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股関節疾患と日常生活?覚書

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「日常生活で心がけること」
股関節に負担をかけないようにしながら、股関節の周りの筋肉を鍛える

◇◇◇日常生活のポイント◇◇◇

◎太らないこと(体重のコントロール)
◎長い距離を歩かない,走らない
◎重いものを持って歩かない
◎運動は、自転車や水泳など関節に負担の少ないものを
◎日常生活の工夫(杖の使用、椅子や風呂、トイレの工夫など)

■栄養管理
 ・バランスの良い食事を心がける
 ・多量のアルコール、カフェイン摂取は控える

■体重管理について
体重が1kg増えれば、股関節への負担は3?5kg増えます
股関節への負担を減らすためにも肥満には気をつけましょう
適正な体重は症状や骨の状態で個人差がありますので主治医と相談しましょう

BMI=体重(kg)÷身長(m)の二乗   標準は22


■生活様式の工夫

股関節に負担をかけないような生活を工夫しましょう

・トイレは和式⇒洋式へ
和式トイレの場合は便座の上に置いて洋式と同じような姿勢が取れる簡単な椅子が介護用品店やホームセンターで市販されています

・睡眠
布団よりもベッドのほうが、立ち上がり時の股関節への負担を減らすことができます

・入浴
シャワーチェアーなど高めの椅子が負担軽減に効果的です
浴槽内に椅子を置くことで座りやすくなる場合もあります
転倒防止のため手すりや滑り止めなどの利用も効果的です
※身体障害者の手帳をお持ちの方は、日常生活用具として申請するとシャワーチェアー購入の補助を受けられることもあります。お住まいの福祉課で確認してみてください。

・タタミの部屋
和室にも椅子を置いておくと便利です

・家事
柄の長い掃除機やモップなど、できるだけ立った姿勢でできる工夫をしましょう
買い物はカートを利用しましょう
キッチンにも背の高めの椅子をひとつ置いておくと座ったまま作業できたり休憩するときに役立ちます

・屋内での注意
滑りやすい玄関マットやじゅうたんなどは滑り止めを使いましょう
コード類は歩く場所に出てこないように固定するなど工夫しましょう
廊下、階段、玄関先など手すりを設置しておくと安心です
段差ができるだけ少なくなるような設計にしておくとよいですね

・日常生活用具
リーチャー、シャワーチェアー、ソックスエイドなど、可動域制限からくる行動制限に役立つものがいろいろあります
積極的に取り入れて日常生活での負担を減らすようにしましょう

・屋外生活
庭仕事(草抜き)などは、股関節が曲がりすぎないよう両膝をついての姿勢や椅子に腰掛けてが負担が減少します
庭仕事用の膝あて(プラスチックのプロテクター)なども市販されています

脚長差がある場合の靴:これも日常生活用具として医師の診断の元作成してもらえば、補助が受けられます
再製作までの期間には制限があって、1年半くらい(市町村に確認)たてば新しいものを作成してもらえます

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