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2006年10月アーカイブ

久々に風邪をひきました
喉、鼻がイガイガ・モゾモゾ・ハクション・ズルッ・・・・って感じです

感染症には注意といっても、上気道炎くらいでも注意が必要なのでしょうか?
っていってもウイルスだから薬も効果なし
早いとこ寝るしかない・・・


今週からクリニックへの出勤開始に伴い、準備が本格化してきています
狭いクリニックの中では歩く距離はたいしたことないのだけれど、ものをひろったり
運んだり、電話にすばやく反応したり、業者さんの対応に追われたり、とにかくなにかと
動き回ってしまって自分が術後であることを忘れてしまいそうになります。

これも痛みの無くなったおかげ、でも無理しがちになるのでこのこともかな?り注意が必要だ


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厚生年金加入中に障害となったことから、障害厚生年金一時金目指してはじめた年金相談。
身体障害者法での障害等級とは判断が異なることから、話を進めていくうちに障害厚生年金3級(or2級)を目指すことに方向転換となった。

もしこれが認められなくても障害年金2級(国民年金)で申請しなおすことになる。

春先には結果が分かるだろうと・・・ははっ、気の長い話だわ^^;

人工股関節置換術を受けて12週と1日目。
二日前にいなかった主治医を追いかけてまたしても受診
今日はこないだより更に早く家を出る・・・午後からクリニックへ行かねばならないのだーっ

「ごめんよ?こないだ来てくれたんやなぁ」
なんて笑顔で言われると怒れない(もともと怒る気なんてないけどさ)

今日は「術後3ヶ月だから筋力測定でもして次回は1ヵ月後」な?んて機械的な診察ではない
仕事はしてもいいが負担がかからないようにくれぐれも注意すること。
痛みがなくなることでつい無理をしてしまい、3年くらいで人工関節にゆるみが出てきた
症例が報告されていたこと。
外へ出かけるときは出来るだけ杖を手放さないこと。
他にもいっぱい話をして、手術して終わり、なんてコトではなく手術は私の人生の中での
ほんの一こまにしか過ぎず、これからの人生をどう生きていくかを自分で真剣に考えなければならないことを十分思い知らされました。
二日前から荷重100%でそろそろ歩いてみて、なんだか股関節の周りに違和感を感じることと、右足(術足)に荷重したときに下がる感じがすることを伝えるが、まだ筋力も十分でなく、またこれまで使っていない筋肉に違和感に感じるのだろうとのこと。ちょっと安心する。
主治医が大丈夫といえばなんでもかんでも安心してしまうし、ダメといえば絶対ダメのように感じる。この人は今の私にとって絶対的な存在に感じる。いやそれほどの人なのだ(私には)

あぁ・・・やっぱり主治医には愛がアル
先生、どこまでもついていくよ?と思わせるものがこ私の主治医にはある。
が、クリニック勤務が始まることで平日時間が取れなくなった私。土曜日に別の病院で外来をしていることを聞きつけているのでそちらの病院のほうに受診に行かせてもらうことを了承してもらう。

次回は3ヵ月後。
変わったことがあればそのつど受診。(あってほしくはないけれど)


病気を治すだけが医師の仕事ではない
これは病院勤務を続けてきてたびたび思うことだった。
たとえ病気が良くなってもQOLが下がれば意味がない。まずは患者を一人の人間として捉え
その人の人生丸ごとひっくるめてその後の治療云々を考えてくれる先生に出会えることは
簡単そうでほんとうに難しい。
あ?・・・私は恵まれているなぁ・・・
このことを胸に刻みつけていないと私のことだからすぐ無理をしてしまうに違いないのだ!
我ながら直しようのない性格、でも自分の人生のため、私のために手術してくれた先生のため(?)
無理せず楽しく身軽な体で(要するにに太らない)レッツゴー!なのだ!

人工股関節手術万歳☆
寿命のせいで若年手術は推奨されていないけれど、痛みがなくなることの喜びとなによりQOLが向上することで「生きてる」ことを実感できる!
50歳まで家の中に引きこもって手術してもらえるのを待たなくて良かった!
先生との出会いに感謝します!

