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2016年2月アーカイブ

2月29日 術後11日め

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股関節固定からの人工股関節置換術後11日め。
今年は閏年。

リハビリメモ

うつ伏せになり大腿前面を伸ばしてもらう
歩行器での歩行、左足に体重をかけることを意識すること

2月28日 術後10日め

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股関節固定からの人工股関節置換術後10日め。
リハビリお休み。

昨晩は手術創テープの痒みで、夜中にアイスノンを交換してもらう。
3日ぶりに主治医と対面。(学会で不在でした)

あちこちある手術のあとのテープを一部外してくれ、手術創のテープは張り替えてくれだいぶ小さくなりました。
平行棒で歩行時、関節のあたりで音がすること伝えると恐らく腱の音だと思うが、悪い音でなければいいと。
いい音なのか悪い音なのか?私に区別がつかないのですが(^_^;)

今回の手術創と重なって、全長約30cmの固定術のときの傷跡があるのですが、改めてまじまじと眺めて「竜が昇っていくような」と。
腸骨まで達するそのキズのせいで、私の心にも同じようなキズを残していましたが、そんなものにたとえられたのは
初めてで、というかそうマジマジ見られたことも初めてで、なんだかおかしくなってしまいました。

もう私の中では、終わったこと、になりつつあります。股関節の固定術のこと。

ちなみに今回の傷は約7cm
プラス、ナビゲーションシステムのための固定キズやドレーンキズや内視鏡キズやら・・・

股関節固定からの人工股関節置換術後 9日め。

朝から閉塞感です...
大部屋に移ってすこしましになったかなと感じていましたが、ダメな時はダメなようで。
漢方薬飲み、朝食はたまらず途中でやめました。

お昼にディルームに出て気分転換と思いましたが、他の患者さんがご馳走してくださったコーヒーもゆっくり楽しむことができず、とにかくおしゃべりが辛い、いあや何をしていても辛い。

連絡して次男と夫が別々に来てくれ、少し楽になった。
車椅子で入っていける方の浴室で手伝ってもらってシャワーし、そのまま夕食後まで次男いいてもらう。
あー
まだまだダメです。
でも家族がいてくれるだけでパニックにはならずにすんでいます。

内服薬の鎮痛剤、ロキソニン一旦休止になりました

股関節固定からの人工股関節置換術後 8日め。
9日間お世話になった個室から大部屋に引っ越しです。
最大限配慮していただいたおかげで、付き添いも昼夜してもらうことができました。狭いところダメ、身動きできないことダメ、気になり始めたら我慢できずにすぐ対処してほしい、極度の神経質、過敏、本当に困りました。
付き添いがいてくれるおかげで酷いパニックを起こすことなくなんとか1週間乗り切れました。
しかし大部屋に移動するということは、夜間の付き添いは今後できなくなるということで。


リハビリメモ

歩行器での歩行練習開始
肩が床に垂直、肘を垂直に曲げる
脇を締めて体重を支える

左足を前に出す時に右股関節の内転を意識する

PT訓練以外では家人見守りで10メートルくらいまでで

座位時骨盤の傾きに気をつける、下腹部に力を入れる→腹圧を高めるため


右股関節の手術の後、歩行器にはしがみついていました(笑)
左を固定していたことと、右股関節に荷重制限があったため、正しい使用方法どころではなかったので。
正しい使用方法でもなっるまでは肩に力が入って疲れます。
PTさんに教えてもらった肩甲骨の運動をマメにする必要がありそうです。

DSC_3660-2.JPG

人工股関節置換術後 8日目の創部 白い面積がやや減りました

術後は身体本体が痩せているはずなのに(手術侵襲と食事摂取量減少)体重は減らないという

なんとも不思議な現象

さらに異物が埋め込まれたことでその分も増えている(泣)

