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術後29日目(8/23)

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毎日の空気がふわ?・・・と流れていく感じ
昨日と今日じゃなぁんにも変わりないけど、1週間前、2週間前とは大きく変化している
時間の流れはすばらしい☆


●夕刻の退屈時間に
いつものように手術を終えた主治医がふらりとやってきた。
「おう!」
ベッドに腰掛けていた私の隣に並んで腰掛けてきて話す。関節の動き具合や座る時の姿勢のとり方、いろんな姿勢の可否などなど。しばらくして立ち去ろうとするのでCTの結果を尋ねると「忘れてた?」と慌てて写真を取りに行く。
術前術後の単純写真とCTの画像・・・術後の写真は初めてだ!
単純写真で見る移植部分はもやもやっとしてて、ほんとにこんなので支えられるのかなぁ・・・と不安になるような頼りなさだ。移植部分はピンで留めているのではなく、主治医の言葉を借りると「メリケン粉状の」ものをつけているだけだと言う。粉を捏ねただけの屋根の下に留められた人工の臼蓋。荷重を制限されるのも無理は無い。
CTを撮影した目的は接合面を見るため。人工骨頭の足の部分が大腿骨の内部の壁面に接しているかどうかの確認をしたらしい。不安定な骨髄腔のなかで危うい感じではまり込んでいる人工骨・・・これが私自身にがっしり噛み付いて体の一部になってしまわないと、50kg余りの私の体重を片足で支えていくのは当然無理だ。

今まで理屈では理解していたつもりだったが、こうして現実(写真)を目の当たりにしながら訥々と説明されると、術足の荷重制限の厳しさがより一層必要不可欠なものとして心に刻まれる。
近医に変わるのを前になんだか釘を刺されたようで心がちくちくしたが(←実際よからぬことを考えていた)主治医の言う「これからの第2の人生」をうまく生きていくためには、今までのように「必死で」がむしゃらになることは黄色信号なんだなぁ・・・。
なんにでも一生懸命、人のためにも一生懸命。そんな全力疾走な生き方は自分が息苦しくなるだけじゃなく周りの酸素も薄くしてしまいそう。7?8年後に再手術が必要だとしても、それまでの人生は大切に生きていくことが私の課題だと思う。
・・・これって結構むずかしいかも^^;


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