モンスターカレンダー

« 2006年7月 »
12345678910111213141516171819202122232425262728293031

初めての受診?6月28日

| コメント(0) | トラックバック(0)

tama6.gif
初めての受診はドライブ気分だった。
近医の紹介状持参では来たものの、手術にはたぶんたどり着けないと勝手に思い込んでいたし
本人自身が一番のほほんとしていたように思う。切迫感なし。緊張感ゼロ。初めての病院で物見遊山な受診。
近医に「不便だろ、不便だろ」と言われることはあまり好きではなかった。
人から見ると確かに不便。左股関節を固定している上に右も可動域制限でほぼ固定してるような状態。おまけに痛みで歩けない。
でもコレが自分の体だし、健康体から突然なった状態じゃなくて十何年も(もっと?)かけての今の状態。
自分で不便と思うことがもしあっても他人にそういわれることは嬉しいことでも喜ばしいことでもない。
でも冷静になって考えると、医師という専門職の視点で客観的に見ると、手術をしたほうがいいくらいな状態にまでなっている、ということなのだろう・・・

なにより10年、20年先の人生より、今の人生のほうが大切だから、できるものなら人工関節置換の手術を受けて、40代の人生を後ほんの少しだけ自由に生きてみたい。そうずっと考えていたことが根幹。
水中歩行に行っていたプールで知り合った50代後半の人がまだ元気で仕事を続けていると知ったこと、ボランティアで参加したパソコン講座の受講生Hさんが術後1年半で仕事にスポーツに走り回っていることを知ったことが、私の気持ちに加速をかけてこうして紹介状を握って初めての病院に来させている。

紹介状のあて先であるM先生は、診察前に予め撮影した股関節の単純写真と紹介状を交互に見ながら
「う?ん・・・」
可動域を診察したり、左を固定したときの担当医E先生の話をしたりしながらさらりと
「手術はできますよ」
と。
あまりに簡単な答えにちょっと驚きながらもたくさんある聞きたいことが頭をめぐる。
通常65歳で人工関節に置換した場合の寿命は約15年。早い場合は10年。
若く手術すればするほど、運動量との兼ね合いで寿命は短くなり、私の場合は7?8年で再手術が
必要になるだろうとのこと。

7?8年・・・あっという間と考えるか、その間痛みから解放されると考えるか・・・

術後の経過はいろんな病院のホームページでクリティカルパスで見てきたが、ここではどうなのかと
気になってたので
「術後の経過はどうですか?」
と聞くと
「術後ぉ?そりゃぁ、ハッピーハッピーじゃ!」
と頓珍漢ににっこりしながら返事してくれる。はははっ・・・(汗)
要するに術後どれくらいで歩けるかなんて、それぞれなのでわからない。

手術してもらえることが嬉しいのかなんなのか複雑な心境のまま、なんとなくそわそわした気持ちで
帰路に着いた。
予約の患者さんの中で順番が来たら連絡をくれることになる。

さあ、準備だ!
心の準備
入院用品の準備
残していく家のための準備

これからとってもとっても落ち着かない生活が始まる。


▲このページの先頭へ

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://yurayura.candypop.jp/henkoshou/mt-tb.cgi/3

コメントする