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術後12週・・・私にとっては大切な意味のある日だ。
いよいよ全荷重の始まる日・・・


朝、いつもの受診日より早く7時半に家を出る。
それでもあちこちの橋付近は全て大渋滞だ・・・大嫌い(涙)

ところが!到着した病院で初めて、今日は主治医がいないことを知る。なんでも急用で、とか。
定期のX線写真は撮影しておき出なおすことにするが、念のため異常がないかだけ別の先生に診てもらっておく。
う?ん・・・なんだか主治医じゃないとあんまり親身に聞いてもらえないような気がするのはなぜかな?
ま、いいや、また来るし。
次は1ヵ月後ねという先生の言葉に適当に生返事して帰宅。自由に受診できるのも今週限り。来週からは毎日出勤だぁ・・・


愛車のプジョーで今日は何十キロも走ったのだけれど、両膝がものすごく違和感を感じる。変だな?で終わらずにどうにもいたたまれないようなものすごく変な感じだ。
足元が狭いから長時間の運転はこの車ではむずかしいな・・・シュン


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現実はしっかり目を見開いて見なければいけない・・・・

そぉ?っと・・・のってみる・・・やっぱり(涙)

術後体重が変わってないことで少なからぬショックを受けた私だけれど、このところ、またしても体重がうなぎのぼりである。筋トレで筋肉が少しずつ増えている、というのは単なる言い訳・・・見た目に明らかに私は「丸い」のだ!
昨日プールの更衣室の鏡に写る自分をみて「少なからぬ」どころか「多大なる」ショックを受けた。
とにかく全身丸いのだ????

久しぶりのプールは着替えが少々不安だったのだけれど、短いほうのリーチャーを持参して、椅子に腰掛けながらだとなんとか自力で出来た。やっぱ、ワッフルの柔らかい生地の水着にしておいてよかった☆

ロフストランドもプールサイドまでついていき、監視員さんがプールに出入りするたびに手伝ってくれる。しかもみんな笑顔でとってもいい感じ☆
当然(私のように?)お腹の出たような監視員さんは一人もいなくて、筋肉はついてるけどモッコリしてなくてとってもしなやかな体・・・きれい?♪
前からだとさすがにはばかれるが、後姿には見とれてしまう(ウットリ)

ヨシッ!
あそこまできれいな体は無理でも少しは体を引き締めなければ・・・

歩く
歩く
歩く
歩く
途中10分間の休憩を挟み更に
歩く
歩く・・・

不思議?股関節が痛くないといつまででも歩けるのね!
交通事故の脳挫傷で右半身が不自由というおじさまが話しかけてくれる。お互い同じレーンをグルグル回ってるのだけれど、すれ違うたびに一言二言いろんなことを話してくれる。
日中のこの時間帯に私のような年齢の人は少ないのか、更に杖持参なのでなんとなくものめずらしい感があるのかな?2階のトレーニングも毎日行っているとのこと。75歳のおじいさんもやってるから私もきっと大丈夫、やってみたら、と勧めてくれる。

休憩を挟みながらもトータル70分歩いて初日は終了。
術前は20分が限度だったからすごく進歩してる!

久しぶりの疲労感。家事の主導権が私にないことが救いだ。
洗濯物を片付けて、お米をといでおくだけで私の夕方の仕事は終了なのだから・・・

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そして次の日。
昨日のおじさま来てないなぁ?と見渡しつつ今日はPTさんに出された課題「横向きにも歩いてみる」を試してみる。
25mプールの往路を前向き、復路を後ろ向き、更に次の往路を右横、復路を左横、と4種類の歩き方で繰り返すことにする。昨日は前進ばかりで夜間膝の痛みに悩まされたが、横向きや後ろ向きを組み合わせることで膝への負担が格段に減っている感じ。
変化がある分時間の進み方が早い?☆

途中休憩時間に採暖室でまたもやおじさまに話しかけられる。ペースメーカーを入れたインテリジェンスな方で、不整脈に関するミニ講義をほぼ一方的に話してくれる。○○には3つのパターンがあって、とか主な4泳法のうち、とか言葉の端々に「理論的」で几帳面な印象を伺わせる。水泳も得意なようす。平泳ぎしか出来なかったのに股関節の手術をしてそれもできなくなったから泳げなくなった、と話してみる。

