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2006年10月 7日アーカイブ

退院後2回目のリハビリ。
馴染みのおじちゃんと又会って、待合室でしばらく喋る。
同じ股関節の手術をした病棟のおばあちゃまの知ってる限りの経過を一生懸命話してくれて、なんだろうなぁ?と思っていたら、あの年齢の人でも両足手術することでスムーズに歩けるようになったのだから私も左の手術も受けて(15年前にすでに固定してる)頑張って歩けるようになれ、ということだった。
他人事なのに一生懸命考えてくれてることになんだか心が熱くなる。ありがと・・・

数年前の私なら、右を人工にするついでに左も人工関節に変えてもらって両足の入れ替え手術覚悟でもいいから普通に歩けるようになりたい!と思ってた。
でもこの年齢で先生が手術に踏み切ってくれた勇気の影に「左股関節固定」という保険があったのかな、と今なら思う。7?8年という短い寿命だけれど、左に頼ることが出来なければその寿命も保証できないのだなと確信できる(自分の性格は自分が一番良くわかってる、じっとしていることなんて・・・)
固定していることで不自由極まりない生活だけど、右の股関節を守るためにはこれでよかったのかな(と、思うというよりは思いたい)
ないものねだりはすればするほど悲しくなる。
今あるものが私の全て。その今あるものを大切にするしか道はない。

左股関節を固定していることが何もかも邪魔する・・・と、手術の後もものすごく辛くて悩んだし、術後の生活も相変わらず不便で困るコトだらけだけど、固定してていいことだってきっとある!


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リハビリでPTさんと話してて、お風呂はどうしてるの?という話題になった。
入院中から引き続き、シャワーチェアーに座ってシャワーだけしていますと答えると、湯船にも浸かれるんじゃない?と・・・
確かに椅子を支点におしりで回転すれば足先をお湯の中につけることはできてたけど・・・
PTさんいわく、立ち上がり時に腕で体を支えるように上半身を起こしていけば大丈夫よ?
ほ、ほんまに???

早速入浴時に試してみる。
いざとなったら誰かに助けに来てもらえばいいや、という超楽観的なわたし。なるようになるさ!

膝を伸ばした状態で片足ずつゆっくり浴槽の中に足を入れていく。
両足入ったところでいったん立ち上がり、そのままゆっくり膝を曲げながらおしりを下げていって・・・
できた!
あ″?2ヵ月半ぶりの入浴だぁ・・・(感激)

もしかしたもう二度と湯船にはつかれないかも、と思ってた。術後約10週。出来ることがひとつずつ増えていって、ほんのちょっとだけど元の生活にちかづいていける・・・うれしい☆

湯船から出るときも両腕で上半身を支えながら、ゆっくり膝を曲げていったらすんなり立ち上がることが出来た。な?んだいけるじゃん!

膝や肩に負担を強いてやっとできる、というレベルだけど、今の私にはこんな小さなことがとてつもなく嬉しい☆
歩くときに生汗かかずにいられるなんて・・・超ハッピーなのだ♪

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