DSC_3661-2.JPG

車椅子、いす、枕、毛布、その辺のあらゆるものを総動員して寝る次男

身の回りの世話というよりも、精神的慰安のためにほんとに助かっています

感謝

股関節固定からの人工股関節置換術後 7日め。
術後1週間の検査として、採血とX線撮影がありました。ともに異常なし。


血栓予防のためのストッキングをどうしても履けません。履いているといろんなことがすごく気になってすぐに息子に脱がせてもらったり、また履いたり、また脱がせてもらったり...
過敏です。神経症的です。パニックを起こしたくない一心でより神経質になっています。

担当医(サブ)に頼み込んで履かなくても良いことにしてもらったので、下肢の運動は一生懸命取り組むことにしました。
(『本当は履いていてもらいたいけど、どうしても履けないと言われたら仕方ないでしょ』と^^;)


主治医が来た時に、鎮痛剤の話に。
みんな痛みのある時くらいにしか飲んでいないよ、と。現在私は、トラムセット1日3回、ロキソニン1日3回、ほかに1週間効果の続く鎮痛剤の貼り薬(ノルスパンテープ)。
貼付剤は張り替えたばかりなので、このまま1週間置いた後は張り替えしない、そしてロキソニンを減らしていく方向で決まりました。

知りませんでした。みなさんあまりいたくないのね(^_^;)
術直後のことがあるので、痛みに対して過剰に心配しすぎているのかもしれません。


次男の手助けで、広ーいお風呂でこじんまりシャワーをしました。
入り口からシャワーのあるところまで車椅子移動、近くで降りてこわごわ脱衣、しがみつきながらシャワーいすに移動。
恥も外聞もありません。文句も言わずに次男もスマホ片手に待っていてくれました。


なんだろ、割とほったらかしというか、自由なんです。
厳しくあれだめこれだめ一人はだめと言われず、家族の付き添いあるならどうぞーって感じです。
助かります。

リハビリメモ

車椅子で移動し、平行棒にて、左足に荷重しながら2足歩行
大腿直筋伸ばすこと

夕方になると右股関節の前部に荷重時の痛みあり。まだ自分の体でないような左足のせいで、かなり負担がかかってそうです。

固定股関節から人工股関節置換術、術後6日目

PTさん出張不在のため、リハビリお休みです。自主的にやるべきことはたくさんあるのでヒマしてる余裕はありません。一日でも早く自宅に帰ることが私のミッション!

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左人工股関節置換術後 五日目 の左足

だいぶ腫れはましにはなりましたが、まだまだパーン!としています

左右に横断しているのはT字帯ではなくパンツの紐です(笑)

長ーい足に見えていますが、紐から上方向が足、下方向はソケイ部から下腹方面ということに

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いつものことながら、入院すると家庭で如何に食べ過ぎているか実感させられますね

食欲ないからなんてことはありませんが、家ではかなり太る努力をしていたのだなと

わからされるこの量・・・

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

訓練開始で疲れたのかよく眠れた!

21:30にトイレの後5:30まで行かずにいられた。

寝汗ひどく、朝こわばるかんじあり。

?

日中、次男不在で不安で苦しくなる。(隠し)リーゼ飲んで、しばらく車椅子でディルームに。

なんとか車椅子に移れても、車椅子からベッドに移って足を上げることは無理なのに・・・

リハビリ

平行棒にて

行き;肩の水平→水平にしないと骨盤を振ってしまう、右股関節内転で荷重→左足が上げやすい環境

帰り;左膝をまっすぐ出す

左股関節が外転位にならず膝がまっすぐ出ることで右足が床をこすらずに歩ける

?

中臀筋の筋トレの前提として大腿直筋が必要

膝立てしっかり、膝が外に向かないようにまっすぐ、骨盤が浮かないように

左足裏への刺激(歩行時も)

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夜中の2時に目覚め、どうしても眠れないので3時にリーゼ(5)を服用する。家から持参したものを、入院時、薬剤師さんに渡さずこっそり持っていました。悪い患者です。

眠前のトラムセットを服用しなかったので、朝痛みあり。

シャンプーしてもらって生き返った!

