固定股関節からの人工股関節置換術、2日め。離床の日です。土曜日です。
サブの担当医が出勤してきてくれるようです。
スタッフの方には前日からお願いし、医師の来る30分から1時間前に座薬を入れてもらうことにしていました。ボルタレン座薬。25mg。倍量でもよかったのに。
疼痛コントロール下にてドレーン抜去。
足架台のけると足が突っ張るように痛くてひきつる。なんかこわー
端座位をとってみる。よし、いけそう。
車椅子に移乗。サブ主治医に思い切りしがみつく勢いで、ぎゃーぎゃー(多分)言いながら、手助けのもと何とか移ることが出来た!術足は他人の足かというくらい重くて自分の意思では動かせない。でも取り合えず歩行への第一関門は突破したことに。
前医が気にして医局に来てたよ、と。病室まで来てくれたと言ったら驚いていた。
↑ 浮腫んでパンパンになっています。色もまだらで、とにかく足が重かった。実際体重も増えていました。食事が摂れないのに・・・。25年間じっとしていた筋肉や腱やいろんな組織が、急に動かされてギャーッて悲鳴を上げているような
手術創は蜂の巣みたいなところです。あとはドレーンの痕、内視鏡を入れた痕、骨を固定していた痕など。
ベッドで仰向けになっていると閉塞感が強くて、我慢できなくなるとすぐ端座位練習。午後にはバルンも抜いて(抜かれ)(ほんとはもうしばらくそのままにしておいて欲しかった)車椅子でトイレに行くようになったので必然的に何度も端座位、車椅子移乗、トイレで手すりにしがみつきながら用を足し(笑)自発的な訓練が出来ていたように思います。
可動域も出てないし。
安静を強いられるより、体を無理にでも動かすほうが、たとえ痛みがあっても精神的に楽だったのかも。
前回の右人工股関節置換術のころから、閉塞感、緊縛感、閉所、などなど、下手するとパニックを起こしそうになることが増えていたので、個室にいる間も、昼夜問わずドアは開け放し。暇があるとデイルームに出て行ったり廊下をうろついたり、とにかくじっとしていられませんでした。
この閉塞感は大学を退院するまで、転医してもしばらくは続くことになります。
【内服薬:鎮痛剤】
トラムセット4錠/日、ロキソニン3錠/日
ノルスパンテープ本日より
他:リクシアナ内服開始
【安静度】
ギャッジアップ 10から40度
車椅子、端座位
【食事】
串さしから普通食
【排泄】
尿管抜去しトイレ
術後二日目で、点滴・ポンプ・バルン、一気になくなった!