休憩時間の終わりとともに車椅子の少女がプールサイドにやってきた。先ほどのおじさまがスロープで中ほどまで進めていき、両腕に浮き輪、腰にヘルパーをつけただけで今度は車椅子から降りて二人でどんどん水へ・・・両足はプッカリ浮いたままであるが少しずつ前へ進んでいくさまは、コレまでにどれくらいの練習をつんできたんだろうと思わせられる。
「足なんか使わなくても泳げるよ。あなたも泳げるよ」
おじさまの言葉に、「できません」とはいえない私。
何でもかんでも最初から出来ないと決め付けてたことがなんだか恥ずかしい。やる気がなかっただけ。
何度もl何度もプールの端から端まで往復して泳いでいる少女は、ものすごく輝いて見えた。


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退院後2回目のリハビリ。
馴染みのおじちゃんと又会って、待合室でしばらく喋る。
同じ股関節の手術をした病棟のおばあちゃまの知ってる限りの経過を一生懸命話してくれて、なんだろうなぁ?と思っていたら、あの年齢の人でも両足手術することでスムーズに歩けるようになったのだから私も左の手術も受けて(15年前にすでに固定してる)頑張って歩けるようになれ、ということだった。
他人事なのに一生懸命考えてくれてることになんだか心が熱くなる。ありがと・・・

数年前の私なら、右を人工にするついでに左も人工関節に変えてもらって両足の入れ替え手術覚悟でもいいから普通に歩けるようになりたい!と思ってた。
でもこの年齢で先生が手術に踏み切ってくれた勇気の影に「左股関節固定」という保険があったのかな、と今なら思う。7?8年という短い寿命だけれど、左に頼ることが出来なければその寿命も保証できないのだなと確信できる(自分の性格は自分が一番良くわかってる、じっとしていることなんて・・・)
固定していることで不自由極まりない生活だけど、右の股関節を守るためにはこれでよかったのかな(と、思うというよりは思いたい)
ないものねだりはすればするほど悲しくなる。
今あるものが私の全て。その今あるものを大切にするしか道はない。

左股関節を固定していることが何もかも邪魔する・・・と、手術の後もものすごく辛くて悩んだし、術後の生活も相変わらず不便で困るコトだらけだけど、固定してていいことだってきっとある!


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リハビリでPTさんと話してて、お風呂はどうしてるの?という話題になった。
入院中から引き続き、シャワーチェアーに座ってシャワーだけしていますと答えると、湯船にも浸かれるんじゃない?と・・・
確かに椅子を支点におしりで回転すれば足先をお湯の中につけることはできてたけど・・・
PTさんいわく、立ち上がり時に腕で体を支えるように上半身を起こしていけば大丈夫よ?
ほ、ほんまに???

早速入浴時に試してみる。
いざとなったら誰かに助けに来てもらえばいいや、という超楽観的なわたし。なるようになるさ!

膝を伸ばした状態で片足ずつゆっくり浴槽の中に足を入れていく。
両足入ったところでいったん立ち上がり、そのままゆっくり膝を曲げながらおしりを下げていって・・・
できた!
あ″?2ヵ月半ぶりの入浴だぁ・・・(感激)

もしかしたもう二度と湯船にはつかれないかも、と思ってた。術後約10週。出来ることがひとつずつ増えていって、ほんのちょっとだけど元の生活にちかづいていける・・・うれしい☆

湯船から出るときも両腕で上半身を支えながら、ゆっくり膝を曲げていったらすんなり立ち上がることが出来た。な?んだいけるじゃん!