リハビリ

足裏に手を当ててくれ、膝立て。不思議だけれどびっくりするくらい楽に動ける

ベッドの上がり下りの仕方

お尻から上がって膝下まで上げる

降りる時は右足で引っ掛けて左足を引っ張る

左足が必ず右より前にいるように

平行棒

手をついたところまで左足、あとから右足

一往復したら必ず休憩、練習は疲れが残らない程度にする

鋭い痛み、何らかのダメージと認識すること

固定股関節から人工股関節へ置換し3日め。

3日めといっても日曜なので、スタッフも少なく病室への出入りも予測できる範囲。ということで

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あー寛ぐ、の図

医師にもスタッフにも、見つかれば必ず怒られる、この開放しまくりの足。決して静脈血栓症のリスクを理解していないわけではなく、締め付けに、緊縛感に、精神が堪えられず、頭がおかしくなる前に次男に命じてこうなりました。

足首の運動はことのほかしっかりしっかり頑張りました。

太もも前面にある、骨固定痕。この傷侮れなくて、この記事書いている2年半後の今日もまたうっすら痕が残っています。歳のせいもあるのかな。ナビゲーションシステムのためなので、特に不満はありませんが。

大部屋での同室者が退院の挨拶に来てくれる。内視鏡下での腰椎椎間板ヘルニアの手術。

全身麻酔でもないのに腰椎がっしり固定されて意識下で手術なんて、いくら当日から歩行できて退院早くても、私には受けられそうにない手術だ^_^;

夜、教授が病室まで来て夫と話してから帰る。次男を産んだころ、同じ職場で働いていた。出世なさったなあ。

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固定股関節からの人工股関節置換術、2日め。離床の日です。土曜日です。

サブの担当医が出勤してきてくれるようです。

スタッフの方には前日からお願いし、医師の来る30分から1時間前に座薬を入れてもらうことにしていました。ボルタレン座薬。25mg。倍量でもよかったのに。

疼痛コントロール下にてドレーン抜去。

足架台のけると足が突っ張るように痛くてひきつる。なんかこわー

端座位をとってみる。よし、いけそう。

車椅子に移乗。サブ主治医に思い切りしがみつく勢いで、ぎゃーぎゃー(多分)言いながら、手助けのもと何とか移ることが出来た!術足は他人の足かというくらい重くて自分の意思では動かせない。でも取り合えず歩行への第一関門は突破したことに。

前医が気にして医局に来てたよ、と。病室まで来てくれたと言ったら驚いていた。

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↑ 浮腫んでパンパンになっています。色もまだらで、とにかく足が重かった。実際体重も増えていました。食事が摂れないのに・・・。25年間じっとしていた筋肉や腱やいろんな組織が、急に動かされてギャーッて悲鳴を上げているような

手術創は蜂の巣みたいなところです。あとはドレーンの痕、内視鏡を入れた痕、骨を固定していた痕など。

ベッドで仰向けになっていると閉塞感が強くて、我慢できなくなるとすぐ端座位練習。午後にはバルンも抜いて(抜かれ)(ほんとはもうしばらくそのままにしておいて欲しかった)車椅子でトイレに行くようになったので必然的に何度も端座位、車椅子移乗、トイレで手すりにしがみつきながら用を足し(笑)自発的な訓練が出来ていたように思います。

DSC_3654.JPG←端座位といっても自分的には術前と変わらない感覚。

可動域も出てないし。

安静を強いられるより、体を無理にでも動かすほうが、たとえ痛みがあっても精神的に楽だったのかも。

前回の右人工股関節置換術のころから、閉塞感、緊縛感、閉所、などなど、下手するとパニックを起こしそうになることが増えていたので、個室にいる間も、昼夜問わずドアは開け放し。暇があるとデイルームに出て行ったり廊下をうろついたり、とにかくじっとしていられませんでした。

この閉塞感は大学を退院するまで、転医してもしばらくは続くことになります。

【内服薬:鎮痛剤】

トラムセット4錠/日、ロキソニン3錠/日

ノルスパンテープ本日より

他:リクシアナ内服開始

【安静度】

ギャッジアップ 10から40度

車椅子、端座位

【食事】

串さしから普通食

【排泄】

尿管抜去しトイレ

術後二日目で、点滴・ポンプ・バルン、一気になくなった!

