは「股関節固定からの人工股関節置換術なら、杖歩行が出来るだけでも上々の出来」という雰囲気を、感じ取れます。

更に、
「25年も固定した関節を人工関節にしようとした勇気も、それを勧めた(手術した)医師の勇気も凄いね」とも言われました。
術後、立位保持や歩行が出来なかったかもしれないのに、無鉄砲な、というニュアンス。

リハビリでは、可動域については少しづつではありますが広がっているように感じますが、筋力については亀の歩み、コツコツ筋トレを延々続けていかなければ
自立歩行には程遠いように感じる日々です。

他にも細かいことはたくさんありますが、想定されるデメリット(あるいは困難)について、細かく個々人のライフスタイルと照らし合わせて検証し、考え抜いた上での決断ができれば良いかもしれません。

来週ですが、平日であれば木曜日、週末はリハビリが少なくなる日曜日が都合がつけやすいかと思います。
お越しになられるお時間に合わせてリハビリは調整してもらうつもりですので、●●さんのご都合をお教えいただければ助かります。

一般的なこと、というよりは私自身の経験に基づいた見解しかお話はできないと思いますが、よろしければどうぞ一緒にお話しさせてください。

急ぎのご用件の時は、最初の時に送らせていただいた携帯電話のメルアドの方に
ご連絡いただければ、パソコンよりは早く気づけると思います。

念のため、携帯電話のメルアドを記載しておきますね。

※※※

いつものことですが、思いつくままのまとまりのない文章ですみません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA