モンスターカレンダー

« 2006年7月 »
12345678910111213141516171819202122232425262728293031

手術前日(7/24)

| コメント(0) | トラックバック(0)

個室へ・術前訪問・麻酔科診察・剃毛・浣腸・爪きり・手術説明

●手術前日の処置

とりあえず個室に部屋替えとなり、シャワー・トイレ・洗面台・小型冷蔵庫、ソファ、ロッカー、電話、と、4人部屋とは違った環境に。
テレビをイヤホンなしで見られたり、パソコンを気兼ねなくベッドテーブルで楽な姿勢でできたり、寂しいことを除けばほぼ快適な環境になった。

夜、電気を消してはきっと寝られない(^^;)

手術室の若いナースが術前訪問に来てくれる。
疑問点や不安なことはだいたい伝え、生理が始まっってしまうことも考えよろしくお願いしておく。
つづいて麻酔科診察。
麻酔の方法などについて説明してくれる。痛みに関しては硬膜外でチューブを留置し術後の疼痛管理にも使用する。全身麻酔併用(意識をなくすため)(骨をゴリゴリ・バキバキ・関節外したりとても正気じゃ耐えられないことばかりだもんね)
不規則抗体が陽性であること、顎関節症があること、腰椎に麻酔をするとききれいに丸い姿勢が取れないことなど気になることはすべて伝えておく。
若いときは遠慮して言えなかった事でも、おばちゃん年齢になると何でもいえるもんだわ☆ポジティブにとらえとこ?

昨日準夜勤務のナースに確認したときは、剃毛はないとのことだったけど、ひざ下くらいから上は陰部・手術野くらいまで毛剃りしますと。
シャワー室もあるし、ある程度自分でしてあと確認してもらうことにする。時間をかけて丁寧にしたかいあって一発OK!

浣腸もリハビリ終了後自分ですることにする。

若い処置係のナースに足の爪を切ってもらったときはちょっと恐縮してしまった?

当日使用する寝巻きやストッキングなどを準備できてるか確認しますと病室担当ナースに言われたけど、その後音沙汰なし。
準備はきっと完璧!と自分では思ってる。


●手術説明 18:30?20:00

今日の手術を終えた担当医が病状・手術・合併症・その他についての説明をしてくれる。

<説明内容>

1)右変形性股関節症(亜脱臼性)
上記病名による変形・磨耗が著明。
手術の方法は人工の股関節に置換。切り取った大腿骨頭を利用して臼蓋形成術を併用。

2)手術の合併症について
?輸血は自己血を貯血(700ml)しているが、日赤血を必要とすることもあります。その場合副作用が起こることもある(感染:B型肝炎・C型肝炎・ATL成人T細胞白血病・HIV後天性免疫不全症候群など)
?創部からの感染
?下肢のむくみ(下肢深部静脈血栓症)と血栓の遊離による肺梗塞の危険性
?移植骨の壊死の可能性
?人工関節は将来的に再手術を必要とする
?人工の股関節は脱臼することもある

そのた質問したことについては丁寧にわかりやすく答えてくださって、準夜の看護師さんもびっくりするくらい長時間になってしまった・・・

単純に人工股関節に置換するだけなら3時間くらいの手術時間だけれど、臼蓋発達が不十分でしかもかなり痛んでいることから、自家骨による臼蓋形成術も併用するため約1時間長くなるとのこと。
しかも、骨移植することで荷重をかけ始めるまでの期間も通常より長くなると・・・これを聞いてちょっと愕然としたけれど、骨が自分のものになるまではそれくらいの慎重さは必要といわれ納得。
とりあえずは自分でできる筋肉トレーニングや体重コントロールで人工関節をフォローしていくことを考えようと思う。
筋肉を減らさず体重を落とす・・・う?む・・・どなたかいい方法があれば教えてくださいm(_ _)m

全体的な印象は・・・やはり左股関節を固定していることで生じてくる問題点がさまざまにあり、普通の人工股関節置換術よりさらに困難なことや気をつけなければいけないことが多いということ。年齢が若いことによるこれから先のリスクについても常に心にとどめ無理はしてはいけないということ。おまけに腰の手術の既往もあり、常日頃股関節が悪いことと固定していることでかなり負担がかかっているためこのことも念頭に入れておかなければいけないこと。
なんだか整形外科の病気の問屋みたいな気分である。

21時で絶飲食
ただし翌朝7時までは水分のみならOK
最後の(?)晩餐は煮物だったけど、主食以外ほぼ摂取。以後食べられないと思うとついおやつまで食べてしまう・・・意志薄弱なわたし

shorui.jpg


▲このページの先頭へ

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://yurayura.candypop.jp/henkoshou/mt-tb.cgi/13

コメントする