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どんなに痛くても夜は明ける(笑)左股関節固定術から人工股関節置換術にし、一晩空けて1日め。

昨晩23時半ころにロキソニンを服用し、痛みが怖くて体をピクリとも動かさず(動かせず)明け方ほんの少しだけうつらうつら眠ったようです。

朝食は、私の大好きなレーズンパンに、寝たまま食べられる仕様のものばかりでしたが、食事どころではありませんでした(泣)

大学病院ってなんでこんなリッチなパンが出るの。食事療養費はどこに入院しても一緒なのに。

そんなのんきなことを考えている余裕ももちろんありませんでした。なにしろ痛い。激しく痛い。とにかく痛い。

朝食後からはトラムセットを服用してもよいと許可をいただいてたので、少しはましになるかなと期待。

もちろんそんな期待はもろくも崩れ・・・

日勤の業務が始まったようで、ナースが四人くらい入ってきました。今から清拭をすると。

え?先生いないけど?ナースだけで体動かすの?

おもむろに一人のナースが足首を持って術足を持ち上げた。はい、絶叫。

しかも足をこのまま支えてるから横に向いてと言う。はい、無理。

あまりの激痛に返事も出来ず、私の泣き顔を見て皆さん帰っていかれました。自分で側臥位になれというなら一生清拭できなくていい。

右の股関節の手術のとき、あんなに楽しみ(?)にしていた清拭がなんて恨めしい。

後から主治医が来て、スタッフが「あの人異常に痛がるけど」と言ってるけど、と。痛みには強かったのではないのか、と。

痛みに強い、慣れているといっても限度がある。

大体以前の手術では硬膜外チューブから鎮痛剤を注入していて、清拭や回診で体を動かすときはあらかじめ自分で調節して薬を入れていた。普段の生活でも効果の少ないボルタレンやロキソニンで術後の鎮痛がはかれるなら苦労ない。普通の人工関節手術の人と比べて痛がるといわれても納得できない。

口は元気でした。マシンガンでした。主治医苦笑い。

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PTさん、術後初訓練。床上での膝の上下運動を指導される。ふくらはぎ全体で術足を支えてくれてすごい安心感。足首で持ち上げられたというと、ありえない、と(笑)

離床を明日に控え、はたと気づいたらしく、個室から個室へ移動。患足と健足を見誤っていたのか、病室の入り口がわに車椅子がつけられないためとのこと。またしてもベッドの揺れる衝撃に涙目になる。

夕方思いがけない来客あり。

もともとの主治医。(他病院)

大学でなんとかの会があるとかで、顔見に寄ってくれたらしい。思い切り、痛みが酷いのに内服薬しかもらえないと愚痴る。術後の写真や、現主治医との話からか、ベッド脇に座っていた次男に「お母さんが元気でさえいてくれれば、跛行が残るくらい平気だよな」みたいな事を言っている。跛行、残るの?一生?

私にも、術後の写真見たがきれいに出来てた、歩くとき体が揺れるくらいのことは関節が動いて生活が楽になることを考えれば、な、みたいな事を。

でも確かにこんなに痛いと、歩けるイメージがわかないことも事実で。関節が動くようになればそれだけでいろんなしんどさが改善するであろうこともわかるけど。深くは考えずにおこうと思った。

先生がわざわざ会いに来てくれたこと、気にかけてくれてること、有難かったし。

【内服薬:鎮痛剤】

トラムセット、ロキソニン、3回/日

他:持続点滴中

【処置】

アイシング

弾力ストッキング

足架台

フットポンプ

【リハビリ】

膝をベッドに押し付ける程度

【安静度】

ギャッジアップ 10から30度

【食事】

串さし食

固定股関節から人工股関節置換術へ。いよいよ手術当日となりました。
個室に移動したり、アルジネートウォーターを指定された時間内に飲んだり、シャワーしたり、大部屋で一緒だった方とお喋りしたりで、あっという間に午前中が過ぎました。
剃毛もなく、搬入時間の30分前に着替えてねと言われただけで、緊張感なし。

