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固定解除は夢ではない!現時点では

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人工股関節置換術を受けて7年と9ヶ月が経過しました。
今年に入ってより、いつもは定期検診だけだった主治医から定期の投薬を受けています。ビタミンB12とビタミンE。ときにトラムセットやロキソニンといった鎮痛剤の類。

今日は2月の雪の日以来、受診日です。


お薬が無いのでお願いします。
ビタミン剤と、ロキソニンがほしいです。

トラムセットは?

大切に大切に飲んでいるので、まだ2シート半は残っています。

(笑)僻地じゃないからそんな大切に飲まなくてもいいから。
(末梢神経障害性疼痛の薬(リリカ)とトラムセット(こちらは中枢性)の違いについて説明あり。)
手足の痺れを取るためにはリリカが向いている。が、腰痛には効果がない。
痺れは?

余り気になりません。時々痺れを感じます。手や足、でも一番気になるのは背中。
これは3年位前にK先生(近医)に頚椎のヘルニアから来ているといわれた。
そのときに短期間リリカも試してみた。

(頚椎について診察)(首の動きによる痺れなどの症状の悪化や発現はとくになし)
どんな風になったの?

両腕が脱力して力が入らなくなって、おえ?って感じに気分が悪くなることが何度かあって受診にいたりました。

(むむぅ?という顔で)そういう状況でよくここまでやってこられたなぁ・・・
(これは、両股関節、腰痛などほかの部位も含め、よくそんなにあっちもこっちも悪いなぁという感じ)

でも、(私は)この体しか経験していませんから。

それはそうやな。

やっぱり、骨や関節が生まれ持って弱いのでしょうか?

そんなことはない。

でも、整形外科の病気ばっかり・・・

股関節から左右のバランスが悪く、腰椎に負担がかかる、股関節固定の影響もあり座位などの姿勢保持のため、腰椎が後わん、さらに頚椎が前わん。みんな繋がっている。

LCCが諸悪の根源的な・・・

その通り。

そんなこんなで、今年に入ってからはあまり「手術してーっ」という自己主張は極力控え、手術してもらった人工関節以外での体の不調部位全体を理解してもらう努力を続けてきました。
つまり、
卑屈になることなく、お涙頂戴的な悲観的な感情を出すことなく、大きな望みがあるのではなく、自分の足で歩け、生活できるという最小限のADL確保が私の希望であり、人工関節は極めて良好な状態、固定した股関節にもここまで生活を支えてきてくれた感謝があり、しかしながら変股症から波及してきたさまざまな故障による生活障害があり、またそれが年齢的にはシビアな状況になりつつあることで、「やっぱり固定した股関節を人工関節に置換する以外に手が無いんですよね?、私の体」ということを少しずつ理解してもらう。

やりました。
仕事をやめる予定というと、手術を前向きに考えてくれる!という・・・視界がパ~っと開けるような状況になりました。


辞めてなにするの、今後の生活。

・・・(しばし思案)

園芸するとか、こんなことしたいとか、ないの

先生が固定関節を解除してくれたら園芸できます^^
せめて60歳くらいまでは自分の足で歩きたいんです。

それはいけるだろう。

でも腰が痛くなったら何にもできません。

そうやなぁ・・・

でしょ?でしょ?
結局、固定を解除するしか、自分の生活を守る方法は無いと私は信じてる。
たとえ、リハビリがうまくいかずに杖に頼る生活になったとしても、このまま股関節が動かない状態で年を重ねていくよりはずっとQOLは上だと思う。

それにしても先生のあの言葉・・・
よくこんな状況でここまで
健康で関節が自由に動き、どこも痛くないからだって、どんな感じですか?
振り返って、意識のある自分の人生の中で体に対する不安や苦痛がまったく無かった時期は一度もありません。
あまり自分を悲観的に捉えることは好きではないのですが、客観的にはやはりそういうことなのでしょうね。
今は今で、十分幸せだと感じてはいます。紆余曲折あっての今ですが。

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