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最大の問題は腸腰筋ではなかった・・・

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先日撮影したCTの画像データ。家ではまじまじ見ましたが、見るほどに気分は↓。
固定した関節を解除することは難しいのだろうな、という悲観的な気持ちでした。

撮影後4日目、主治医のところへ半年振りくらいに受診に行って来ました。
CTの画像を見ていて気になることが。腰椎の変形です。
22歳のときに腰椎椎間板ヘルニアの手術は受けましたが、以後は軽い腰痛が時折ある程度(たまにぎっくり腰のように動けなくなることもあったけど)。左股関節の固定の影響は上下の関節、すなわち膝関節と腰にきます。はい、来ています両方に。
今回はいつもの右股関節(人工関節置換術後)に加えて、お願いして膝関節と腰椎のX線写真も撮ってもらうことにしました。

X線写真の結果は
【右股関節:人工関節置換術後】→異常なし
【両膝関節】→関節間隙(内側)がやや狭くなってきている。ごく初期の変形性関節症
【腰椎】→「うーん」「こりゃもたんぞ」

若いときに手術を受けたのはL4-5
L2-3、L3-4の椎間板があるべき隙間がかなり狭くなっており、しかも位置がかなり変位している。
これこそ気になっていたポイントです。

CTを撮影したことはあえて伏せておき、冷静に・静かに・かつ思いをこめていろいろ話を聞きました。

今後、股関節が原因ではなく腰椎が原因で動けなくなるのではないかという不安がある。
実際、今でも腰痛がひどいときは体がくの字になったまま、伝い歩きになることも。
慢性的な腰痛は許容範囲内としても、そのために動けなくなるほどの痛みは辛い(我慢できないということではなく動けないことが辛い)
腰については一度手術を受けていても、まだやりようはあるとのこと。

(仮に)腸腰筋が痩せてしまっていたら、固定を解除するのは難しいのか?
腿を持ち上げるためには腸腰筋の働きだけでなくほかの筋肉も働いているので、解除後の歩行状態については腸腰筋だけでは判断できない。ただ、固定術を受けたときに結構大きく筋肉をばっさり切っているので(左股関節前面には筋肉ないのではというくらいぺちゃんこ)、その影響は免れないだろう。
しかし、少し前に固定関節を人工に変更した患者さんは、実際歩行状態が思うようには改善しなかったものの生活は(座位など)楽になったとのこと。
私自身も、歩行が「普通」な状態になることは望んではいない(望みたくても無理ということは理解しているつもり)けれど、生活がよりやりやすくなることは心から望んでいる。

ベッドで寝ていても仰臥位のみ、フラットに寝ると腰が痛くなる。座位は腿で支えるので長時間は無理、座れるいすも限られ背中を丸く腰に負担がかかる。立位は屈曲位のせいで腰椎の前彎がきつくなりすぐ腰が痛くなる。しゃがみこみすると立ち上がれない。トイレも洋式のみでしかも洋式でもさまざまな工夫が必要。お風呂で浴槽につかっても、広さによっては下半身のみ。宴会は会場で参加を決める(座敷だときつい)。なんだか愚痴のようになってきた。

閉所恐怖があり、閉塞感がことさら苦手。今後パニックも起こしかねない私にとっては、「歩行の不安定さのため杖が必要になる生活」よりも、「年齢とともに不自由さが増していく生活」のほうが怖いのです。

いろいろ考えるばかりでは前進なし。
まずはウェイトコントロールからはじめよう。はぅ。頑張れわたし。

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