いざ搬入となって驚いたのが
「歩いて行きますか」
「え?」
これまでの手術で経験してきたような前投薬なし。
素面のまま手術室行くのかぁ...薬でボーッとしてる方が不安がなくて良いのに。
結局ペラペラのディスポの手術着にディスポの帽子、サンダルという姿のまま、一人しかいない搬入の看護師さんと一緒に自分のベッドを押しながら手術室へ入っていくというシュールな場面をひけらかしたのでした。

「おっ、自分でベッドを押してきたぞ」
麻酔科の先生、ここまでの道のり遠かったよ。
前投薬なしでの手術は初めてですというと、もう最近はこちらの病院ではしていないと。すぐ振り返って研修医か学生かわかんない人に、昔は(!)アトロピン等を前投薬として投与していたと説明している。
なんだか自分が古い人間だと説明されているようでなんだかなぁって感じ。
手術台に横になってそのまま一番奥の手術室まで搬送される。扉が2枚あるところを見ると無菌室なのでしょう。
麻酔科やら看護師やら見知らぬスタッフが次々と自己紹介しながら私の両手両足、身体中に自分の仕事をこなすためがんじがらめにしていく作業の連続。
素面で初めて仰ぎ見る無影灯。怖い。何が?よくわからないけどこれまでの術前で感じたことのない怖さ。
やっぱり前投薬は必要だと思います。何をされるかわかっていても不安がどんどん増大していくのがわかる。
腰が激しく痛くなるような姿勢で無理やり固定され、動悸が激しくなる直前でやっと意識が無くなりました。

※ ※ ※ ※ ※

うっすら目が開いて、麻酔科医の言葉に反応した時点で合図された研修医が抜管してくれた。あ、案外チューブって柔らかいんだ。
意識が戻るに連れカオスが襲ってくる。経験したことのないような激しい痛み。
あれ?なにこれ?
あまりの痛さに身体中震える。震えることで更に傷が痛む。その痛みの恐怖でまた体が震え・・・魔の悪循環。
病室までの道のり、廊下のわずかな段差で絶叫しそうな激痛が走る。
悪夢のような夜の始まりでした。
13時に搬入されて、帰室18時半頃のことでした。

耐えに耐えました。震えながら。
看護師さんが5人くらい一斉に計測、ストッキング履かせる、ポンプ装着、アイスノンを術創に当てる、採血、タオルであちこち保護、他もろもろの作業。
足を動かされた時には泣きました。痛すぎて喚くこともできません。

しばらく耐えた後座薬を入れてくれました。
効果?不明なくらい痛み変わらず。

そんな状況の中で、親戚のおじさんが亡くなったとか、家の隣の公園で野球してた近所の子がうちのガラスを割ったとか、聞きたくないような電話が次々。
神様はよほどこの手術に反対だったようで。
でももう遅いです、手術受けてしまいました。
お願いだからこれ以上心の平静を奪わないで。

日が変わる頃に、痛み時の指示で(おそらく入院時の指示かと)ロキソニン出てますが飲んでみます?と担当ナースさん。
冗談かと思いました。
この痛みにロキソニンとな?
普段の腰痛でもあんまり効かないんだよ?

飲みました。
他に何も手立てが無かったから。
体をピクリとも動かせません。激しくキズが痛みます。

長い長い、とてつもなく長い恐怖の夜になりました...

唯一慰めになったことは、夜勤の看護師さんが手にビニール袋をかぶせて背中のエア抜きをしてくれたこと、それだけです。

2月17日 入院2日目

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大学病院はスタッフの業種ごとに見事に業務分担がなされています。
入院時の病室案内や、オリエンテーションは病棟でクラークさん。シーツ交換はリネンスタッフ、部屋移動、給茶、環境整備、簡単な患者搬送などは看護助手さん。医師は学生や研修医含め沢山いるのでちょっとした介助や付き添うこともなく、看護師は本来の業務に専念出来るようです。検温も二人で回ってきて一人が観察やバイタルチェック、一人は端末に記録。
道を極めるには良い環境なのではと思います。恵まれています。