膝や肩に負担を強いてやっとできる、というレベルだけど、今の私にはこんな小さなことがとてつもなく嬉しい☆
歩くときに生汗かかずにいられるなんて・・・超ハッピーなのだ♪

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自力側臥位成功☆

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手術後の処置以外で側臥位になるのは、リハビリでPTさんに介助してもらって中臀筋のトレーニングをするときのみ・・・だった。

家に帰ってからも自分で左側臥位(術側を上)になって筋トレは出来ていたけど、今日始めて右側臥位に成功した!!!やった!!!
固めの枕(股枕)をはさんででないと怖いけど、マットレスが病院のよりはいいのかさほど痛みを感じない。でも長時間していると痛みが余韻のように残ってる感じになるから要注意だ。

筋トレの回数も頻度も激減したけれど、立ってたり歩いたりすることでかなり筋肉を使ってる感じはする。特にキッチンに立っているとすぐ腰や背中がだる?く痛くなる。
が、中臀筋は意識して鍛えないと日常生活ではなかなか筋力アップは望めない・・・意識改革が必要だ(性格直さんと^^;)

クリニック初出勤

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退院前にすでに予測されていたことだが、家に帰ると筋トレの回数が減る・・・
病院ではリハビリ以外に朝昼晩とメニューをこなしつつ更に歩行訓練もしていたが、家ではいちいちベッドに横になるのが面倒でついついサボりがちになってしまう。
いかん、いかん!
筋トレ命!
脱臼予防のためにも、太りすぎ防止のためにも、なにより上手く歩けるようになるためにも!

朝の早めの時間にリハビリに行く。退院後初めてだ。
案の定ハムストリングスの伸びが悪い・・・いつもより浅い角度で突っ張って痛い。
筋力アップだけでなくストレッチもかなり意識的に行わないといかん!と反省・・・

急いで帰宅して、夕飯の支度。今日は夫が仕事でいないのだ。
正午には家を出発しないと、クリニックに12時半の約束だ。
今日は施工業者から引渡しの日で、机やソファなど備品を搬入する予定になっている。あちこちの業者さんが一堂に会するということで顔合わせの意味合いもある。
杖をついてヨゴヨゴしてる怪しい私を、みんな心中思うことが沢山あったに違いない。ハハハ
3時間半ほどいただけなのに腰が痛い・・・というかだるい、重い、しんどい。
歩く距離はたいしたことないが、立ってるだけで疲れるこの体、何とかせねば!

筋力の問題か、怖くて力が入れられないのか、なんどか杖なしで歩いたが、右足を踏み込むときにうまく踏みしめられない感じがある。ちょっと不安やな・・・

「杖が1本になったら」という条件はクリアできないままだけど、階段の練習をしたことでついに退院の日を迎える。
両松葉杖で帰っても不便なことは目に見えてるので、先の不安はいっぱいだ・・・

昨日階段と玄関先の手すりの工事も終了しているが、階段の手すりがどうも見た目におかしいらしい。
かえって納得。うちの階段の壁は段に平行に模様があるのだけれど、明らかにその模様と新しく取り付けた手すりが平行でない!あがり始めが低くて半ばまで上っていくうちにだんだんと高くなっていく。
こんな不細工な付け方よくしたなぁ・・・
退院が迫って急ぐからと慌てて工事をしてもらったのに、シャワーチェアーは届いておらず、業者さんの新しい担当者ののんびりした顔が思い浮かぶ(苦笑)

しかし全体的には「案ずるより産むがやすし」
体なんて環境に合わせて慣れていくものなのだ!たぶん・・・

勢いに乗って最近隣町にできた大型ショッピングセンターに出かける。雨のせいもあって人でいっぱいだ。ペットコーナーで犬を見る、観る、みる、ミル?
コーギーか、トイプードルを狙っているが、なにぶんお高くてなかなか踏み切れない。
家族が一人増えるくらいのつもりでいないと、適当なことでは飼い主失格だ!
とりあえず今日も見るだけで終わる。

退院のタイミングを計っていたようにマニフレックスのベッドマットが届く。
圧縮して送ってくるが、空気に触れると次第に元来の大きさに戻っていく。マットの2枚重ねになるが高さは申し分ない程度にまでなってくれ、座位が取りやすくなった。


夕食のしたくも助手として参加するのみ。
食器洗いのように一箇所に立ったままの作業はあまり問題ないが、調理となると前後左右に動かないと出来ないことが多くて、杖が手放せない私にはかなり厳しい・・・
お客さんのような一日がなんとなく終わる。