主治医ガーゼ貼り替えシャワーOK
8階から1階の売店まで階段で往復する(弾力ストッキング購入2300円)
麻酔科診察


手術の必要物品のチェックを受け、万端。
PTさんが訪問してくれ、歩行の簡単なチェックや、歩行時に意識するべき肩の水平や骨盤を前に出す方法、術後のベッドの上がり下りの時のコツ、その他不安なことをたくさん聞いてくれました。ありがたい。
ただ、手術が木曜日なので、術後2日目に行われるはずのことが少し週明けに延期になるかもしれないとのこと。やむをえません。

夕食後にはリハビリ室で歩行解析が行われました。半袖半ズボンのモジモジ君衣装でモーションキャプチャーです。
たまに録画映像で見る自分の歩行姿が見事にデータとしてパソコンの画面上に現れました。あんまり見たくない25年間続けてきた自分の歩き方。ムムム(悲)
術後3ヶ月でどのように変化したか又記録するらしいです。それまでに歩行はもちろん、体型も変化させなければと改めて実感しました。なにしろぽっちゃり。解析をしてくれたPTさんは、体型はアスリートやねと。いやいや、これ全部脂肪ですから。

今夜も下剤を服用して休みます。
20から21時アルジネートウォーター2本 ポカリイオンウォーター追加で

2月16日 入院1日目

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左股関節固定を人工股関節に置換するための入院1日目。

患者支援センターで入院手続き後、病棟で待つ、待つ、待つ...
途中リハビリ医の診察に呼ばれて1階へ逆戻り。整形外科のカルテをもとにいろいろ問診される。

何が一番困りますか?
え?生活全般。

違いました。股関節固定のため腰椎や頚椎に影響が出ていること、その影響が今後の進んでいくのを防ぐこと。今回の手術の目的はそれが一番です。

以前仕事をしていた病院で、今はもう退職されたPTさんのいとこにあたるらしいです。ある程度経過した後はどこの病院に転医するかの確認も。特定機能病院なので在院日数を減らすことは必須業務なのだと思われます。

お昼ご飯は仮のお部屋でいただき、その後ここしか空いていないという4人部屋に案内されました。担当ナースさんからたくさん説明を聞き(一度に聞くと忘れてしまってる)薬剤師が内服薬のチェックに来て、薬の錠数まで数えていきました。

主治医が突然現れて、説明室に呼ばれ、ナビゲーションシステムを使うにあたって本来であれば目印になるようなものが固定した関節では無いこと、出来れば局所麻酔で該当部位に何箇所か骨に穴をあける処置をしたいと。
骨に穴?
痛いですよね、それって。
さぁ、どうかな。
(自分の体じゃ無いからそりゃわからないよね)

ナビゲーションシステムの機能を最大限に生かすためには、目印があったほうが良いに決まってる。了承して透視下で行うことに。
局所麻酔は昔の歯医者の麻酔を思い出させるような痛さでしたが、恐怖はその後でした。針金?のようなものを皮膚に突き刺し、ハンマーでガン!ガン!
股関節部を中心に全身の骨が響く!怖い!
生汗がザーッと出るのを見かねて、放射線部のナースが腕を握ってくれ、その手の温かさに少し安心しました。計4箇所。
その後、CT撮影。
血圧が少し下がったのか、頭がふらっとして頭痛も少し。
なんだろ。我ながら我慢強いと思います。

整形外科医の手術は大工仕事とよく言われますが、もっと凄いことが全身麻酔下では行われているのだと思うと...考えるのはよしましょう(-。-;
(人工股関節手術はまず股関節を脱臼させることから始まるらしいですから)

じんわり出血もあったので、念のためシャワーは見送りました。
昨晩眠れなかったから入院初日はよく眠れるはず。期待をこめて。

主治医ムンテラ

中臀筋、脂肪変性ある
インプラントは50歳過ぎたら迷いなく入れる、入れ替えなし
骨頭は大きいものを入れる、脱臼予防のため、筋力弱い
筋肉の緩みが大きければ脚長する おそらく1cmくらいまでの範囲で